このキャスト、しかも作・演出が三谷さんとくれば面白く無いはずがない!と思っていたけど、期待以上の素晴らしい舞台でした。面白かった~ 今年観た中で一番かもしれない。
深津絵里さんが、とってもキュート。可愛すぎます。ずーっとベッジの夢の話聞いていたかったなぁ。
浅野和之さんは、いったい何役やってらしたのかしら?なんでこんなに?と思っていたら、あとで深い意味があったと気づかされました。
英会話を翻訳した日本語の会話と本当の日本語の会話のニュアンスが違うのも可笑しくて、ことに大泉洋さんの訛りが可愛かった。日本語だとちょっと気取ってるように聞こえる金之助とのギャップも。
でもこれも後々起こる事件の伏線となっていたのですね。
本当に面白い舞台でした。同じ三谷さんの「国民の映画」もよかったですが、「ベッジ・パードン」の方が好きです。
あんな魅力的なベッジを苦しめる弟の浦井くんが恨めしかった。
哀しい結末ですが、ベッジの明るさとミスタージャックのお陰であまり湿っぽくならなかったのも良かったです。
深津絵里さんは、演技力があるだけでなくチャーミングで素敵な女優さんになりましたね。
この作品で女優賞取って欲しいなと思います。