マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

ビブリア古書堂の事件手帖

2011年11月30日 | 
表紙を見て勝手に「謎解きはディナーのあとで」みたいなユーモアミステリーかと思っていたんだけど全然違いました。でも面白かった!

ビブリア古書堂の事件手帖

ビブリア古書堂の事件手帖
著者:三上延
価格:620円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



古書店の若く美しい店主、栞子さんとご大輔さんとの恋模様も気になるところですが、古書店に現れる人々と古書との関係がミステリー仕立てになっていて、普段は人とコミュニケーションをとるのが超苦手な本の虫のような栞子さんが、人が違ったように生き生きと、その博識をもとにスラスラ謎を解き明かすところは痛快です。

続編もあるようなので読んでみたいと思います。

ダンス・オブ・ヴァンパイア

2011年11月29日 | ミュージカル
一週間ぶりの帝劇。

待ちに待ったクロロック伯爵の舞踏会に行って参りましたよ

「ダンス・オブ・ヴァンパイア」二日目。

先週は、ニューヨーク行きの船だった帝劇がすっかりヴァンパイアのお城に変わっていましたよ。



コウモリが飛び交いチケットもぎりの方々もドラキュラ伯爵みたいな黒いマント姿。

昨日初日が開いたばかりですが、流石、何度も再演されてるだけあって完成度高い!

ちょっと演出変わった?と感じるところもありましたよ。

クロロック伯爵のお城の寝室でプロフェッサーとアルフレートが寝ていると、ベッドのアチラコチラから黒い衣装のヴァンパイアダンサーズがワラワラと現れ出るシーンは、AMPのスワンレイクのワンシーンを彷彿とさせます。

この時の歌とダンス、素晴らしい

特に森山開次さんのしなやかな動き、手の表情の美しさに見とれてしまいました。

女中マグダ役のジェニファーさんは、とても色っぽくて歌唱力もありますね。マダムヴォルフなんて似合いそう。

今日は、森山さんと知念里奈さん、浦井健治君の初日だったので、カテコでのご挨拶がありました。

司会の駒田さんは牙を飛ばすし、浦井くんはしどろもどろになって山口さんに突っ込まれたりして客席は大爆笑でした。

最後、ヘルベルトにフリを教えて貰いながら皆でヴァンパイア達と一緒に曲に合わせて踊るのも楽しいんですよね。

自然にオールスタンディングになりますよね。

普段は絶対にカテコで立たない母もこの時ばかりは立ち上がって楽しそうに皆と一緒に手を動かしてました。

最後、紙吹雪で真っ白になりながら劇場をあとにしました。

やっぱりダンス・オブ・ヴァンパイアは楽しいですね。

山崎×高橋×新上コンビでも観てみたいな。

女子会

2011年11月25日 | グルメ
代官山のお気に入りフレンチ「ル・ジュー・ドゥ・ラシエット」で女子会?です。


カラフルなシャンデリア。


お花はもちろん生花 華やかです。


おつまみ これはいつもと同じ 皆さん大喜び。


マリネした秋刀魚と季節の野菜のバロティーヌ ソーヴィニヨンブランのジュレ

Ballottine de ''Sanma'' mariné avec légume de saison. gelée au sauvignon blanc.

前菜です。 秋刀魚で野菜を巻いて白ワインのジュレがかかっています。肝のソースも。全然生臭くなく酸味が爽やか。周りには百合根や蕪があしらわれてます。


お魚はアオハタ カリカリの牛蒡でぐるぐる巻にされてまして牛蒡のソースや牛蒡のパウダーがかかっていてまさに牛蒡づくしの一品。 


ゆっくり火を入れた蝦夷鹿腿肉のロースト  ソース ポワブラード  ねずの実の香り

Cuissot de chevreuil “Ezo”légèrement cuit. sauce poivrade. Parfume de genièvre.


お肉は蝦夷鹿 臭みが出ないように低温調理した鹿のロースト 赤ワインのソースとビーツのソース。柔らかくクセがないけど滋味がある美味しいお肉でした。 柿、里芋、坊ちゃんかぼちゃ他の付け合せの野菜がとても美味しいのが嬉しい。


デザートはモンブラン。と言ってもそんじょそこらのモンブランとは違う、レストランでしか食べられないモンブラン。一番下にはサクサクのメレンゲ、その上にカシスのムース、牛乳のアイスクリーム、栗のクリームと層になっています。複雑な味のモンブラン。一つでいろんな味が楽しめます。

飲み物は、色々な種類のコーヒー、紅茶、ハーブティーから選べます。
私はヴィヴァルト。自分で作るカフェオレ、カプチーノ。楽しいです。

お皿で遊ぶという店名の通り、とっても楽しいお店です。



MOCO'Sキッチン

2011年11月24日 | グルメ
朝の情報番組ZIPの最後のほう、7:55AM頃にやってるモコズキッチンが毎朝の楽しみであります。

羽鳥さんが日テレ辞めてからこの時間帯は他局の情報番組を見るようになったんですが、このコーナーだけはチェック。

速水もこみちさんが手際良く、鮮やかな包丁さばきで作るお料理はいつも美味しそう。

身近な材料で簡単に作れ、しかもおしゃれ。

先日は、海鮮チゲをやってたので早速作ってみたら、本当に簡単で美味しくて本格的な味でしたよ~

友人たちにも教えたら大好評でした。

こんな本も出ていますよ。

MOCO'S キッチン

MOCO'S キッチン著者:速水もこみち価格:1,200円(税込、送料込)楽天ブックスで詳細を見る



きみと食べたら、きっと美味しい。

きみと食べたら、きっと美味しい。
著者:速水もこみち
価格:1,700円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



MOCO飯 きみを笑顔にする料理

MOCO飯 きみを笑顔にする料理著者:速水もこみち価格:1,700円(税込、送料込)楽天ブックスで詳細を見る


オーダーメイド殺人クラブ

2011年11月24日 | 
辻村深月さんの本です。



オーダーメイド殺人クラブ

オーダーメイド殺人クラブ著者:辻村深月価格:1,680円(税込、送料込)楽天ブックスで詳細を見る



すごい内容です。

自分を殺してもらうための計画を少年Aになりたい同級生と練る14歳の少女。

家族と友人が全てみたいな狭い世界しか知らなかったあの頃の息苦しさを思い出しました。

その中の一つでも上手くいかないと、この世の終わりに思えてしまう中学生時代。

読んでて恐ろしく、辛かったです。

ラストが唐突な感じがなきにしもあらず・・・でも、良かった!とホッとしました。

ニューヨークに行きたい 東京千秋楽

2011年11月20日 | ミュージカル
昨日は「ニューヨークに行きたい」の東京千秋楽でした。

橋本さとしさんのアドリブも全開で、とって~も楽しい舞台でしたよ。

一年の締めくくりに「ニューヨーク~」とか「ダンス・オブ・ヴァンパイア」のような最後に舞台も観客も一体になれてノリノリになる楽しいミュージカルはやっぱりいいですね。

カテコのご挨拶で、浅丘ルリ子さんが22名のアンサンブルの皆さんを労う言葉を掛けていらっしゃいました。
さすがのお言葉と感激しました。
本当に次から次へといろんなキャラに変身し歌い踊りまくっていた彼らこそ影の主役と言ってもいいくらいでしたもの。

泉見洋平さんは、公演中怪我をされたとか。そんなこと微塵も感じさせない可愛さで戸井さんとの微笑ましいゲイカップルぶりに心が和みました。

瀬奈さんとさとしさんとのやり取りも絶妙の間で、演技とは思えないほど息がぴったりでしたね。

今日のフロリアンは石川くんでしたが、瀬奈さんに師匠と呼ばれるほど、最後のご挨拶が他のどの方よりもしっかりしてました。子役恐るべし。

これから大阪でご覧になる皆様も存分に楽しんでくださいね~


悪人

2011年11月18日 | 舞台・映画
先日、テレビで放映された映画、妻夫木聡さんと深津絵里さん主演の「悪人」を観ました。

吉田修一さん原作の感動を損なうことのない素晴らしい映画でした。

妻夫木君の熱演もさることながら、三谷作品での深津さんとのあまりの違いにびっくり。

演じる役ごとに全然違う顔を見せてくれる深津絵里さん、やっぱり素敵な女優さんです

「素敵な金縛り」と「ラビットホール」

2011年11月17日 | 舞台・映画
映画のはしごです。

午前中に見たのは「ラビットホール」。

ニコール・キッドマンが子供を亡くした母親を演じているのですが、その細やかな感情表現が素晴らしかったです。

ドキュメンタリーを見ているような感じでした。

さすが「ブラック・スワン」のナタリー・ポートマンとオスカーを争っただけのことはありますね。

よくあるお涙頂戴ものとは違い、いつまでも子供との想い出に浸っている夫にイラついたり、子供を事故で死なせた
加害者少年との心の交流など、ちょっと理解出来ないなぁ・・・と思うところも有りましたが、再生への希望が感じ
られるラストで良かったです。

お昼を挟んで三谷幸喜さん監督の「ステキな金縛り」。

う~ん、面白い事は面白いのですが、先週TVで観た「ステキな隠し撮り 完全無欠のコンシェルジェ」がとても面白かったので期待しすぎた分、物足りなさが残りました。

昼下がりに観たせいか時々眠くなっちゃってうつらうつら・・・でもその度に周りの笑い声で目が醒めたのでちゃんと起きてればきっと面白かったんでしょうね。反省。

深津絵里さんはキュートで可愛いし西田敏行さんや中井貴一さんはさすが、阿部寛さんのダンスも愉快でした。

でも一番笑えたのは落ち武者みたいなタクシー運転手でした。

トライアングル 探し屋ジョニー

2011年11月14日 | 舞台・映画
最初、井上くんが殺し屋のハードボイルド?それにしてはノーテンキなチラシだねと勘違いしてた「トライアングルVOL2探し屋ジョニーヤマダ」。



渋谷パルコ劇場に行って来ました。

いやあ予想以上に面白い舞台でしたよ。

もっとハチャメチャな舞台なのかと思ってたんだけど、無くしたものを探すために他人の記憶の中に潜入する探し屋ジョニーを演ずる井上芳雄くんがとてもキュートで魅力的。

ストーリーも切ないけど湿っぽくなく明るく元気になれるものでした。

3人の弾けっぷりが半端じゃない。

おバカな小学生時代やクリスマスにトナカイのかぶりもので歌い踊る姿なんて抱腹絶倒。
似合いすぎ可愛かった~

歌やダンスもいっぱいでミュージカルというよりはショーって感じ?
男っぽい彩乃かなみさんとナヨナヨした優等生の新納慎也さんとの三人の息もぴったりで本当に楽しかったです。


これはVOL2だそうですが、次も是非観たいなぁ~と思いました。是非VOL3もお願いしま~す

客席には田代万里生さんも。流石背が高くて端正なのでひときわ目立っていました。

炎の人

2011年11月12日 | 舞台・映画
市村正親さん主演の「炎の人」。

凄い舞台でした。見応えあります。

段々に精神を病んでいくゴッホの苦しみが伝わってきて胸が苦しくなりました。

この舞台を見るまでは、ゴーギャンのことをゴッホを利用するだけ利用して見捨てた冷酷な奴と思ってたのですが、考えが変わりました。

強烈な個性を持つ者同志が一緒に暮らすのは、さぞや辛いことだったんでしょうね。ゴッホだけじゃなくゴーギャンにとっても。

市村さんだけでなく、益岡さんのゴーギャンが良かったせいかもしれませんが。

2幕冒頭のゴッホの絵を背景にしたゴッホからテオへの手紙は特に胸にジーンと響きました。



最近読んだ本

2011年11月12日 | 
芸術の秋・読書の秋ですね。

最近読んで面白かった本です。

☆「おしまいのデート」瀬尾まいこ著 

【送料無料】おしまいのデート

【送料無料】おしまいのデート価格:1,260円(税込、送料別)

 

5編の短編のうち特に気に入ったのが「ランクアップ丼」と「ファーストラブ」
どちらも男同士の師弟愛と友情の物語。爽やかな感動があります。
人間っていいなと思えます。

☆「49日のレシピ」伊吹有喜著

【送料無料】四十九日のレシピ

【送料無料】四十九日のレシピ価格:1,470円(税込、送料別)



辛気臭い話かと思いきや、心温まる楽しく前向きになれる小説でした。
出てくる料理も不思議だけど美味しそう。

  

平成中村座

2011年11月08日 | 歌舞伎


先日フジテレビで放映された勘三郎さんのドキュメンタリー番組を見た直後の観劇だったので、よくぞここまで・・・と感無量です。

勘三郎さんは2番目の「お祭り」だけのご出演でしたが、「待ってました!」の掛け声に「待っていたとは有難い!」と笑顔で返し踊るその姿に胸が熱くなりました。
踊りの最後にはあっと驚く仕掛けもあります。それは観てのお楽しみ。

義経千本桜は何と言っても仁左衛門さんの男ぶりに目がクギヅケでした。

相撲取りとなよなよした若旦那の二役を演じた勘太郎さんも見事でした。
勘九郎襲名が楽しみです。


アマデウス

2011年11月07日 | 舞台・映画
銀座のル・テアトル銀座で「アマデウス」観劇です。



サリエリから見たアマデウス・モーツアルトが描かれています。

大筋はミュージカル「モーツアルト!」と同じですが、ミュージカルの方は天才モーツアルトの苦悩と家族との葛藤に重点が置かれていましたが、「アマデウス」の方は、客観的に見たモーツアルト像とサリエリとの関係が描かれます。

サリエリがいかにモーツアルトの才能に魅せられていたか、何故サリエリはモーツアルトを毒殺したのは自分だという噂を広めたのか・・・謎が解き明かされていきます。

映画の「アマデウス」と同じようにモーツアルトの幼稚で下品なおバカさんぶりを武田真治さんが好演。

内山理名さんのコンスタンツェと良いコンビでした。

幸四郎さんはさすがの存在感でした。

そういえば客席には、染五郎さん父子?や市村正親さん(業界人っぽい赤い髪のひげを生やしたお兄さんがいるなぁ・・と思っていたら市村さんでした。ゴッホを演ってる最中だからなのね。とても60過ぎには見えない若々しさ!!)もいらっしゃいました。そういえば染五郎さんは以前モーツアルト
を演じられてましたし、市村さんはミュージカルでモーツアルトの父レオポルドでしたっけ。
舞台装置や衣装も豪華で華やか、モーツアルトの曲もたくさん演奏されます。
ミュージカル「モーツアルト」を観た方は、より楽しめるかも。

本日は、歌舞伎ファンが多かったのか?年齢層はかなり高めでした。

金のモンブラン

2011年11月07日 | グルメ
銀座のアンリ・シャルパンティエで金のモンブランを食べてきましたよ。



土台はサクサクのメレンゲ。あまり甘くない。マロンクリームも中の生クリームも絶妙な甘さで上に乗った栗は濃厚な大人の味。

とっても美味しいモンブランでした。

例年は12月からお店に出るアップルパイ(ここのアップルパイが大好きなんです)ですが、今年は天候不順の影響で作れるかどうかわからないそうです。

そういえば、バターも最近はまた品薄になってますよね。

うちの近所のパン屋さんでは、そのせいでクロワッサンなどのバターをたくさん使うパン類が個数限定販売になってるところがありますよ。

震災だけでなく猛暑も今になって色々なところに影響が出てきてるんですね。