9月下旬から10月初めにかけて約1週間、クルーズの旅に行ってきました。
行きは飛行機でまず台北へ。
まずは故宮博物院観光。翡翠の白菜やら瑪瑙の角煮、象牙の玉の彫刻などは入室制限するほどの混雑ぶり。
最近は平日休日関係なくいつでもこのように混んでるのだそうです。中国からの観光客がどっと押し寄せているのだとか。
そのあと小籠包で有名な鼎泰豊へ。
飲茶を主体にしたお料理の数々を堪能。流石に本場の小籠包は美味でした
焼売や餃子にもスープが入っているのにもビックリ。空芯菜炒めや酸辣湯、翡翠炒飯、デザートのお饅頭など味もボリュームも満点。
満腹で全部は食べきれませんでした。
明日からは、クルーズで船内の色んなレストランで食べ放題だし、この旅で確実に3キロは太っちゃうなぁ~などどお目出度いことを考えてた私。この後起こる悲劇も知らずに・・・
翌日基隆から船に乗ります。基隆→石垣→那覇→基隆
お客さんは殆どが台湾人か中国人のため案内やアナウンスは英語または中国語。
部屋は狭いですが、トイレもシャワーも付いてるのでまあ快適です。
でも冷蔵庫やポットがないのにはビックリ。お湯や氷が欲しければいちいち頼まないといけません。
レストランの料理はビュッフェなんですが、朝食やアフタヌーンティーの料理の種類が少ない上に美味しくない。
サラダといえばレタスとミニトマトだけ。フルーツはスイカだけ・・・こんな調子。
中華レストランの朝食は更に食べるものが無かった。
太るどころか痩せました・・・ダイエットしたい方にはオススメ。
唯一タイレストランだけは、美味しかったなぁ。特にトムヤムクンが。
デザートや飲み物もここは充実してたし。
ガラ・ディナーの洋食もまともだったので夜はどこも少しはマシなのかもしれません。
しかしながらディナーなのに食後の珈琲が出なかったのは疑問???
石垣や那覇への寄港は、下船や乗船に時間がかかるため現地滞在時間が4~5時間足らずなのであまり観光はできまセんでした。
台湾や中国の人にとっては沖縄は観光というよりは買い物のために来るところのようです。
ドラッグストアやスーパー、家電量販店はそんなお客さんでいっぱい。
台湾に戻って夜の九份へ。
ここは昔は家が九件しか無かったから九份と名付けられた街だそうです。
ところがその後金鉱が発見されゴールドラッシュで栄え、金が掘り尽くされまたさびれたのだとか。
浮き沈みの激しい町のようです。
それから台湾の有名な映画監督侯孝賢がこの街を舞台にした「悲情城市」という映画がヴェネツィア映画祭で金獅子賞を取ったことによって再び脚光を浴び台湾有数の観光地となりました。また「千と千尋の神隠し」のモデルになったとも言われているそうです。
こちらは九份で有名な茶芸店。
中はレトロでシックな素敵な雰囲気。
今まで色々なクルーズを体験している方のお話では、やはり日本の船が最高のようです。
私達が乗ったのはカジュアル船だったのでこの程度なんでしょうかね。
以前母たちが乗ったプリンセス・クルーズは食事もサービスもとても良かったそうなのですが・・・
美味しいと評判の台湾菓子の店で買った「富貴満堂」。
松の実が入ったパイナップルケーキ。