マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

ミュージカル「 シャーロック・ホームズ アンダーソン家の秘密」

2014年01月30日 | ミュージカル
ミュージカル「シャーロック・ホームズ アンダーソン家の秘密」の劇評が出ていた。

結構好意的で、橋本さとしホームズと一路真輝ワトソンの丁々発止のやり取りがコミカルで面白いらしい。

今ひとつ耳に残る旋律がないのが残念とのことであったが、一人二役をジキルとハイドのように演ずる浦井健治君の演技力ある歌唱が見事で見どころの一つであるとも。

来月観に行くのが楽しみになりました~

あっ、でもその前に雪組の「Shall we dance?」があるんだった

辛口の姉様に伺ったところ「面白かったよ~」とのことなので、こちらも楽しみです。

最近のテレビ

2014年01月29日 | ドラマ
今シーズン観てるドラマ

「紙の月」 角田光代さんの本もとても面白く、共感できる点も痛いくらい沢山あった。 
「明日ママがいない」 子役の演技が素晴らしい。特に芦田愛菜ちゃんは恐ろしくなるほど上手い。
「相棒」 殺伐とした刑事物が多い中、ほっこりする。

そういえば先日の「嵐にしやがれ」で荒川静香さんに嵐がフィギュアスケートを習いスベリ嵐を選ぶ、というのをやってたんだけど、大野君の飲み込みの良さと身体能力の高さにはビックリでした。
荒川静香さんも感心しきりでした。

冬眠する熊に添い寝してごらん

2014年01月28日 | 舞台・映画


シアターコクーンで蜷川幸雄さん演出の舞台「冬眠する熊に添い寝してごらん」を観てきました。

15分間の休憩を入れて3時間45分の結構長丁場の舞台ですが、あっという間でした。

伝説の熊猟師とその子孫の川下兄弟。兄はライフルのオリンピック選手、弟はエリート商社マン。

仲良しの二人に詩人の女がかかわることで兄弟二人の間に亀裂が入り弟が壊れてゆく。

時空を超えて新潟の油田から福井の原子力発電所まで、「欲望するエネルギー」の話が語られる。

「百年の想像力を持たない人間は、二十年と生きられない」

これが、この作品のテーマ。

難しい作品だが、舞台から客席を包み込むように巨大な回転寿司のベルトコンベヤーが出現したのには度肝を抜かれた。

また本当の回転寿司屋のように客が行き交い回ってない寿司を注文したり、ビールを飲んだり、お店の人がサービスのために走り回ったりと賑やかで、それぞれの客の小芝居もありとても面白かった。

この舞台は、前の方よりも通路後ろのほうがいろんな役者さんを間近に見られて楽しいかもです。

因みに私は、1階のL列でしたが、オペラなくても良く見えました

井上芳雄くんと上田竜也くん、鈴木杏さんの3人は難しく長いセリフが多くて大変だと思うけれど、全然そんなことを感じさせないくらい自然な演技でした。

特に井上くんは、観る度に成長してるのが嬉しいです。

犬の役の人の動きが素晴らしくて感動でした

本屋大賞候補発表

2014年01月28日 | 
本屋大賞の10候補作品が発表されました。

候補作は次の通り。

教場(長岡弘樹)
去年の冬、きみと別れ(中村文則)
さよなら、オレンジ(岩城けい)
島はぼくらと(辻村深月)
聖なる怠け者の冒険(森見登美彦)
想像ラジオ(いとうせいこう)
とっぴんぱらりの風太郎(万城目学)
村上海賊の娘(和田竜)
昨夜のカレー、明日のパン(木皿泉)  
ランチのアッコちゃん(柚木麻子)

すでに読んだことのあるものが2冊、どちらも面白かった。

因みに「聖なる怠け者の冒険」と「ランチのアッコちゃん」。

本屋大賞は、ある意味芥川賞・直木賞受賞作よりも我々一般人には読みやすく参考になりますよね。

シャヴァンヌ展と「楽園のカンヴァス」

2014年01月24日 | 美術館・展覧会
文化村ザ・ミュージアムで開催中の「シャヴァンヌ展」に行ってきました。


初めは特に興味があったわけではなく、招待券をもらったからという単純な理由だったのですが・・・行って本当に良かったです。

「幻想」というペガサスと二人の人物が描かれている全体が青っぽい作品に心惹かれ、そういえばどこかでこんな絵の描写を観たような気がする・・・もしや、と思って説明のプレートを見ると「大原美術館所蔵」とあるではありませんか


原田マハさんの「楽園のカンヴァス」の冒頭で大原美術館の学芸員の主人公がじっと見つめていたあの絵がまさにコレだったのですね。

そして彼女が見たいと思った他の絵も展示されていました。

この絵を観られただけでも来た甲斐があったというものですが、アルカディア(理想郷)をテーマとしている幻想的で美しく心が豊かになるような絵が沢山ありました。

見ているだけでホッとするというか幸せな気持ちになれる・・・そんな絵たち。

全体が白っぽくて靄に霞んでいるような気がしたのですが、まさにそこにはシャヴァンヌのポリシーがあったんですね。壁画は建築の一部なのだから、それだけが目立ってはいけない、全体と調和させなくてはいけないという。

スーラやゴーギャンなども彼から多大なる影響を受けているのだそうです。

35分位ある説明のビデオが流れていたので見たのですが、今まで知らなかったシャヴァンヌという壁画家に対する理解が深まってとても面白かったので、これから行かれる方は是非ご覧になって下さい。

それにしてもリヨン美術館をはじめとしてヨーロッパの美術館ってそれ自体が素晴らしい芸術品といった趣の建物が多いのですね。

そんな建物の中の壁に描かれている彼の壁画を是非観てみたいものです。

シェ・アズマのオニグラ

2014年01月24日 | グルメ
代官山でお仕事をされている方が、オニオングラタンの美味しいお店と絶賛されていたシェ・アズマに行ってきました。

ランチは1500、2800、3800円の3種類あります。

今日は、どうしてもオニオングラタンが食べたかったので、中間の2800円のコースに。


豚肉のリエットとフランスパンをひとしきり食べた後、お目当てのオニグラが
滑らかなリエットと焼きたてのフランスパンが絶妙でホントはワインが頂きたくなりました
美味しくて二人で殆ど平らげた。

オニグラは噂通り玉葱の甘みがギュッと凝縮されていて美味しかった~焦げたチーズがまた絶妙。


メインの子羊のローストは全然臭みがなく柔らかくてジューシー。付け合せのジャガイモのグラタンも美味。


連れのは三元豚のグリエ こちらも脂身がしつこくなくて柔らかく良い味だったそうです。


チーズケーキとピスタチオのアイスクリーム 甘酸っぱいイチゴのソースがコクのあるニューヨークチーズケーキによく合って。ピスタチオのアイスもさっぱりしてて美味しかったわ~

「路地裏のビストロ」と銘打っているだけあって気取らずに本格的なフレンチが頂けるお店でした。

勿論お料理の味は一流。接客も感じ良かったし、渋谷から歩いて10分くらいで行けるので渋谷で用事のあるときは、ちょくちょく利用したいと思います。

若い人でも気軽に入れそう 友達にも教えてあげようっと。

オペラ カルメン

2014年01月22日 | オペラ
初台のオペラハウスにてオペラ「カルメン」鑑賞。

本や映画・オペラなどで何度か観たことがあるので、ストーリーはよく分かっていて馴染みのある演目です。

今日は男子校の団体鑑賞会だったらしく男子生徒さんが多数いました。

皆さん大人しくご観劇。やはり知ってる曲が多いので聴いてて楽しいですよね。

「目が悪いので字幕の字が見えなくて歌詞の内容がよくわからなかった」と話してた生徒さんもいましたけど。残念。字幕があるときは眼鏡は必需品だよね

カルメン役のケテワン・ケモクリーゼさんは、美貌と美声と情熱的な演技でカルメンにピッタリ。

相手役のホセ=ガストン・リベロさんもよく伸びる心地よいテノールで素晴らしかったです。

エスカミーリョ=ドミトリー・ウリアノフさんは、堂々たる体格でいかにも強そうな闘牛士のようでした。

勿論こちらの歌唱も素晴らしかった。

今まではカルメンは男を振り回す悪い女、というイメージだったけど、今日観てちょっとイメージが変わりました。  
その美貌のために多くの男性にチヤホヤされ自由を愛するカルメンと、愛する者のためには牢獄に入ることも厭わないしカルメンを独占したいホセの生き方・愛し方があまりに違いすぎて起きた悲劇なんだなと感じました。

だからカルメンはそんなに悪い女には思えなかった。

二度の休憩をはさみ約3時間半でしたが、面白くてあっという間でした。

次回は「死の都」です。

クリエミュージカルコレクション

2014年01月19日 | ミュージカル
シアタークリエに行ってきました。

もちろん「クリエミュージカルコレクション」を観るため。



素晴らしいコンサートでしたよ~

今まで、ミュージカルのコンサートに行くと、やっぱりミュージカルの曲は芝居の中でこそ生きるものなんだなぁ~と少々がっかりして帰ってくることが多かったのですが、今回のは違います。

もし同じようなことを考えて躊躇している方がいたら絶対に行ってと勧めたい。

山口祐一郎ファンは勿論のこと、特に中川晃教君や上原理生さんのファンのかたは必見です。

アッキーの「残酷な人生」「時が来た」が聴ける貴重なチャンスですよかくいう私、大感激でございました。

今回はダンス・オブ・ヴァンパイアとRENT、ルドルフからの曲が多いなという印象が。

山口さんの朗々たる歌唱も健在でした。できればコロラド大司教閣下の曲も聞きたかったな。

幕開きはアッキーがカウチソファに座りSHIROHのエピソードを。

その後キャストの皆さんが一人ずつ登場。最後に山口祐一郎さんが登場しコンサートのスタート。

うろ覚えですが、曲目はざっと以下の通り。

ACT1
我を信じよ 「三銃士」より (山口祐一郎)客席降りあり最前列のお客さんたちとハイタッチ!

Autobiography 「トゥモロー・モーニング」より (石井一孝)

42nd Street 「42nd Street」より (涼風真世)

明日への道 「ルドルフ ザ・ラスト・キス」より (上原理生)

キッチュ 「エリザベート」より (瀬奈じゅん)客席に降りて通路をぐるっと一周 何人かのお客さんに絵葉書をあげてました。ウラヤマシイ

まるちり 「SHIROH」より (中川晃教)

愛のデュエット 「ダンス・オブ・ヴァンパイア」より (山口祐一郎・知念里奈)

ひとりは皆のために 「三銃士」より

(アトス・今拓哉、ポルトス=中川晃教、アラミス=石井一孝、ダルタニアン・上原理生

あの夏はどこに「三銃士」より (瀬奈じゅん、今拓哉)

星から降る金 「モーツアルト!」より (涼風真世)

I'll Cover You 「Rent」より (上原理生)

私は私「ラ・カージュ・オ・フォール」より(今拓哉)

少女の頃 「イーストウィックの魔女たち」より (知念里奈、瀬奈じゅん、涼風真世)

「ダンス・オブ・ヴァンパイア」

アブロンシウス教授とアルフレートがクロロックの城を訪ねる場面~Act1ラストまで(芝居つき)

クロロック伯爵=山口祐一郎
アブロンシウス教授=石井一孝
アルフレート=中川晃教
ヘルベルト=上原理生
クコール=今拓哉


ACT2

残酷な人生 「モーツァルト!」より (中川晃教)

その目に 「ジキル&ハイド」より (知念里奈、涼風真世)

You Are the Top 「エニシング・ゴーズ」より (上原理生)

虹 「ローマの休日」より (山口祐一郎)

Look What We Made 「トゥモロー・モーニング」より (石井一孝 上原理生)


Cinema Italiano 「DRAMATICA/ROMANTICA」より 知念里奈 カッコイイ

見果てぬ夢 「ラ・マンチャの男」より (今拓哉)

エニシング・ゴーズ 「エニシング・ゴーズ」より (瀬奈じゅん)

キャンディードの嘆き 「キャンディード」より (石井一孝)

闇が広がる 「エリザベート」より (山口祐一郎、上原理生)

二人を信じて 「ルドルフ ザ・ラスト・キス」より (知念里奈)

時が来た 「ジキル&ハイド」より (中川晃教)

夜のボート 「エリザベート」より (涼風真世、今拓哉)

Seasons of Love 「RENT」より (全員)

アンコール

おさえがたい欲望 「ダンス・オブ・ヴァンパイア」 (山口祐一郎)

「ダンス・オブ・ヴァンパイア」よりフィナーレ(全員)


幕が閉まってからも拍手鳴り止まずカテコは3回。最後はオールスタンディングでした。

最後にマイクを持った祐さんが何を話すのかと思ったら、客席に向かって「アッキーのお父さぁん!」と叫んでました。

久しぶりに中川くんの歌声を聴いたらまた「モーツアルト!」と「SHIROH」が観たくなってしまいましたよ

でも「モーツアルト!」の再演にはアッキーは出ないんだよね。特別バージョンで出てくれないかなあ・・・

あ~楽しかった  大満足の公演でした

東京會舘 シェ・ロッシニ

2014年01月19日 | グルメ
東京會舘のバースデイメニュー。


オードブル盛り合わせ サーモン、生ハムとマンゴー、テリーヌ、カニを詰めたトマト、お魚のマリネ


生姜のスープ 体がほっかほかに温まりました。


ご存知シェ・ロッシニの名物 ローストビーフ ワゴンでテーブルまで運んできて目の前で切り分けてくれます。本当に美味しい


サラダ


デザート盛り合わせ


お土産のバースディケーキ付き。上にはオレンジ、真ん中には苺がサンドされてます。美味しかった

楽しい誕生日でした

東野圭吾 「祈りの幕が下りる時」

2014年01月19日 | 
東野圭吾さんの「祈りの幕が下りる時」を読みました。

面白くて一息に読んでしまいました。

加賀恭一郎が主人公のシリーズ。

北国で一人の女性が孤独な死を遂げた。それは幼い頃に別れたきり、音信不通だった恭一郎の母親だった。

そのことを彼に知らせたのは誰?

母と親しくしていたという男を探すうちに、恭一郎はある事件に巻き込まれていく・・・

とっても読みやすく面白かったです。

親子の情愛をテーマにしているので切なかった。

この小説にも、原発作業員の苛酷な勤務状況と管理の杜撰さの描写があります。

最近の東野作品には原発関連のことが多く見られるような気がします。

「夢幻花」もそうでしたね。

マリベル

2014年01月18日 | スイーツ
関西のお友達から送って頂いたお菓子。

ニューヨークが本店のマリベルのナンテとフルーツディップ


こちらはナンテ。
チョコレート、紅茶、珈琲の三種類のフレーバーのチョコクッキー。
ザクザクとした食感と上質で濃厚なチョコレートの味がたまりません。オ・ト・ナって感じ。
普段お菓子をめったに食べない夫が珍しく3枚も食べてました。よっぽど美味しかったんでしょうね。
でも、絶対に「コレ美味しいね!」とは言わない。ホント、素直じゃないんだから。


こちらはフルーツディップ
ドライフルーツに色んな種類のチョコをコーティングしてあります。
人気商品らしいです。

京都のお店はアンティーク調で可愛いです。

日本初出店とか。

渋谷にもトゥモローランドとコラボしたお店があるようですが。

今度覗いてみようかな。

Iさん、ごちそうさまでした




重慶飯店麻布賓館

2014年01月15日 | グルメ
麻布の重慶飯店で友達と新年会です。


クラゲや叉焼の入った中華風サラダ


牛肉と野菜の炒め


蟹肉入りフカひれスープ


エビのチリソース


チャーハンと激辛麻婆豆腐


デザート盛り合わせ

この他にスパークリングワイン、ビール、中国茶も。

どれも美味しくいただきました。特にフカヒレスープと麻婆豆腐。

これで2500円とは超お得ランチでした。


真田十勇士

2014年01月15日 | 舞台・映画
青山劇場で観てきました。





ギャグありワイヤーアクションありの大活劇。

映像も駆使してまるで劇団☆新感線のような舞台でした。

実は、松坂桃李君目当てだったのですが、幕が開いた初めから目は勘久郎さんに釘付け。

緩急をつけた巧みなセリフ回しと動きの綺麗なこと!

歌舞伎役者さんは幼い頃から日舞などやってるからでしょうか、ホントにどなたも所作が美しい。

桃李くんはカッコイイけど殺陣とかの動きが今ひとつ。

若手のイケメン揃いの舞台なんですが、セリフ回しがちょっと・・・という方も。

そんな中、二役をやっている福士誠治さんとか由利鎌之介の加藤和樹さん、青木健さん、村井良大さんが光っていました。

比嘉愛未さんもとても綺麗で動きが軽やかで見事なくの一ぶり。

思わぬところで平幹二朗さんや坂東三津五郎さんも登場。

これから観る皆様、どうぞお楽しみに


林真理子 「野心のすすめ」

2014年01月12日 | 
一昔前の女性の結婚願望といえば「三高(高身長、高学歴、高収入)」の男性とでしたが、最近の若い女性は「三平」がいいんだそうな。何でもそこそこ人並みならばOK ということらしい。

そんな野心のひとかけらもないような若者たちに、もっと上を目指さないと人並みの幸せも手に入れることはできないのよっと活を入れるハヤシマリコ姉さん。

彼女と同時代を生きてきた女として、共感するところも多々あってとても面白い。

例えば親からまともな躾を受けずに育ったので、こういう時にはどう振る舞ったらよいか?とかどんな挨拶をしたらよいか?など全然わからず、その度にマナーの本をみて独学したそうですが、私も同様でした。

ドラマや本から知識を得て実践していたので、時々とても場違いな間違いをして大人たちの失笑をかっていたと思います。

そんなところ、とても親近感を持ちました。