マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

東京土産その3

2010年12月30日 | 季節のたより
東京駅大丸のベスト3は麻布かりんと、ねんりん家のマロン香る焼き芋クーヘン、シュガーバターサンドの木だそうです。
ますますシュガーバターサンドの木が食べてみたくなったよ!

坂の上の雲 藤本隆宏さん

2010年12月28日 | ドラマ
広瀬少佐かっこよすぎです。
気は優しくて力持ち・・・友情に厚く胸板も厚く沈着冷静かつ熱いハートの持ち主。
ロシアで一番愛された日本人というのもわかりますね。
彼の遺体は、発見したロシア軍兵士達の手で丁寧に埋葬されたと聞き、今まで反感を持っていたロシア人に対するイメージが少し良くなりました。

広瀬を演じられた藤本隆宏さんは、元水泳選手でオリンピックにも出られた方ですよね。

ずっと前に「異色の経歴の俳優」ということでニュースか何かで取り上げられてました。その後観たエリザベートにも革命家の役で出ていらっしゃいましたが、堂々たる体格、甘いマスクとよく響くいいお声が素敵でしたが、ちょっと押し出しが弱いかな・・・と感じました。

終演後、楽屋から出ていらした藤本さんにサインをお願いした所「僕なんかでいいんですか?」とちょっとびっくりしながらも気さくに応じてくれたのですが、上手くサインが書けなくて(私のペンが悪かったせいなのに)「こんなになっちゃってごめんなさい。」と、とてもすまなそうに謝ってくれて、なんて良い方なのかしらと感動したのを先日のスタパを見ていて思い出しました。

豪放磊落な広瀬と自分は正反対の性格なので役作りには随分と苦労されたと仰ってましたが、広瀬役の藤本さんも素敵でしたが素のシャイで話すのが得意じゃないと仰る藤本さんも私は好きです。

いつまでも今の藤本さんでいてください。

そしてまた舞台でも素敵な歌声を聞かせて下さいね。


日曜美術館

2010年12月27日 | 美術館・展覧会
この前の日曜日に「オルセー美術館 傑作10選」の再放送をやっていました。

どれもこれも記憶に残っている素晴らしい作品でしたが、中でも一番好きなのがこれ。






ゴッホの「星降る夜」とルソーの「蛇使いの女」です。 


東京土産その2

2010年12月25日 | 季節のたより
先日の続き。

青山のとろなまドーナツのお店のとろなまバームクーヘンは1日30個限定だそうです。
羽田空港での人気は東京限定ティラミス。

川端康成さんが愛した「カド」のクッキーとフルーツケーキ(1250円)は誰にでも喜ばれそう。

スイーツではありませんが、食通の作家開高健さんがお好きだった「金陵」の炭火焼皮付き焼豚は200グラム1050円だそうですが、皮がパリパリ中はジューシーでとても美味しそうです。
こんど是非買ってみなくちゃ。

佐野洋子さん

2010年12月25日 | 
先日亡くなった佐野洋子さんの本を読んでいます。

「役に立たない日々」。佐野さんのエッセイ?なんですがとても面白いの。

「100万回生きたねこ」しか読んだことがなかったのですが、エッセイも書いてらっしゃるんですね。

あの感動的な「100万回生きたねこ」を書いた人はどんな方なのかしら?と興味津々だったのですが、このエッセイの洋子さんは、シビアな観察眼を持った漫画の意地悪ばあさんのような極悪でぶっ飛んだ人・・・娘も読んでそのギャップに大笑い。

でも共感できることも沢山あって痛快です。
 


メリークリスマス

2010年12月25日 | 季節のたより
クリスマス寒波が到来とか・・昨日から底冷えする寒さですね。

30年来愛用していたガスオーブン・コンベックが壊れてしまったので、今年はクリスマスケーキ作るのやーめたっ・・・と思っていたんですが、近くのニシキヤさんのロールケーキを買ってきてデコレーションしてみることに。

生クリームは上質のを奮発、イチゴはあまおうを使って雪の積もったブッシュドノエル風。

たまたま帰ってきていた息子が木こりと斧を飾ったらこんな風になってしまいました。


ニシキヤさんの世田谷生ロールは、あの有名なロールケーキよりさっぱりしていてスポンジが香ばしくて美味しいと思います。家族や友人も同意見の人多数。しかも1本900円と安い!!

クリスマスケーキは、15センチくらいの大きさでも3500円もしてたのですごく得した気分です。

みなさんも是非お試しあれ



東京みやげ

2010年12月23日 | いいものみつけた!
最近の流行りは大丸東京店のシュガーバターの木だとか・・・サクサクの生地の間にホワイトチョコ?のクリームがサンドされてるのもあるようです。まだ食べたことは無いのですが美味しそう

帰省土産にもいいかもしれませんね。

山崎ヴォルフ観てきました。

2010年12月22日 | ミュージカル
山崎育三郎君のヴォルフを観てきましたよ。

歌もうまいしバク転とかもしてたから身体能力も高そう!ビジュアル的にもやんちゃな役がよく似あってました。

山崎くんいいんだけどちょっと頑張り過ぎで見ていて疲れるわ~と隣のおばさま達が話してたけど、私も同感。

素晴らしい熱演で、それはいいんだけど、一本調子のような気がしないでもないなあ・・・と。

緩急のつけ方の巧みさは井上ヴォルフの方に一日の長があるということかしらね。

山崎くんは中川晃教君と似た感じで好きなヴォルフなんですが、中川くんはもっと自然体だったように思います。

コンスタンツェ役HIROとのハーモニーも井上くんの声の方が聞きやすかったです。

でも父レオポルドとの確執のシーンなどは胸に迫るものがありました。

市村さんの息子を思うレオポルドの歌を聴いてたら涙が出てきました。

父との確執、自分の才能との戦い・・・天才も大変だけど周りも振り回されて大変なのね~レオポルドと団十郎さんがダブって見えたのは私だけでしょうか?

香寿たつきさんの男爵夫人は素晴らしいですね。歌が上手いだけじゃなく母性と包容力を感じさせるスケールの大きさが素敵でした。

今日は前から2列目だったのでラストシーンで祐一郎さんや市村さんの目がうるうるしてるのを見てこちらもうるうるしてしまいました。

今日のアマデは黒木璃七ちゃん。今日が楽だったそうです。カテコでの山崎くんとのご挨拶が可愛かった。

色々注文付けたけど山崎ヴォルフは初めてなのにとっても良かったと思います。また「モーツァルト!」の再演があるとしたら是非山崎君で観たい!!と思っているのでよりパワーアップした姿をみせて欲しいと思っています。

今年の観劇納めがこんなに素敵な作品で本当に幸せ

帰路北の空に流れ星を見ました。

来年も幸せな出合いがいっぱいありますように。






玉三郎さん追加公演

2010年12月21日 | 歌舞伎
あっという間に完売しちゃった玉三郎さんの特別公演。

松竹はこれに気を良くしたのか、追加公演が発表になりましたね。なんと元日から玉三郎さんお仕事なのね。

21日発売ですって! 前回撃沈した方はチャンスですよ。


モーツァルト!

2010年12月20日 | ミュージカル
本日昼、井上芳雄君バージョン観てまいりました。

既に観た友人が言ってたとおり、芳雄君は随分男っぽく骨太のヴォルフになっていて驚かされました。
前はボーイソプラノのようなかん高い声で貴公子然としていたのが、ザラザラした低い声になり野性的なヴォルフに変身していてとても良かったです。今まで色々な舞台を経験してきたお陰かしら?演技に厚みがでましたね。
エリザで華々しくデビューした頃から着実に進化を遂げていて嬉しくなりました。

今日の席は、A席で2階G列センターでしたが、とても見やすくこれで6500円(リピーター割引)とは超お値打ち

モーツァルトってこんなに綺麗なステージだったっけ?というほど照明も衣裳も美しくて感激でした

1幕ラストのアマデの鬼気迫る演技素晴らしかった~因みに松田亜美ちゃんでした。

HIROさんのコンスは歌も演技も前回よりもミュージカルっぽくなっていて良かったです。今までのコンスは、お母さん達と一緒にヴォルフをたぶらかして利用してるような感じを受けたんだけど、HIROのコンスからは、ヴォルフのことが大好きなのにお互いの気持がだんだんすれ違っていくもどかしさみたいなものが感じられて、歌声は胸に迫るものがありました。

レオポルドが亡くなってからラスト迄のシーン、鳥肌立ちっぱなし。
井上くんだけじゃなくアンサンブルの皆さんのヴォルフを追い詰めるようなコーラスが素晴らしくて

山祐さんと市村さん、涼風さんはさすがの貫禄と抜群の安定感で
吉野さんのシカネーダはアドリブが随分増えましたね?!

テーマも楽曲も素晴らしくてやっぱりモーツアルトは名作ですね。
終演後、皆さん口々に「素晴らしかったね!」「これはナンバーワンだね!」と話してましたよ。


明後日は山崎ヴォルフに初見参です。

断捨離その3

2010年12月18日 | 日記
まあ、出るわ出るわ映画や演劇関係の雑誌にビデオの数々。 遺品の整理じゃないけど、亡くなってしまった方のものは捨てるにしのびなくてつい保留にしてしまいます。しかし心を鬼にして何点かを残して処分することに。

そんな片付け中に発見した昔の日記。といっても映画を観た感想みたいなものなんだけど、結構これが面白いの。

「そうそう!あのころはこんなコト考えてたんだよね~」とか、「大好きな人のことを綿々と書き綴ってるけど、他人から見たらアブナイ人だよ、コレじゃあ!」とか突っ込みながらつい読んでしまいました。考えてることは今とあまり違いがないけど文章力は昔のほうが上でしたね。残念ながら。
もちろんコレは捨てませんよ。

ついでに玄関も大掃除。
履かない靴や履けない靴をごっそり捨てることに。高級ブランドの物(あまりないけど)は、勿体無くてなかなか捨てられないので曲者ですね。こういうモノは、履きつぶすか、新しいうちにリサイクルショップに売るに限りますね。
履けるけど流行遅れの物とかかび臭いような物は悩まずに捨てられて、いい気持ち。
靴が溢れていた玄関がスッキリ広くなりました。

あとはクローゼットと台所もやらなくちゃ。

でもだんだん快感になってきましたよ。


断捨離その2

2010年12月17日 | 日記
「断捨離」。昨日のクローズアップ現代でも取り上げられていましたね。

自分のものならいざしらず、親の遺品となるとその人の思いがこもっていそうで、なかなか捨てられないと思っていましたが、昨日の方は思い出は心の中にあれば良いと割り切り、特に気に入った物以外は処分されていました。
家だけではなく心のなかまでさっぱりしたと仰っていましたね。

私も今は、録りためたビデオ類を処分しています。中身を観てしまうと捨てられないのでタイトルだけ見て処分する物と保留の物に分けています。

元々物欲があまり無いのですが、最近ではますます物を買うことが少なくなり、もっぱら消え物にお金を使っている今日この頃です。

私が死んだ後、残された家族が処分に困る事のないように、今のうちから段々と身辺整理をしておこうと思っているんです。あんまりくだらないものが次々と発見されてもカッコ悪いしね。

玉三郎さん

2010年12月17日 | 歌舞伎
海老蔵さんの初春花形歌舞伎が中止になったお陰で急遽玉三郎さんの特別公演が行われることになりましたね。

こう言うのもなんだけど玉三郎ファンの私にとってはラッキー

会見での玉三郎さんの男気ある発言にコレは是非行かねばと気合を入れましたよ、昨日の一般発売。

WEB松竹、スイスイ繋がってワーイ(^O^)と喜んだのも束の間、いきなり固まっちゃって進むことも戻ることも出来なくなり(;´д`)トホホ…。

でも暫くしたら何とかまた繋がって友人との2枚無事ゲット出来ました。新年早々玉三郎さんの阿古屋が観られると思うと今から楽しみです。

毎年行っている浅草歌舞伎も今年は、愛之助人気で盛り上がってますよね。浅草公会堂は舞台と客席が近いのでとても観やすいし、出演者が若い人ばかりなのでフレッシュです。頑張ってる姿を観てるとパワーを貰って元気のなれるし応援したくなります。友達にそう話したら、歌舞伎界のジャニーズみたいだね。と言ってたけどそんな感じかもね。

私たちが観る日のお年玉が愛之助さんとわかったので楽しみが一つ増えました。


カンテサンス

2010年12月16日 | グルメ
2ヵ月前から楽しみにしていたミシュラン☆☆☆のフレンチレストラン「カンテサンス」に行ってきました。

場所は、白金台駅から歩いて10分程のプラチナ通りを少し入った所。
「アニュ」や「フロリレージュ」と同じようなさりげない店構え。知らなかったらうっかり通りすぎてしまいそうです。

気に入って何回もリピートしてるという人がいるかと思えば、メリハリの無いお皿が淡々と続いてどれがメインか分からないとか、塩とオリーブオイルにこだわっているらしくてどれも同じような味とか、以前訪れたことのある友人の感想は賛否両論。

そんなわけで自分で確かめてこようと心して臨んだのですが、さてその感想は?
素晴らしいの一言に尽きます。

さすがミシュラン☆☆☆を守り続けているだけのことはありますね。

熱々の具沢山のスープに始まり、山羊のチーズのブラマンジェ、ポワロとウニのタルタル、カジキのソテー、3時間かけて低温ローストした津南豚のロースト、洋梨のシャーベット、そば粉とマスカルポーネのケーキに至るまですべて美
味しい。

カジキは、お肉?と見まごうばかりのミディアムレアな火の通し加減が絶妙でした。
ローストポークは塊の周りの脂身に細かい切れ目を入れてカリカリになるまで焼いて余計な脂を落としコラーゲンだけにしてから、オーブンで低温調理。1分入れては5分出しを繰り返すこと3時間とか。
プライムリブローストのようなジューシーな仕上がりに感激でした。

お肉をサービスされる前に「この次のお肉のポーションはカジキと同じくらいがいいでしょうか?それともちょっと大きめでご用意しますか?皆さん、量が少なくて足りないから、この後どこかのケーキ屋さんに寄ろう!なんて事のないようになさってくださいね。」と言われたので少しボリュウムアップしてもらったら、カジキの倍位の結構なボリュウム。でもペロリと食べられちゃうくらい周りがカリカリで香ばしく、ほんのりピンクのお肉はしっとりジューシーで柔らかく本当に美味しかったわ

ソースもハーブやスパイスがいい感じに効いていて、素材の美味しさをひきたてていましたが、それに使われているワインやリキュールもソムリエの方が「そんな貴重なもの入れちゃうのっ」とビビるほどの上等なものなんだそうです。

以前行った方の中には、「お料理は美味しかったけどサービスが上から目線で感じ悪かったわ。」と言ってた方もいましたが、全然そんなことはなかったですよ。

みなさんとっても感じが良くて、お料理やワインなどの説明も丁寧で分かりやすかったし、プロフェッショナルな中にもユーモアがあってお話ししてても楽しかったです。

帰りにロビーでシェフと一緒に写真を撮っていただきましたが、お料理と同様に男前な方でした。若いのにビシッと筋が通っていてやはり突き抜ける人は違うなあと思いました。

写真は個室だからOKだったのですが、シャッター音がすると他のお客様に迷惑なので残念ながら私は撮れませんでした。

「カンテサンス」いいお店ですね是非また行きたいです。問題は予約ですね。