ハリーポッター２回目

本日２回目のハリポタ観劇。
内容を知ってるにもかかわらずとても楽しめました。
今日のお席は一階I I列。
端っこだけど良く見えました。
1回目は2階B列センターで全体がよく見えたけど、今日は下手方向から。
今日は魔法がどうなってるのかジーッと見てたけど分からなかった。特にポリジュースで変身するところ、凄いし面白い。
ほぼ同じキャストだったけど、前回よりもパワーアップしててとても良くなっていた。
前にトラプルでストップしちゃった辺り、ちょっとアレレ？と思う場面もあったけど事なきを得た。
あのデスイーター？ディメンター？の出てくる場面は迫力あるけど色々難しそう。

早霧せいなさん、大人グループの中で一番男前でカッコいい。流石元トップ男役。
声の出し方、話し方も前より迫力あって凄みが増してた。
藤原竜也君のハリーは早口でまくし立てる事が多く聞き取れないセリフが多くて残念でした。

アルバスの親友でドラコ・マルフォイの息子のスコーピウスがとてもいい存在感。
他のキャストも皆さんハマり役。
これからますます良くなる予感。
違うキャストでも観てみたくなった。

ハリーポッタープレビュー公演

ハリーポッターのプレビュー公演を観てきました。

赤坂駅からACTシアターへ続く階段の両壁はまるで魔法学校の廊下。中央にはこのお話の最重要アイテムが





本棚に当日のキャスト表


劇場ロビーの赤い絨毯にもHの文字が


今日の席は2階席B列正面　始まる前からずっと駅のアナウンスが


時計も重要アイテムね




2幕の始まる前はこんな感じ

ハリーポッターは小説も映画も前半は好きだったんだけど後半にいくに連れダークになった世界観について行けなくなったクチの私。
そんな自分が大人になったハリポタの舞台なんて楽しめるかなぁ…でもあの魔法の世界がどんな風に舞台化されてるのか見てみたいし…と半ば不安、半ばワクワクしながら行ってきました。

開演前の注意のアナウンスはハーマイオニー（早霧せいなさん）、2幕開幕前のはマクゴナガル校長（榊原郁恵さん）でした。

1幕前半はちょっと退屈な所もあったけど途中からは魔法の世界にどっぷり浸かりワクワク楽しめました。
1幕最後はちょっと衝撃。
凄いアクロバティックな演出もありコレは機材の故障とかあったら大事故になりかねないわね、なんて思っていたら。
2幕の半ば位で装置のトラブルとかで舞台がいきなり中断。
2階最前列に座っていた関係者らしき方々がさっと出て行きました。
細かく描写するとネタバレになってしまうので書けないのですが、舞台上手から普通の格好の人が出てきて舞台上の俳優さんを連れて引っ込みいきなり幕になったのでアレレ？！と思ってたら機材のトラブルの対応中とのアナウンスが。
20分程で無事再開されました。客席はざわめきはあったものの比較的静かで再開のアナウンスの後は大きな拍手👏
ハリポタファンのマナーの良さに感心しきりでした。

内容はなかなか深いものがありました。
アルバス役の方、滑舌良くとてもセリフが聞き取りやすくて誰かに似てる声だなあと思いながら見てたんだけど、はたと気付いた。中川晃教君に話し方がよく似てるのです。

男性が劣等感や親や息子との葛藤を抱えているのに比べて女性陣が皆んな強気でキッパリしてる（強すぎて怖いくらい）のも興味深い。
意外にも嘆きのマートル役の美山加恋ちゃんがとても上手くて凄かった。

バイオーム観てきました

宝塚にやっと面白い本を書いてくれる座付作家さんが現れたと喜んでたのも束の間、退団されてショックを受けた方も多いであろう上田久美子氏。

彼女の退団後初の舞台作品『バイオーム』。

なんだか難しそうなお話だな、お手並み拝見と行くか…という感じでブリリアホールに足を運びました。

やはりウエクミさんは只者ではなかった。
不思議な世界観だったけど凄く面白くて一気に引き込まれました。

勿論、演者の皆さんの素晴らしい力量に依るところが大きいとは思いますが、ウエクミさんのデビュー作生で観られてよかった〜と心から思いました。

演出の一色さんは麒麟がくるや精霊の守り人を手掛けられた方なんですね。

先日読み終わったばかりの上橋菜穂子さんの『香君』も植物の声を聴くことの出来る少女の話でしたが、もし劇化するとしたらウエクミさんと一色さんで観たいなと思いました。

NHK BSプレミアムでやっていた『グリーンプラネット』で植物の凄さに驚かされたばかりだったので、ともえさんの話もすーっと入ってきました。

勘九郎さん、8歳の子供の演技素晴らしかった。
麻実れいさんは流石の存在感と包容力で囁くような時もはっきりセリフが聞き取れて凄いと思いました。
花總まりさん、クロマツの芽の愛らしさ可愛らしさと精神を病んでいる怜子の凄まじさとの対比に驚かされました。
成河さん、古川雄大君、野添さん、シリアスなところも面白いところもあり楽しませていただきました。
成河さんのマッチョなセコイア、古川君のマダムな薔薇、野添さんの盆栽が特にお気に入り。
安藤聖さん、はじめましてでしたがハキハキした台詞回しで好印象。

上演時間は休憩を挟んで3時間。


2階、3階席にはあまりお客さんが入ってなかったけど1階席はほぼ満席で、カテコは4回あり初日でも特にご挨拶はなかったけど最後はスタオベでした👏

ドロドロした内容にもかかわらず見終わった後は爽やかな気持ちに。
植物達に囲まれてたせいかしら？それとも壮大な宇宙に飛んでったせい？

一つ残念だったのは規制退場と言ってるのにもかかわらずゾロゾロ勝手に退出する人の多かったこと。
月組さんの『ロマンス劇場』やかなめさん出演の舞台を観に行った時はそんな人はほとんど見かけなかったのに。

きのう何食べたとクニャーネ

日比谷で「きのう何食べた」を観てきました。シロさんとケンジを見てるとホントほっこり癒されます。クスッと笑ってちょっと涙して素敵な風景と美味しそうなお料理の数々にうっとりしてあっという間の2時間でした。
カラメルリンゴのトーストもローストビーフもぶり大根もとっても美味しそう‼️
平日昼間なのにほぼ満席。

劇場に行く途中先日（11/30）有楽町駅近くで見つけたニューオープンのお店に寄ってクニャーネを購入。
早くも行列が出来てました。

家に帰ってさっそくパクリ。



買ってから4時間近く経ってるのに周りの皮はパリパリ。デニッシュというよりパイのようで美味しかった♪
中のクリームも丁度いい甘さ。でも一度に2個は流石にちょっと重かったから食べ過ぎには注意しましょう。
チョコもいいけど初めて食べるならプレーンがおすすめ。

ほっこりできるものが観たい

先日も友達と話してたんだけど、最近はダークなものやハードボイルド系、リアルで心にズシンとくるようなものを見るのが辛くなった。
キャストも良くストーリーも面白そうなドラマなのに苦戦してる物も多いと聞くが、それもわかるような気がする。
閉ざされた狭い範囲内でしか行動できない日が長く続いたせいか外へ出ることが怖くなりプチ引きこもり状態になったり、家の中でテレビをつければコロナの話や惨たらしい事件、ドロドロした政界の話題・・・など醜いものばかりが目に映る。
せめてフィクションの世界だけは心がほっこりできるものを・・と皆が思ってるんだと思う。
大笑いしたり涙したりジーンとしたり・・・こんな今だからこそ心が温かくなるような、そんなドラマや舞台が観たい。

三浦春馬さん

三浦春馬君の訃報を聞いてからずっと、なんで⁈という言葉が頭を駆け巡っている。
昨年観た舞台、罪と罰もキンキーブーツも素晴らしくて私は大絶賛している。
特に罪と罰は鬼気迫るものがあった。
演技も歌もダンスも上手くてこれからますます楽しみな俳優さんだったのにとても残念だし悔しい。
爽やかな笑顔の陰で人知れず苦悩していたのかもしれない。
SNSの誹謗中傷もあったと聞く。
それが原因だったら本当に許せない。

ジャージーボーイズも中止だって

また舞台中止の発表がありました。
ジャージーボーイズ、アルキメデスの大戦、四月は君の嘘は東京公演も全国公演も中止だそうです。
アッキー、チェーザレ・ボルジアに続きジャージーボーイズも中止なんて可哀想😭
ビリー・エリオットは開幕延期という事で8月までの60公演は全部中止との事です。
生の舞台の場合は映画と違って自粛要請が解除されても翌日からハイそうですかと再開できるわけでもありません。
劇場の確保や舞台装置の製作、全員揃ってのお稽古などの準備に時間がかかるので再開の見通しがなかなか立たないのでしょう。
8月のタンゴの舞台もできるように祈ってますがどうなりますことやら…
早く普通の生活に戻りたいなぁ。
コロナのバカヤロウ😡

今年上半期の観劇予定訂正

観られた公演
花組　DANCE　OLYMPIA　ライブビューイング
花組　マスカレードホテル　日本青年館
朗読劇　青空　俳優座劇場
Kaname　Beans～２豆　ブルーノート東京
泣くロミオと怒るジュリエット　シアターコクーン
天保十二年のシェイクスピア　日生劇場
雪組　ONCE UPON A TIME IN AMERICA
アナスタシア　東急シアターオーブ
グッバイチャーリー　博品館劇場

中止になった公演
月組　赤と黒　ライブビューイング（予定）
十二夜　本多劇場
劇団☆新感線　偽義経冥界歌
宙組　壮麗帝　日本青年館
宙組　FLYING SAPA
チェーザレ破壊の創造者
星組　眩耀の谷～舞い降りた新星、Ray~星の光線
雪組　NOW!ZOOM ME!!　文京シビックホール
花組　はいからさんが通る
歌舞伎座　市川團十郎襲名公演
月組　ピガール狂騒曲

今後の予定
モンテクリスト伯
GRAN　TANGO
ヤマトタケル

緊急事態宣言を受けてのコロナによる舞台中止・延期情報

東宝
『エリザベート』、『ミス・サイゴン』及び各ツアー公演
『モダン・ミリー』及びツアー公演、
『ジャニーズ銀座2020　Tokyo Experience』
『ニュージーズ』及びツアー公演
全公演中止

梅芸
『ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンドウ』
『ボディーガード』　
『ＶＩＯＬＥＴ』
全公演中止

宝塚歌劇
６月末迄の全公演中止
退団者の退団日変更

歌舞伎座
5月、6月、7月『十三代目市川團十郎白猿襲名披露』延期

明治座
『チェーザレ破壊の創造者』全公演中止

シアターコクーン
『桜の園』全公演中止

こまつ座
『雪やこんこ』全公演中止

ざっとこれだけ見ただけでも色んな意味で凄い損失。
１日も早くコロナを収束させるためにも、今は私たちにできる最善のことをするだけですよね。
まずは手洗いうがい、お仕事以外には生活を維持するためだけの外出にすること。
病院研修医の合コンとか打ち上げとかやめて欲しい。

日本の非常事態宣言に対して海外メディアは強制力も罰則もないんじゃ・・・とその効果を疑問視してるそうですが、良くも悪くも日本人は横並びが好き・・・皆と同じことしないと居心地悪く感じる国民性。それを良い方向に向かわせられたらいいじゃない？と思うけど。上から強制されてやるよりも自分たちの頭で考えて自主的にやる方がずっといいもの。
日本人の民度が試されてます。皆な一緒に頑張りましょう。

きのう何食べた？映画化決定

楽しみ～(*^-^*)

天保十二年のシェイクスピア

日生劇場で観てきました。

過去にも蜷川さんや劇団☆新感線の舞台を観たことがあるのですが、今回のが今までで一番分かりやすく面白かった。
XB列という神席だったので演者の皆さんの凄い熱気✨がビシバシ伝わってきました。
舞台両端には字幕があるので聞き取りにくい歌詞なども確認できます。

佐渡の三世次役の高橋一生さん、お見事！！　テレビドラマなどではソフトな語り口のイメージの一生さんだけど、張りのある声で滑舌もよく早口でまくし立てるようなセリフも全くよどみなくとても聞き取り易くて驚きでした。
リチャード三世がモデルなのでせむしで顔も半分焼けただれ（まるでファントム）足もびっこで襤褸を纏っています。(襤褸とはいえ綺麗な紅色で素敵、衣装は宝塚歌劇団の有村淳さんです)　身のこなしも軽やかでヒョイヒョイと歩く時も音を立てないくらい。
本当に邪悪を体現したような人物。それなのにかっこいい。舞台上に登場した途端に場の空気を支配してる感じ。

王子様もとい、きじるしの王次役の浦井健治君。可愛くてキラッキラしてました。勿論歌やダンスもお手の物。こちらもカッコよかった～
客席降りもありましたよ。

狂言回し役の木場勝己さんが場を引き締めてくれます。素晴らしい。
エピローグでシェイクスピアの十二夜以外の作品が全部入ってると木場隊長が仰ってましたが、私にはリア王、ハムレット、オセロ、リチャード三世、ロミジュリ、間違いの喜劇、マクベス位しか分からなかった

この舞台は時間が長いためカテコは2回だけだそうです。
カテコではバンドの皆さんも参加。
今日は貸し切り公演だったので一生さんと浦井君からご挨拶がありました。一生さんに促された浦井君、結構長々と喋ってしまってと恐縮してました。
井上さんらしく猥雑なお芝居ですが面白かったです。

今年上半期の観劇予定

花組　DANCE　OLYMPIA　ライブビューイング
花組　マスカレードホテル　日本青年館

朗読劇　青空　俳優座劇場
Kaname　Beans～２豆　ブルーノート東京
泣くロミオと怒るジュリエット　シアターコクーン
天保十二年のシェイクスピア　日生劇場
雪組　ONCE UPON A TIME IN AMERICA
月組　赤と黒　ライブビューイング（予定）

十二夜　本多劇場
アナスタシア　東急シアターオーブ
グッバイチャーリー　博品館劇場
劇団☆新感線　偽義経冥界歌
宙組　壮麗帝　日本青年館

宙組　FLYING SAPA
チェーザレ破壊の創造者
星組　眩耀の谷～舞い降りた新星、Ray~星の光線

雪組　NOW!ZOOM ME!!　文京シビックホール（観たい！！）
花組　はいからさんが通る

シアターコクーン〜泣くロミオと怒るジュリエット

渋谷のシアターコクーンで泣くロミオと怒るジュリエットを観劇。
蜷川幸雄さんのオールメールシリーズのような全キャスト男性。作・演出は鄭義信さん。「焼肉ドラゴン」で数々の演劇賞を総なめにした方ですよね。（残念ながら私は観ていません。）


今日の席は2階D列。後ろから2列目。これでもS席。チケットが来た時はガッカリしたけど、ドアのすぐそばで通路側なので出入りしやすく舞台の奥の方までよく見渡せてとても良い席でした。この作品は２階席がおすすめかも。

桐山照史君がロミオ、柄本時生君がジュリエット、他のキャストに段田安則さんと八嶋智人さんと聞いた時には、これってコメディなのかな？と思ったのですが…、正にシリアスなロミジュリでした。勿論、随所に笑いが起こるところはあるので息苦しいほどではありませんでした。

不思議なことに、不器量だと皆に言われ自分でもそう思っている柄本君のジュリエットが段々可愛く愛おしく見えてくるんですよ。素晴らしい役者さんだと思いました。桐山君も同様。終盤、やっと題名の意味が分かりました。滂沱の涙を流すロミオと怒り狂うジュリエット。その時の独白が素晴らしく胸を打ちます。

ひょうひょうとしたお医者さん役の段田さんは神父さんの役。ジュリエットの兄ティボルト（この作品ではそうなってます）は傷痍軍人でその内縁の妻ソフィア（乳母の役）は八嶋智人さん。配役表を見るまで全然わからなかった。凄かった。
こんな風に細かいところは違ってますけど大筋はちゃんとロミジュリです。しかも関西弁でモンタギューとキャピレットは対立する愚連隊同士という設定。モンタギューは三国人呼ばわりされています。
これってどこかで見たような・・・と思ったらWSSじゃん。そういえばあれも元はロミジュリですもんね。納得。

本家のロミジュリは名家同士の争いによって起こる悲劇だったけど、こちらの方は色んな差別や超えられない壁によって起こる争い憎しみが描かれていてより深く心に残りました。
立ち見の方も大勢。カテコはスタンディングオベーションでした。

ストレートプレイですが、ダンスシーンや歌もあり楽しかったですよ。
この物語のキーパーソン、ベンヴォーリオの描かれ方にも注目です。

風博士

三軒茶屋の世田谷パブリックシアターで風博士を観てきました。
面白かったです。
評判が良いせいか立ち見の方もビッシリ。

ストレートプレイと言うよりは音楽劇ですね。
舞台は朗読劇「青空」と同じ敗戦の色濃い時代の大陸。
そんな時代でも風土も人も大らかでのんびりしているせいかクスッと笑える場面も多かった。
中井貴一さんと吉田羊さんの歌声の美しいこと‼️
灯台守の喜びも悲しみも幾年月を歌う中井さんにジーン。これがわかるのは結構な年配のお方よね。私も含めて。
それ以外にも色んなパロディやギャグが散りばめられてます。
段田さんと渡辺さんは安定の面白さ。馬とタコが笑えます。
ピュアなカップル趣里さんと林遣都君も好演。
趣里さんは怪演といった方がいいかも。
青空、燦めく星座が美しく音楽が素晴らしい。
林遣都君の新兵が言う言葉が胸に沁みます。
絶対に戦争は嫌だ‼️

これからの観劇予定

風博士
麒麟にの・る
花組 マスカレードホテル
ブルーノート 二豆
コクーン 泣くロミオと怒るジュリエット
雪組 ONCE UPON A TIME IN AMERICA
アナスタシア
劇団☆新感線
宙組 壮麗帝
宙組 FLYING SAPA
グッバイチャーリー
星組 眩耀の谷、Ray


明日は風博士を観に行ってきます。とても評判が良いので楽しみ〜😊