マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

桜咲く

2014年03月31日 | 季節のたより
ここ数日の暖かさで一気にソメイヨシノが満開になりました。



昨日は、春の嵐で風雨が強かったので散ってしまわないかと心配してたのですが、まだまだこんなに綺麗に咲いていました。



桜は青空のもとで見るとより一層美しいですね。

夜のライトアップされた幽玄で妖しい雰囲気の桜も、別の美しさがありますけど・・・

鹿賀丈史さん

2014年03月29日 | ミュージカル
昨日「ラブネバーダイ」を観た友人の話では、昨夜の公演から鹿賀丈史さんが復帰されたそうです。

よかった~

声量も豊かで、底知れない恐ろしさを感じさせる大人のファントムだったそうです。

濱田めぐみさんも歌唱力は申し分なくカリスマ性があって素晴らしかったそうです。

早く観たい

今度の日曜の「ソロモン流」は平原綾香さんだそうです。

楽しみ




ミュージカル ラブネバーダイ

2014年03月27日 | ミュージカル


日生劇場で観劇 席は1階後ろから2列目の下手寄り。

思えば、初めて「オペラ座の怪人」で市村ファントムに出合ったのもこの劇場だった。

あの時の席は、1階最後列の真ん中でした。終演後も立ち上がれないほどの衝撃を受けた舞台でした。

その市村ファントムを再びこの劇場で観ることが出来るなんて、それだけで感無量。

正直言って何年か前にオペラ座の怪人の続編が出来たらしいという噂を聞き、「ラブネバーダイ」の海外版のCDを聴いた時には主題歌「ラブネバーダイ」以外は全然いいと思えず、ストーリーも???でがっかりしたので、どんな舞台になってるのかとても心配だったのですが、杞憂でした。

まあ私は、かなりの「ファントム」ファンなので冷静に観ることが出来ず、ファントムとクリスティーヌが歌う度に心臓がバクバクしてきて・・・

CDでイマイチ?、と思った楽曲も予想外に良かったです。やっぱり生の舞台は違いますね。市村さんの歌声最高でした!



【本日のメインキャスト】 ファントム:市村正親
             クリスティーヌ:平原綾香
             ラウル:橘慶太
             マダム・ジリー:鳳蘭
             メグ・ジリー:笹本玲奈
             グスタフ:加藤清史郎

ストーリーは、

前作で死んだと思われていたファントムは、実はマダム・ジリーによってアメリカに逃がされこれまたマダム・ジリーの奔走のお陰で実業家として成功し、コニーアイランドのファンタズマの暗闇で暮らしている。ファンタズマというのは、劇場とかサーカスとかメリーゴーランドがある遊興施設みたい。ディズニーランドほどは洗練されて無くて場末感が漂っている。

あれから10年経つのに未だにクリスティーヌへの思いを断ち切れないで苦しんでいるファントム。

自分の作った曲を歌えるのはクリスティーヌしかいないと。

コニーアイランドでファントムに認めてもらいたい一心で汚れ仕事も引き受け頑張っているメグ・ジリーとマダム・ジリー。

そんな彼らの前にパリからクリスティーヌが夫(ラウル)と子供(グスタフ)を連れて現れることから波紋が広がりある事件へと・・・

オペラハウスで歌うはずがいつの間にか契約がファンタズマで歌うことに。

ラウルは、ギャンブルと酒で身を持ち崩し借金だらけの情けない男になっていた。クリスティーヌは、彼の借金を返すためにアメリカまでやってきたのだった。

クリスティーヌと再会して狂おしいほどに情熱をぶつけるファントム。二人の歌の中で過去の秘密が語られる。

月のない夜にそんなことがあったなんて!!みたいなビックリすることもあり、休憩時間にはその話題で持ちきりでした。

何の才能も無いラウルと違って息子のグスタフは感受性が豊かで作曲も・・・誰に似たの?

ファントムを慕うメグ・ジリーは、嫉妬に狂ってグスタフを・・・

とこんな感じ。

平原綾香さんは、流石お上手!高音も綺麗でパワフルな歌声にファントムばかりでなく我々もノックアウトされました。

グスタフの加藤清史郎君も綺麗なボーイソプラノでとても可愛らしかった。

笹本玲奈さんのメグ・ジリーが、エポニーヌみたいな役どころで切ないです。

借金まみれでクリスティーヌのヒモ状態になり酒浸りで息子にも辛く当たるラウルを橘慶太さんは好演してました。

それにしても、あのラウルがあんな情けない男になってるなんてショック!

でもグスタフ出生の秘密を知っていたから・・・?とも思えます。

そして市村さん。凄いです。圧倒的な存在感と指先まで神経を張り詰めた演技力は健在でした。まさにあの時のファントムがそこにいました。もう感動

所々で前作の「オペラ座の怪人」の曲も使われているのも

ダブルキャストのお一人、鹿賀丈史さんが体調不良で休演している間ずっと一人でファントム役をこなして頑張ってらっしゃると思うと、より一層あの情熱的な歌声が心に響きます。

いろんな思いがこもってるんだろうな・・・鹿賀丈史さん、早く復帰されると良いですね。

予想以上に素晴らしい舞台でした。もっと観たい!と思っても全席完売だそうです。

是非、再演してもらいたいですね。


オペラ 死の都

2014年03月25日 | オペラ
恐ろしげな題名とはうらはらにとても美しいメロディーの楽曲で綴られたオペラでした。



ストーリーは

最愛の妻に先立たれた男が、妻の面影を慕って家の中に妻の想い出の部屋を造りまるでそこを神殿のように神聖化している。(これが死の都)

男はそこに篭って日がな一日鬱々と暮らしている。

ある日、彼は妻と瓜二つの踊り子に会う。

踊り子への情欲と妻への貞節との間で悩み苦しむあまり、踊り子を絞め殺してしまう。

・・・・目が覚めてすべては幻想だったことが分かる。

男は、死の都から出て行こうと決意し旅立つのだった。

ざっくり言うとこんな感じの物語。




ラ・バヤデール

2014年03月25日 | バレエ
Kバレエカンパニーの「ラ・バヤデール」をオーチャードホールに観に行ってきました。





ソロルは熊川哲也さん

事前にすでに観た友人からどんな物語か聞いていたので、すんなり入れました。

とても単純な話で、音楽も美しく、衣装も素敵。

見どころは金色の仏像が踊るところなんですが、池内祥真さんとても良かったです。

熊川さんは、ジャンプとかリフトが沢山あって、頑張ってらっしゃいましたが、ちょっとしんどそうでした。

もう40過ぎなんですものね。無理ないか・・・40過ぎのおじさんが頑張ってるのを見てたら涙が出ちゃった・・・と言ってる彼と同世代の女性がいました。

若い時を知ってる身としてはちょっと切なかったんでしょうね。

でもさすがに凄いオーラがありました。

わりと短い作品なので初心者にはいいかも。

眠らない男 ナポレオン 3回目

2014年03月23日 | 宝塚
宝塚で同じ作品を3回も観たのは初めて

それほどこの作品にはまってます

勿論、柚希礼音さんのナポレオンがカッコイイというのもあるけど、それ以上に周りを固める方々のレベルが高い。

群衆の重唱も感動的です。

オープニングシーンからドキドキでした。

楽曲は、たま~にロミジュリで聴いたようなメロディー?のところもあって、やっぱり同じ作曲家さんだからそれらしい個性が出ちゃうのね~と。ちょっと懐かしい気も。(2幕後半でタレーランたち3人組がナポレオンを失脚させようと策を練るところ辺り・・・)

でも殆どの部分はロミジュリとはかぶりません。

戴冠式の目も眩むような華やかさも、凛々しい軍服姿も見どころ満載。

今日は、今までで一番皆さん気合が入った演技と歌声だったように思っていたら、他の方も「今日は、一段と声がよく出てるね~」などとお話されてました。やっぱりそうだったのね。

本日は、三井住友VISAカード貸切公演だったため、最初(星組組長さん)と最後(柚希礼音さん)からご挨拶があり役とは違った素の声が聞けて得した気分でした。

あと1週間で終わりだそうですが、「エリザベート」のように宝塚のスタンダードになるといいなと思います。

オススメです

望郷と百年法

2014年03月21日 | 
今読んでる本  湊かなえさんの「望郷」と山田宗樹さんの「百年法」

「望郷」は湊さんらしい暗くちょっと不気味で切ないミステリーの短篇集 とても読みやすかった。

「百年法」は以前、岡田准一くんが「嵐にしやがれ」にゲスト兄貴として出た時に嵐メンバーそれぞれに相応しいプレゼントを用意してたんだけど、この「百年法」を誰かに(大野君だったかなぁ・・・)プレゼントしたのでとても記憶に残ってたのです。確か岡田君は凄い読書家なんですよね

まだ読み始めたばかりですが、トンデモナイ世の中になっている近未来(2048年)のニッポンが舞台。

ハリウッドのSF映画にありそうな設定。

でも似たようなことは科学や医療の進歩のお陰で現実に起こっているわけで・・・空恐ろしくなってきます。

分厚い上下本ですが、とても面白いです。

岡田君といえば先日ようやく「永遠の0」を観てきました。とても良かったです。





永遠の0

2014年03月19日 | 舞台・映画
ようやく「永遠の0」を観てきました。

平日のあさイチに行ったのですが、まだまだそこそこ混んでました。

戦闘シーンや宮部さんに対する元戦友の悪口などは短くまとめられていて、橋爪功さんや田中泯さん、夏八木勲さんの感動的なエピソードに重点が置かれていてとてもわかり易かったです。

特に田中泯さんと夏八木勲さんの演技が素晴らしかった。

岡田准一くんはそりゃあカッコイイ戦闘機乗りぶりでした。

この人達が生きていたら日本はもっとマシな国になっていたのではと思わずにいられません。

人間を人間とも思わないような国(軍)の指導者達に憤りを感じるとともに、国を守るために命を落とした大勢の人々の死が無駄にならないような日本(日本人)になってるのだろうか・・・と考えこんでしまいました。

三浦春馬くんの合コンのシーン・・・「特攻隊は自爆テロ」ですと こう考えてる若者がいるってことがかなりショック。日本とアメリカが戦争してたことも知らない子たちもいるとか・・・情けない。


私の記憶が確かならば、ラストの方の宮部久蔵が松乃を迎えにきたところが無かったように思うのですが、残念でした。

一番泣けたところだったのですが。

それとも見逃した








代々木上原散歩

2014年03月17日 | 東京散歩
代々木上原に住んでる友達と久しぶりに会いました。

日本家屋を改造したようなイタリアンレストラン「iri」に連れてってもらいました。


前菜 パンは焼きたてでお替りもOK


ホワイトアスパラガスのカルボナーラタリアテッレ

又は


ヤリイカのラグー


短角牛のロースト


ティラミス

コーヒー

パスタは自家製の生麺ぽくてソースも美味しかったです。

                

代々木上原には美味しいパン屋さんがたくさんあることでも有名ですよね。

その中の一つ「マンマーノ」のパン。


こんな可愛い袋にいれてくれます。


どれも美味しかったですよ

今日は「アスタリスク」というケーキ屋さんにも行きたかったのですが、残念ながらお休みでした

次回のお楽しみに

以前行ったことのある中華の「ピャオシャン」が麻布十番に移転したそうです。全然知らなかったわ

ちょっと残念。

でも新しく出来た駅ビルの中にあの焼きそばで有名な「梅蘭」が入ってるのを見つけました。お持ち帰りもできるそうです。


太田愛「犯罪者 クリミナル」

2014年03月16日 | 
結構分厚い上下本だったけど、面白くて面白くて一気に読んでしまった

昨夜2時迄起きてたので、睡眠不足。

先が気になって眠れそうにないので一気読み。

疾走感溢れる展開、どんでん返しに次ぐどんでん返しと息もつかせない。

あの相棒の脚本家の一人だけあって、単なる勧善懲悪でなくほろ苦い現実感もあるが、そこがまたいい。

起こってる事件は陰惨だが、読後感は爽やか。

「幻夏」に出てくる相馬、鑓水、修司も登場する。

眠らない男ナポレオン 二回目

2014年03月15日 | 宝塚
以前にも増して柚希礼音さんの演技と歌に感動

朝日の劇評にもあったようにストーリー的にはやや平板な感じも否めませんが、楽曲は耳に残る素敵なメロディーが多く、劇場を後にしてからも頭の中でリフレインしてました。

私のオススメは2階席。

2階席からだと舞台の奥のほうまでよく見えます。

照明も綺麗だし

特に隊列を組んでのダンスシーンなど圧巻

もう一度観たい


イル・ディーヴォコンサート

2014年03月12日 | ミュージカル
イル・ディーヴォの武道館コンサートに行ってきました。本日千秋楽。


開演前の舞台はこんな感じ

ミュージカルの名曲をあの美声で聴けるなんて、ミュージカルファンにはたまらない素敵なコンサートでした

アリーナ席の前から6列目位だったので天上から4人+1(ゲストのレア・サロンガ)の声が降り注いで来るような感じでした。極楽極楽

特に感動したのが「メモリー」「ファントム」「ラ・マンチャの男」・・・勿論「花は咲く」や「ふるさと」も。

明日からまたお仕事頑張リます。

今日はいい夢を見られそう。

ラファエル前派展

2014年03月10日 | 美術館・展覧会
六本木の森アートギャラリーで開催中の「ラファエル前派展」に行ってきました。





「ダディーロングレッグズ」を観た後行ったので夕方だったせいか割りと空いてました。

並ばなくてもスイスイ、じっくり鑑賞出来ました。

ミレイの「オフィーリア」は特に有名ですが、それ以外にも素晴らしい絵画が沢山。

先日観た、三菱一号館美術館「ザ・ビューティフル展」と共通する物があります。『唯美主義』

それにしてもロセッティーって・・・この人だけじゃなくてラファエル前派の方々の相関図は結構ドロドロしてます。

先日の「ぶらぶら美術・博物館」を見てから行ったので、ココがポイントというところを押さえてみることができてとても良かったです。