シアターコクーンで「日の浦姫物語」観劇。
井上ひさし作・蜷川幸雄演出、大竹しのぶ×藤原竜也主演というこの舞台、面白く無いはずがありません。
近親相姦の物語ということで、身毒丸のようにおどろおどろしい物かと思いきや全然そんなことはなく、切なくも面白可笑しくて結構笑えるシーンも多くテンポがいいのであっという間の3時間でした。
ギリシャ悲劇やら歌舞伎やら色々なものがないまぜになっているようなストーリーだと思ったら、実は井上さんはグレゴリオ1世の伝記からヒントを得たのだとか。
脇を固める役者さんたちが皆達者で素晴らしく、久しぶりに良い舞台を観たなぁ~と。
大竹さんは観る度に大きくなっていく気がします。初演時には杉村春子さんにあて書きされたという日の浦という役が大竹さんにピッタリはまっていました。
透明感のある藤原くんと可愛らしい大竹さんが演じると清らかで観終わった後も清々しい舞台でした。
ラストで説教がたりの二人が石つぶてを投げられ村を追われる様子は、一気に現実に引き戻された感がありましたが。
井上ひさし作・蜷川幸雄演出、大竹しのぶ×藤原竜也主演というこの舞台、面白く無いはずがありません。
近親相姦の物語ということで、身毒丸のようにおどろおどろしい物かと思いきや全然そんなことはなく、切なくも面白可笑しくて結構笑えるシーンも多くテンポがいいのであっという間の3時間でした。
ギリシャ悲劇やら歌舞伎やら色々なものがないまぜになっているようなストーリーだと思ったら、実は井上さんはグレゴリオ1世の伝記からヒントを得たのだとか。
脇を固める役者さんたちが皆達者で素晴らしく、久しぶりに良い舞台を観たなぁ~と。
大竹さんは観る度に大きくなっていく気がします。初演時には杉村春子さんにあて書きされたという日の浦という役が大竹さんにピッタリはまっていました。
透明感のある藤原くんと可愛らしい大竹さんが演じると清らかで観終わった後も清々しい舞台でした。
ラストで説教がたりの二人が石つぶてを投げられ村を追われる様子は、一気に現実に引き戻された感がありましたが。