3月30日にオープンした新劇場ーIHIステージアラウンド東京ーに行ってきました。
杮落としの演目は、劇団☆新感線による「髑髏城の七人」。
この作品は今まで色んなバージョンを観ているのですが、その度に演出もキャストも変わるので(基本のストーリーは同じ)観る度に違う感動があります。今回は、客席が360度回転する・・・とのことで、どうなっちゃうんだろう?と思っていたら、まあ!面白いこと!!
ちょっと嵌りそうです。
まるでテーマパークのアトラクションみたいに楽しかった。
大筋は今までと同じなんですが、セットを含めた空間がとても立体的に感じられるというか、自分もその中に吸い込まれて行くような感覚に陥るんですよ。
客席正面の壁が開くとその場面でお芝居が繰り広げられるのですが、その両脇にも別のセットが組まれているので、壁が閉じて客席が回転して再び壁が開くと全然別の場面に。
回転している間は閉じてる壁にプロジェクションマッピングのように映像が映し出され、壁の外でもお芝居が続くので暗転による間延び感はゼロ。
兎に角、あれは経験した人でないとわからない感覚かも。超おすすめですよ。
【花】バージョンの主なキャスト 因みに次回の【鳥】バージョンキャストはこちら
↓
捨之介 小栗旬 阿部サダヲ
無界屋蘭兵衛 山本耕史 早乙女太一
天魔王 成河 森山未來
極楽太夫 りょう 松雪泰子
兵庫 青木崇高
沙霧 清野菜名 清水葉月
狸穴二郎衛門 近藤芳正 梶原善
贋鉄斎 古田新太 池田成志
三五 河野まさと
今回は古田新太さんの贋鉄斎が凄く笑いを取ってて面白かったです。愛刀にマサコとかミッチーとか名付けての一人芝居や兵庫の赤錆の刀を見て「昔は天海祐希だったのにこれじゃ野村さちよじゃないか~!」などアドリブ?炸裂してました。きっとここらへんは日替わりだと思う。
一番拍手喝采だったのは、兵庫のお兄ちゃんの鎌捌き。かっこよくてジーンとするシーンでした。
小栗旬君とりょうさん、青木さんはなかなか良かったのですが、蘭兵衛の山本耕史さんと天魔王の成河さんは期待したほどではなく残念でした。山本耕史君はあの髪型が似合ってないと思うのですが・・・
ワカドクロの時の早乙女太一さんと森山未來君が素晴らしかったので鳥バージョンに期待。
ステージアラウンド東京は、新橋からゆりかもめに乗って市場前で下車し北口に出ると目の前です。(徒歩2~3分?)でも周りは閑散としていてコンビニも何もありません。劇場前には芝生の広場と小さなカフェ?みたいなお店が1軒だけ。
開場前に着いた私たちは広場のベンチに座って持参したサンドウィッチを食べました。これが大正解。
劇場ロビーには大したものが売ってなく(アンパンが300円以上してた)座れるスペースもちょっとしかなかったので。
赤坂ACTの地下ロビーをちょっと広くしたような感じです。
トイレは広くて綺麗ですが1ヶ所だけしかありません。休憩時間は結構大変そう。それと荷物かけのフックがとても高い位置にあるので小柄な方は困るのではないかなと思いました。かなり大柄な私でもやっとでしたので。
これから色々改善されるとは思いますが、困った点などはアンケートに書いてきたほうがいいかもしれないですね。
なんだかんだ言っても、劇団☆新感線の舞台は楽しくてジーンとして元気を貰えるから大好きです。
花バージョンは千秋楽近くにもう一度観に行くので、どんな風に進化してるか楽しみにしてますよ。激しい立ち回りもあるので皆様お怪我のないように
明日はいよいよみりおんちゃんの卒業の日。ライブビューイングで見守りたいと思います。