マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

母-オモニ

2010年10月31日 | 
姜尚中さんの「母-オモニ」を読みました。

「在日」にも記されていた姜さんのお母様へのオマージュ。

16歳の若さで単身日本にいる韓国人の夫のもとに嫁いでからの激動の人生が姜さんの眼を通して語られています。

いわれのない差別を受けどんなにか辛く情けない思いで暮らしてきたかは私たちには計り知れないものがあります。

でもそういった事実を知ることができただけでもこの本を読んでよかったと思えるのです。




エリザベート 城田トート楽&瀬奈エリザ楽

2010年10月30日 | ミュージカル
友人から城田トート楽のレポが届きました。
素晴らしい舞台だったようでこちらまで熱気が伝わってきましたよ!
城田トートはカテコで男泣きだったそうで、悪夢に悩まされすごいプレッシャーとの戦いの日々だったそうです。
でも微塵もそんなこと感じさせない堂々とした素敵なトートぶりでしたよね。
見たかったなぁ

昨日の瀬奈エリザも号泣でした。カテコの正装した瀬奈エリザはめちゃめちゃ綺麗でした。
なのになんで劇中ではイマイチだったのか不思議です。ライティングのせい?

石丸トートは今日も熱かった。
でもクールビューティーな城田トートを知ってしまった私にはちょっと熱すぎました
耳元であんな大声でがなりたてられたら、「あんた喧しいわ!あっち行って頂戴」と言いたくなるエリザの気持ちよくわかるわ。
ということは、演技的には成功なのかしら?

今日の千秋楽も盛り上がることでしょうね
色々辛辣なこと言ってしまったけどこんなに感動できる舞台は稀有です
スタッフ・キャストの皆様、本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした。

じゃじゃ馬馴らし

2010年10月28日 | 舞台・映画
今日は生憎の雨、しかも12月並みの寒さとか。新宿駅構内には臨時のヒートテック売場ができてました。

そんな中を出かけて行った埼玉芸術劇場、はるばる行った甲斐がありました。

「じゃじゃ馬馴らし」期待どおり亀治郎さんが魅せてくれました。

一幕の恐ろしいくらい気の強い女性から、二幕の夫が白を黒と言ったら黒と言うほどの従順な女への豹変ぶりには、正直何だかなぁ~という気もしたけど、亀ちゃんのサービス精神たっぷりの演技のお陰で、これは「酔っ払いを騙すための旅芸人の芝居」と納得することができました。

「十二夜」の麻阿とはまた違った亀ちゃんのドレス姿の可愛らしいこと
アップに結い上げた頭にティアラが似合う男性はなかなかいませんよね。
亀治郎の女形って綺麗だねぇと感心したように話してる男性もいましたよ。
そんな姿で歌舞伎風の見得を切る場面もあり劇場中拍手喝采、大爆笑

筧さんのテンション高い機関銃のように繰り出されるセリフと亀ちゃんとの丁丁発止のやりとりは声をたてて笑ってしまうほど面白くさすが蜷川さんの演出冴えてるわ~
亀治郎ファンも筧ファンも必見の舞台です

山本裕典くんもテレビで観るよりずーっと可愛くて彫りが深い顔立ちなのでヒラヒラした貴族的な衣装がよく似合っていました。演技も自然体でよかった。

そんな中でいいなと思ったのは山本君演じるルーセンショーの家来のトラーニオを演じた田島優成くん。

滑舌も良くユーモラスな演技で観ていて楽しかったわ~

彩芸のヘンリー六世やルーキーズにも出ていた方らしいけど、私は今回初見だったので「この人はいいな!」と思いました。きっと蜷川さんにも期待されてるんでしょうね。今後の活躍が楽しみです。

お祭り騒ぎのようなラストやカテコを盛り上げる音楽もよく楽しい気分で劇場を後にしました。




小さいおうち

2010年10月28日 | 
中島京子さんの直木賞受賞作「小さいおうち」読みました。

題名と表紙を見た時に絵本の「小さいおうち」と何か関係ある話なのかな?と思っていたのですが、やっぱりね・・・

戦前から戦後にかけての中流~上流くらいの裕福な家庭の様子が女中さんの目を通して生き生きと語られています。

生々しい話もほわっっとオブラートに包んだようにぼかされてるので「家政婦は見た!」というより「猫村さん」のような上品な感じです。

でもそのほうが想像をかきたてられますよねぇ。あっという間に読んでしまいました。

それにしても時子奥様って幸せな方ね。男性にも女性にもあれほど愛されるなんて。羨ましいわぁ。

医龍3

2010年10月26日 | ドラマ
あのチームドラゴンが帰ってきた!と思ったのに、朝田先生どうしちゃったの?というくらい存在感が薄い。

その原因はまたお前か~と思わせるのは岸部一徳さん。ホント売れっ子ですね。タイガース時代にはこんなことになろうとは誰も思ってなかったでしょうね。
そしてどこか謎めいた金髪の遠憲さん。
相変わらずの手術シーンや難病も健在。
遠憲さんの冴えるカテーテル術に夏木マリさんやチームドラゴンの面々もフラッとしています。
遠憲さんに命を助けられた阿部サダヲさんは早くも遠憲一派に。というのが先週までの流れ。

キャストに演技派が多いので今後の展開が楽しみですが、3回目ともなると脚本のパワーが落ちたようにも感じるのは私だけかしら?内輪もめばかりじゃなく是非見応えあるドラマにして欲しいです。


エリザベート城田トート3回目

2010年10月25日 | ミュージカル
今日は私にとって城田優トート最後の日。
今日の舞台も素晴らしかった今とっても幸せな気分です。

本日のキャストは城田×朝海の見目麗しいコンビ、ゾフィーは杜さん、ルドルフは浦井くん。

城田優くんは、相変わらずの美しいトートぶりでした。
柱にもたれかかり腕組みして首を少し傾げる仕草、シシイに拒絶され拗ねたように膝を抱える姿、馬車に乗っての御者ぶりも長い足が邪魔そうに見えるくらいカッコよくて絵になります。

歩くときの長いコートの裾さばきも、後ろ向きでただ立っているだけの佇まい迄もが素敵でオペラグラスが離せません
でした。

周りを観たらトートが出てくると一斉にオペラグラスが上がっていました。城田優トートの人気ぶりを物語っていますね。

闇広の時ちょっと声がかすれちゃったところがあったけど、そんなこと全然気にならないくらいの浦井ルドとの闇広は鳥肌ものでした。
あの時のダンスは演じる人によっては変と思える振り付けなんだけど、城田トートはしなやかな身のこなしで真っ直ぐな長い足の膝の曲がる角度がとても美しくて、初めてこの時のトートの動きををカッコいいと思えたんですよね。

朝海さんは綺麗だけどやっぱり歌はあんまり・・・でした。杜さんほどでは無いけどね。
隣のご婦人連れは宝塚ファンらしいんだけど、「コムちゃんは見栄えはいいけど歌駄目だし、あさこは一幕の衣装が似合ってなくて辛かったよね。でも歌はコムちゃんよりマシだったわ。それにしても杜さんあんな歌下手だった?ガッカリよ!!」などと辛辣な感想を話してらっしゃいました。
ファンのかたもそう思うくらいなのね。私も話を聞きながら、そうだよね~と心のなかで頷いてしまいました。

今日は二階席には高校生の団体がいて、そのせいはどうかは知らないけど石川フランツはいつにも増して力入ってましたね。
執務室のシシイに訴えるシーンや一幕ラストの君の望み全て叶える~と歌っている禅さんを観てたら、凄くフランツに同情してしまいました。
それにしてもいつも感心することですが、石川禅さん、寿さん、春風さん、高嶋さん、伊東さん、小笠原さんは本当に安定してますね。
ほかのアンサンブルの方々も素晴らしいです。だからエリザはこんなに人気があるんだと思います。

エリザ開幕前の話では、城田トートは今回限りとのことでしたがこんなに人気も実力もあるんだもの、是非また再演の時は城田トートを観てみたいわ。
城田君はルドでオーディション受けたらしいけど、トートよりルドの方が背が高いというのはちょっと説得力に欠けると思われたのかしらね。でもルドじゃもったいない。見せ場はあるけど出番が少ないもの。トートで本当によかったと思います。

エリザベートは本当にどの曲もどのシーンも良くて、一つも退屈なところがなくこんな素晴らしいミュージカルは稀ですよね。願わくば次回の再演には歌える美貌のエリザを演じられる方をお願いしたいわ。エリザベートが好きなだけにそう思います。

私のラストは前楽。エリザベートともしばらくお別れ。しっかりこの目に灼きつけてこようと思います。


蒼穹の昴

2010年10月24日 | ドラマ
忘れてました。以前BSで放映されてた浅田次郎さんの「蒼穹の昴」がNHKの地上波で放送中ですが,これがまた面白いんですよね~

私はずーっと前に原作を読んだので細かいところは忘れてしまいましたが、宦官になったチュンルと西太后のやりとりが面白く一気に読んでしまった記憶があるので、毎回楽しみに見ています。

西太后というと恐ろしい女帝のイメージがあるけど(映画の影響かしら?)、ここに描かれている西太后は人間味溢れる女性で意外に思いました。

チュンルと状元の兄に親切にしてくれる女性が実は西太后の義理の娘だったり、西太后の寵愛を受けた黒牡丹がチュンルのお師匠さんだったりと色々な人間関係が蜘蛛の糸のように絡み合っててこれからどう物語が動いていくのかも興味津々。

今日も楽しみです。

Casa BRUTUS   カーサブルータス

2010年10月23日 | 


ずっと前に図書館で予約していた雑誌が届きました。「カーサ ブルータス」マガジンハウスの雑誌です。

借りてきたのは2010/6月号で、特集は「オルセー美術館の楽しみ方」。表紙はゴッホの自画像。

ほぼまるごと一冊がオルセー美術館や印象派・ポスト印象派についての内容で、厳選した50点の解説もあるのでかなり読み応えあります。

もう一つの特集は「ホットケーキとパンケーキ」。

美術とホットケーキ、このギャップが何とも言えませんね。

ホットケーキもとっても美味しそうでしたよ。

「カーサ ブルータス」は美術だけでなく建築やデザイン等をテーマとした雑誌ですが、写真も綺麗なので見てるだけでも楽しいけどじっくり読むと勉強になります。

バックナンバーには、世界遺産や京都の建築や美術などの特集もあるようなので今度読んでみようと思っています。




香水って実は・・・

2010年10月22日 | 美術館・展覧会
今週の「ぶらぶら美術館」は、横浜美術館で開催中の「ドガ展」。

その時に山田五郎さんが披露していた薀蓄ですが、この時代のヨーロッパはとても不潔だったそうです。

お風呂場はなくタライのような物に湯を入れて、そこに入り体を拭く程度。

しかも毎日ではないので皆臭かった。その匂いを消すために香水が発達したのだそうですよ。

トイレもなく家の窓から外へ汚物を捨ててたから道も汚かった。それでハイヒールが生まれたのですって!!
これはドガの「湯浴みをする女」の絵は浮世絵の影響を受けているという解説から発展したもの。

この当時の日本は公衆浴場が既にあったので日本の方がこの点ではずっと文化的と仰っていました。

そういえば、「黄金の豚」の芯子さんも言ってたわ。フランスのバラ園は淑女のトイレだったのよ!って。
芯子さんって意外と物知りなのね。

フランスっても元々とても野蛮だったようで、イタリアのメディチ家のお姫様がフランスに嫁ぐまではお肉とかを手づかみで食べてたそうですよ。その後ナイフやフォークを使うようになったそうですが。

テーブルマナーにうるさい、お上品なイメージのフランスがちょっと前までそんなだったなんて想像できませんけど、この点でも日本の方が文化的よね。


メゾンカイザーのパン

2010年10月22日 | グルメ
日本橋高島屋のメゾンカイザーでパンを買いました。

大粒の栗の渋皮煮とマロンクリームがたっぷりはいったデニッシュとサクサクのアップルパイ。



あんまり美味しそうだったので、写真を撮る前にうっかり半分ほど食べてしまった栗のデニッシュと無事だったアップルパイです。

雨の日サービスセットのパン。バゲット半分とクロワッサン、それにハード系のドライフルーツが入ったものとナッツ入りのもの。1050円也。


クロワッサンは以前ほどパリパリではなくなったように感じましたが、他のパンはどれも美味しかったですよ

黄金の豚

2010年10月21日 | ドラマ
大好きなテレ朝「相棒」の次は日テレ水10の「黄金の豚」。水曜日は忙しいわぁ~

この時間帯のドラマは、「ハケンの品格」「アイシテル」などいいのが多いよね!!

ハケン~では、切れ者の派遣社員だった篠原涼子さん。今回は元詐欺師でありながらひょんなことで会計検査庁にスカウトされた彼女が、血税を使って私腹を肥やしている役人や政治家どもをやっつけるというお話。

タイトルの「黄金の豚」とは、彼女が子供の頃からコツコツと小銭を貯めてる金色の豚の貯金箱のこと、転じて国民がコツコツ納めた税金のことです。

このドラマの中では、会計検査庁は誰も行きたがらない人材の墓場なんだそうで(どっかで聞いた文句ね人材の墓場って!)皆な仕事をしてるフリだけのやる気ない連中ばかり。
初めはやる気満々だった人も上からの圧力に屈してだんだんに余計なことはしなくなっている。

どうやら芯子さん、詐欺師的な嘘を見抜く勘・洞察力?を見込まれて送り込まれたようです。

そんなヤル気のない会計検査庁全体を巻き込んで、篠原涼子扮する芯子が悪事を働いてる奴らを追い詰めていく様は胸がスカッとする面白さ。

大泉洋さんとの掛け合いがまた愉快です。それに家族の温かさもいいんです。姉思いのキャバ嬢の妹(山口紗弥加)や八百屋の母(もたいまさこ)がいい味出してます。

ただ面白いだけじゃなくて、折角追い詰めても勧善懲悪といかないところが、現実的で考えさせられるドラマでもありますね。

夏のドラマは面白いのがあまり無かったけど、秋は「相棒」「フリーター家を買う」「医龍3」「黄金の豚」と今まで観たものは面白かったから来週も観るわ、きっと!!






相棒シーズン9

2010年10月21日 | ドラマ
いよいよ始まりました!!相棒シーズン9。

右京さんと尊君のクールなコンビもすっかり板についてきて、つかず離れずの二人の距離感がいい感じです。

トリオ・ザ・捜一や鑑識の米沢さん、角田課長、それにお偉いさん方も健在で嬉しい限り。

出来ればこの面々はずっと変わらないで欲しいと思います。

思わせぶりなオープニングと女流作家の怪死事件とがどのようにかかわっているのか次週が待ち遠しいなぁ・・・

相棒といえば回ごとに脚本家が違うのも魅力の一つですよね。

ハードボイルドだったりユーモアたっぷりだったり、ヒューマニズムに溢れてたり社会性の強いものだったりと、作風やテーマがその度に異なるのもマンネリにならない秘訣かもしれないですね。

今回もビデオに録って二度三度と見直したいと思います。


フリーター家を買う

2010年10月20日 | ドラマ
秋?ドラマが始まりましたね。

嵐の二宮君が主演ということでフジテレビ火曜9時のドラマ「フリーター家を買う」を観てみました。

二宮君が主演したドラマって今までも秀作が多かったので期待大です

確かにあの社員研修や上司は変だよね~昔の私だったらきっと辞めていただろうと思う。

でも大人になった今だから言えることだけど、お父さんの言う「お前は自分からこんな会社辞めてやったんだ!と思ってるんだろうが大間違いだ。お前は振るい落とされたんだよ!」という言葉はもっともですよね。
ハローワークの職員の「せめて1年勤めてたらまだいいんだけどたった3ヶ月で辞めたんじゃねぇ。もっと条件下げたら?」の忠告にも頑として高収入でかっこいい響きの職業を望み、自分の実力を発揮したい!と言いつつも自分の実力の無さを思い知らされる、その時のなんともいえない二宮くんの表情が良かったです。やっぱり上手いわ~

コンビニやホームセンターでバイトしても接客態度が悪く、注意されるとすぐに不貞腐れて辞めてしまう・・・こんな子どこ受けても受かるわけ無いよなあ。

お父さんはガミガミ親父(竹中直人)、お母さん(浅野温子)は典型的専業主婦で優しいを通り越して息子を甘やかしすぎ。

最初は殊勝にバイトしながら職探しをしていた息子もだんだん自室に引きこもってゲーム三昧、母親に部屋まで食事を運ばせる有様。やがてこんなになっても息子を溺愛し小遣い迄与える母親に対して暴言を吐く様になります。

ところがこの頃から母親の様子が変になり、うつ病との診断。世間体ばかりを気にする父と甘ったれ坊やの弟に切れる姉(井川遥)。

この姉だけがマトモに見えるけど・・・婚家で色々ありそうな雰囲気なのよね。
実家の近所の噂好きそうなオバサン(坂口良子)は遠くにいてもこの家の人の姿を見かけるととんできて、あれこれ聞き出そうとするのですが、後ろ姿を見つめる目がなんともいや~な感じで不気味でした。

流石にグータラ息子も自分のせいで母親が病気になったのを悔いたのか、1日1万円の高収入に釣られ土木作業員のバイトをすることになるのですが、香里奈扮する女性作業員にも呆れられるほどの軟弱ぶり。しかも仲間に入れてくれようとする作業員達を拒絶して馴染もうとしない。
そのくせ香里奈には自分からあれこれ話しかけて、自分はホントはこんなところにいるべき人間じゃないんだと言い訳めいたことを言う。大した大学出たわけでもないのにプライドと望みだけ高い軽薄なだめ~な奴を二宮くんは好演しています。

さてさてこれからどうなるのかしら?
何となく展開が読めそうなドラマですが、私の周りにも未だに就職が決まらない男子が何人もいるので、皆のセリフが妙にリアルで身につまされます。

同じような境遇の子達が将来に希望を持てるような、頑張ってみようと思えるようなドラマになるといいなと思います。








乙女の密告

2010年10月19日 | 
「新潮」に掲載されていた「乙女の密告」を読みました。赤染晶子さんが今年度の芥川賞を受賞した作品です。

乙女たちとドイツ人教師のスリリングな関係が「アンネの日記」の授業を通して語られていきます。

その語り口は、そこはかとないユーモアが漂っていてとても読みやすい文章で好感が持てます。

ただ最後は「エッ!コレで終わりなの?」という感じでした。

これから中島京子さんの「小さなおうち」を読みます。

表紙は可愛いけど中身も面白いといいな。




銀座三越のモダン飲茶「ディムジョイ」

2010年10月18日 | グルメ
友人から銀座三越11階のレストラン街にオープンしたモダン飲茶の店「ディムジョイ」が良かった!という評判を聞いて行ってきました。開店してからだと長蛇の列とのことだったので、早めに行って並んだため楽々席に着けましたが、11時頃来た方は多分入れなかったかも。

ところが行ってビックリ!!昨日までは2800円の飲茶食べ放題ランチ(特選点心、ヘルシーな野菜料理、麺類・飯類まで約30種類のメニューから好きな物を何度でもいただける「オーダービュッフェスタイル」)だったのが、今日からは飲茶ランチは2000円(お茶 蒸し鶏と野菜の前菜 5種点心 汁そばか玄米粥 デザート)プラス800円で10種位の点心を食べ放題とのこと。

それじゃあ昨日までの2800円のオーダービュッフェとどこが違うかというと、まず点心の種類が激減。
プラス800円で選べる点心とランチコースの点心がかぶっているので沢山食べたいと思っても同じものばかり頼むことになります。
野菜料理や肉・魚料理もスープもないし、前は炒飯やあえそばや汁そばなど何種類かあったのが汁そばとお粥のみ。
デザートも6種が2種に、お茶も5種が3種にとの変わり様。

明らかに質がダウンしていますよね。

どうして変わったのかお店の方に聞いたら、「お客様からの要望で」と言ってましたが納得いかないわ~

多分種類が多いと作るのが追いつかなくてお客さんの回転が悪くなるからではないかと私は思うんだけど、実のところはどうなんでしょうか???

色々事情があるのでしょうが、せめてプラス800円にした時に選べる点心の種類はもっと増やして欲しいです。
飲茶の楽しみって色々な点心を少しずつ食べることだと私は思うので。

味つけは薄味で油っこくなくヘルシーで魚や海鮮もたくさん使っていて美味しかったし、お茶は何度もお湯を継ぎ足してくれたし、サービスの人も感じよくてとってもいいお店だと思うだけに残念でした。