マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

高峰秀子の流儀

2011年01月24日 | 
高峰秀子さんのことを知っていたつもりで全然知らなかったということに愕然としました。

高峰さんって、サムライのような方ですね。毅然としていてその生き方の潔いこと。

とても感銘を受けました。

とても高峰さんのようにはいかないけど、少しでも近づけたら・・・と思いましたよ。

シェ・トモ銀座

2011年01月22日 | グルメ
お料理教室の友人と仲間内で評判のいい銀座の「シェ・トモ」でランチです。
お店の場所は、銀座のポーラビルの11階。

たまたまお互いの都合の良い日がこの日しかなくて連日のフレンチになってしまったので大丈夫かしら?と思っていましたが杞憂でした。
「シェ・トモ」銀座、とても良かったですよ。

白を基調にした明るい店内。お昼には大きな窓からは燦々と陽が入り眩しすぎるということで、カーテンが惹かれていましたが、それでもとても明るい。周りを見回すと99%女性客でした。
男性はこちらのテーブル席だと居心地悪いでしょうね。入り口近くの赤い椅子のカウンター席のほうが落ち着くかも。
カウンターと言っても広いダークな色調のカウンターテーブルと赤い革張り?の椅子でいい感じでした。

お料理はランチの基本コースは2890円。
これに私はシェフのスペシャリテであるウニの貴婦人風をプラス。

湯煎にかけてスクランブルした卵にウニ入りのムースが西洋茶碗蒸しのような滑らかさ。上にはオマールのアメリケーヌソースがかかりその上のふわっとしたものは白ワインの泡。美味しすぎますこれを選んで良かった~

友人の牛蒡のポタージュもトロリとして牛蒡の香りが良く美味しそうでした。

前菜は、
ラタトゥイユとヒラメの昆布じめをゼリーで固めたもの、周りのコロンとした透明のものはワインのゼリー。
崩して食べちゃうのがもったいないほど美しいです。でも崩して全部混ぜていただいたら、それぞれがしっかりした味つけなのでとっても美味しかった。

友人はフォアグラと里芋とお肉のテリーヌ。こちらも美味でした。里芋が意外にもマッチしてて驚き。ベージュのテリーヌよりこちらのほうが私は好きかも。

料金がプラスになるけどエスカルゴとかブータンノワールとかもありましたよ。

次はシェ・トモ定番のこちら。

30種の野菜が並んだプレート。それぞれに味付けされていて女性は嬉しいですね。


メインは、私は鯛のパイ包み焼き。周りの緑はエストラゴンのソースです。

パイがサクサクで中の鯛もしっとりして美味しい。パイが全然脂っこくなくさっぱりしてるので脂っこいのが苦手な方でも大丈夫。

友人の魚と海老のクネルのグラタン風もクネル(洋風海老真薯ですかね?)がフワフワでサバイヨーネソースが超美味でした。


二人で違うもの頼むとそれぞれの味見ができて2倍楽しめますよね。

デザートの説明が面白いんです。
トレーにのった素材を見せられて「これとこれをこういうふうに調理してこんなイメージのデザートになります。」みたいな説明が。
一つはチョコレート。もうひとつは苺とライム。最後の一つはブラウンシュガーとスポンジとバニラ。
そして私が選んだのがこちら。

苺のパルフェの上にライムのアイスクリーム、その上に苺のギモーブ、そして苺ソースとまさに乙女好みの一皿。
可愛くて綺麗で美味しくていうことなし。

友人が選んだのはシェ・トモ定番のパンプディングでした。こちらもクレームブリュレのようでパリパリのカラメルと濃厚なプディングがとろけるような味わいでしたよ。

器もシンプルでセンスよくカップもとても可愛らしい。しかも持ちやすい。いいですねぇ。このカップ。


お料理もとっても美味しくて大満足でした。

こちらは基本のコースだけだと2890円と超リーズナブル。
もっとたくさん食べたい人や飲みたい人はプラスしていけばいいので融通がきいてとてもいいと思います。
7人以上だと5000円(税・サ込み)のコースになるそうですが、基本のコースにワインとウニの貴婦人風がつくそうですのでこのほうがお得かもね

私たちは、苺のカクテルも頂いちゃったし(ほとんどの方が飲んでました!)アミューズやスープをそれぞれプラスしたので高くなっちゃったけど、普通のお水も出してくれるので良心的だと思います。お水というと有料のミネラルウォーターしかなくて、それが意外と高かったりしてガッカリすることあるものね。

お店の方のサービスもまあまあでしたし、何よりも市川シェフがちゃんとお店にいらしたのには感心しました。
また是非行きたいお店になりました。

帰りに友人が美味しいマカロンを買いたいというので、三越2階のラデュレにご案内。
私はふるや古賀音庵でうぐいす餅と柚餅を。柚餅美味しかったなぁ~










ベージュ・アラン・デュカス東京

2011年01月21日 | グルメ
今日は、母と妹と私三人分の誕生会。
場所は、シャネルのビルにある「ベージュ」。
シャネルとアランデュカス氏とのコラボレーションのレストランです。

もっとゴージャスでキラキラしてるのかと思いきや、シンプルでエレガントなインテリアで落ち着いた空間。
椅子もゆったりして心地良い。

今回は一休のお得プラン利用で、通常8800円のコースが5500円。
アミューズ・前菜・魚・肉・プレデセール(ガレット・デ・ロワ)・デセール・ショコラ・飲み物という構成。
ガレット・デ・ロワの中に陶器のお人形(フェーブ)が入っていた人にはグラスシャンパンとマカロンの詰め合わせのプレゼントも。それに更に抽選でお食事券などがプレゼントされるそうです。

はじめにチーズの入った小さなシューの山盛りが出ました。それから鎌倉野菜のサラダとブロッコリのムース。
その後前菜だったかな?私はほろほろ鳥とフォアグラのテリーヌのような物。他の二人はホタテと車海老。
メインのお肉は私が子羊。他の二人は仔牛。どちらもボリュームたっぷり。
お魚は、全員的鯛のポワレ。

このあとガレット・デ・ロワ。小さな壷が入っていた母が大当たり。
サクサクのパイみたいでした。

デセールは私と母はマロンとチョコレートのケーキ、甘すぎず栗のムースとパリパリのうすーいチョコレートとアーモンドプードルのスポンジが層になっていてとても複雑な味わいと食感ですごく美味しかった~妹のミルフィーユはすごいボリュームでした。
誕生日だと言うことでプレートにはフランス語でお祝いのメッセージが。


ロオジェやカンテサンスは写真は個室以外はNGなので、「写真を撮ったら迷惑かと思って遠慮してたんだけど」と言ったら、「全然問題なかったのに!」と言われました。
なーんだ。初めに確かめればよかったな。

飲み物は紅茶・コーヒー・ハーブティー。私はさっぱりするハーブティーをお願いしたらミントとベルベールがブレンドされててとても爽やかで美味しかったです。
さいごにシャネルのボタンをかたどったチョコレート。かなりビター。


全体に素材の味を生かした薄味のソースで和のテイストも感じます。
お店の人々も感じ良くなかなかのイケメン揃い、且つフレンドリーなので高級レストランということで緊張することもなく楽しいひと時を過ごすことが出来ました。

一休のお得プランは2月いっぱいやってるそうです。これはお値打ちでした。





美しい隣人

2011年01月19日 | ドラマ
初回を見逃したので昨日の2話を初めて観たのですが、観終わった後イヤ~な感じの残るドラマでした。どこかで観たような・・・と思っていたら昔観た「揺りかごを揺らす手」という映画に似ているような。
仲間由紀恵さんの陰湿な悪女ぶりのせいかもしれないけど、檀れいさんの自分のイノセントさが他人を傷つけてることに気づかない無神経さにも腹が立ったのかもしれない。

一番印象に残ったのは、檀れいが渋ってるのに、一緒にスイミングに連れてってあげると強引に親切の押し売りをするママ友。
この時の二人の会話が、まるで噛み合ってなくて棒読みですごく変でした。横で見ていた娘が、言っちゃあ悪いけどこのドラマに出てる人演技ヘタすぎじゃない?!と言うほど。
他の場面ではそうでもなかったので、何か演出に意図があるのかしら?と勘ぐってしまいました。

渡部篤郎さんが凄く痩せてて老けたように感じたのも役作りなのかしら?

色々謎の多いドラマですが、この季節こう寒いと心が冷えるようなドラマより心温まるドラマや楽しい物が観たいな~と思ってしまいます。

パリの朝市

2011年01月19日 | グルメ
昨日、「啄木」を観る前にランチしようということになり、劇場に近く落ち着いて食事できるところを・・・と色々調べた結果、ネットのクチコミで評判の良かった「パリの朝市」に行ってきました。
ここの銀座本店にはず~っと前に一度行ったことがあったのですが、明るい雰囲気のカジュアルなフレンチレストランで普通に美味しいという位の印象でした。だからソコソコならばいいやというノリで。
池袋駅周辺ってなかなかいいお店がなくて困ってたのですが、今回は大当たり。

評判通りかそれ以上に良かったですよ。とても百貨店内のレストランとは思えないほどの(失礼)レベルの高さ。東武百貨店レストラン街スパイスの15階にあります。

クラシックなインテリアで落ち着いた雰囲気の店内、お店の方の物腰も丁寧でとても親切。

食事の後、東京芸術劇場での観劇がある旨を伝えると、それに間に合うように絶妙なタイミングでお料理を出してくれました。

私たちが選んだのはBコースのランチ。
前菜・スープ・お魚・お肉・デザート・飲み物

しかも熱いものは熱々出来たて、お肉やお魚もポーションは小さめで上品な感じでしたが、素材の良さが堪能できる調度よい加減の味つけでとっても美味しかったです。クルミやドライフルーツの入ったパンもバターも美味しくこれまた絶妙なタイミングでお替りを持ってきてくれます。

デザートはワゴンサービス。
赤いベリーのタルト・ガトーフレーズ・林檎のシブースト・ミルフィーユ・柚のシフォンケーキ・チョコレートケーキ・レアチーズケーキ等々。
この中から3つをと言われても「わ~どれも美味しそうで選ぶの難しい~」と迷いながらもミルフィーユ・赤いベリーのタルト・シブーストをチョイス。
そうしたらサービスのお兄さんが「良かったらこれもどうぞ」とおまけの柚のシフォンケーキとヨーグルトのソルベも一緒に盛り合わせてくれました。

ケーキがまたどれもこれも本当に美味しいの。こんな事言ったら悪いけど、ミシュランにも載ってる超有名レストランのデザートよりず~っと美味でしたよ。

食後の飲み物の紅茶がでた後にもポットでハーブティーを出してくれるなどサービスもとても素晴らしいです。
これで3000円台とはお値打ち。勿論もっと安いコースもあります。

マダムたちの懇親会のようなグループもいて12時にはほぼ満席だったので、お店の方に言われたように予約して行ってよかったと思いました。
次回池袋に来ることがあったら、また絶対にここでランチしたいと思えるお店でした。

ろくでなし啄木

2011年01月18日 | 舞台・映画
東京芸術劇場に行ってきました。「ろくでなし啄木」面白かったですよ~

私が勝手に抱いていた「素朴で薄幸そうな文学青年」のイメージが見事に裏切られました。といっても、私はそれほど啄木に詳しいわけでもなく思い入れもないので、かえって「啄木って結構ダメダメの人間臭い人だったのね~」とそこらにいるお兄ちゃんのような親近感さえ感じてしまったのですが。

中村勘太郎さんのテツが出色です。流石歌舞伎役者の底力を見せてもらいました。ずっと前に、野田秀樹さんの舞台で観た時とは格段に進化してます。悪いけど竜也君、喰われてましたね。

吹石一恵さんも初舞台とは思えないほどのコメディエンヌぶりでとても良かったです。啄木の命令でテツを誘惑するところなど大いに笑わせられました。

テンポの良さ、話の運びの巧みさはやはり三谷さんだけあって、途中でも全然眠くならずあっという間の2時間45分でした。


ザーザー降りの雨の中に佇む啄木のシルエットがとても不気味で、藤原道山さんの尺八とともにとても印象的でした。


佑ちゃんフィーバー

2011年01月16日 | 日記
日ハムの斎藤佑樹選手の周りでは、連日大変な大騒ぎが繰り広げられているようですね。
マスコミもファンも大勢群がっていますが、他の選手から反感買っていじめられたりしないかしら?とか満足に練習に集中できないんじゃないかしら?とか母目線で心配しています。
大体マスコミってさんざん持ち上げておいてドーンと落とすのが得意ですから。
毎日スポーツニュースのトップで報道されるたびにそんなことを考えているのは私だけかしら???

再会と滅びの花園

2011年01月16日 | 
横関大さんの「再会」、とても面白く読ませて頂きました。
4人の幼なじみがある事件をきっかけに再会するのですが、ドロドロしそうなものなのに読後感はとてもスッキリしたものでした。死ねばいいのに!って思うような嫌なヤツが早々と殺されちゃったせいかもね。
友情っていいなと思えます。

「滅びの花園」は、ネバーエンディングストーリーを元にしたファンタジーです。
赤川次郎さんにしては珍しいお話ですね。
バスチアンがひょんなことから古代ローマにタイムスリップしてあの悪名高い暴君ネロと出会って・・・
やはり赤川次郎さんは、素晴らしいストリングテラーなのですね。あっという間に読んでしまいましたよ。

朝ご飯食べてますか?

2011年01月14日 | 美容健康
突然ですが、皆さんは朝ごはんはちゃんと食べてますか?

我が家は、野菜ジュース、パン、ベーコンエッグ、ヨーグルト、紅茶などをその日に寄って少しづつ違いますが、割としっかり食べます。ヨガをやってる妹のところは朝は食べない派、健康にあまり関心無い義兄のところは毎日パンとコーヒーなんですって。

先日のためしてガッテンでも緑茶を飲んで朝ごはんはしっかり食べるのが健康に良いといってましたよね。
私も今までは、朝ごはんはしっかり食べないと一日の活力が出ないと思ってたんだけど。

でも石原結實さんの本を読むと、朝は排泄の時間だから食べるべきではないと書いてありました。
取ってもいいのは、体を温める生姜紅茶(黒糖入り)1杯だけ。水分のとりすぎが冷えの元、万病の元なんですと。

かたや緑茶を沢山飲め!というしホント何が健康にいいんだかわからなくなってしまうよね~

緑茶飲んでみたり生姜紅茶飲んでみたり甘酒飲んでみたり・・・ああ忙しい。


読書三昧

2011年01月13日 | 
久しぶりに仕事もお休みでお出かけの予定もなしだったので、今日は家にこもって読書三昧の一日でした。

お正月に読もうと図書館で借りてきたのになかなか読めなかった本をここ1週間で4冊も読みましたよ。

まずダン・ブラウンの「ロストシンボル下」。上はまあまあ面白かったのに下はつまらなかった~
「ダ・ヴィンチ・コード」とか「天使と悪魔」は面白かったのにね、残念

東野圭吾の「プラチナデータ」は流石に面白かったです。現実にありそうでちょっと怖いテーマですね。

昨日今日で読んだのは、テレビドラマにもなった角田光代さんの「八日目の蝉」と柚月裕子さんの「最後の証人」。どちらも親子の情愛がテーマのサスペンスですが、特に「最後の証人」はこのミス大賞を取った「臨床心理」よりも読みやすくて意外な展開で面白かったです。

そして今読んでもらおうと待機中なのが赤川次郎の「滅びの花園」と「高峰秀子の流儀」横関大の「再会」。

バラエティーに富んでいるというか脈絡がないというか・・・なんとなく面白そうだなとアンテナに引っかかった本たちです。たまにハズレもあるけどね。

暫く読書三昧の日は続きそうです。

今年初めての料理教室

2011年01月12日 | グルメ
今日は一ヶ月ぶりのメルヴェイユでの料理教室でした。

本日のメニューは、フォアグラのクレームブリュレ

イトヨリのポワレ プロヴァンス風

カカオのビスキュイで挟んだグランマニエのパルフェ

どれも美味しかった~

博多に「メルヴェイユ博多」というお店を開店することになったそうで、以前、松本シェフの下でスーシェフをしていた白水さんがシェフになられるそうです。

白水さんに教えて頂いた「牛筋肉と牛蒡の赤ワイン煮」は飲んべえのダンナにも好評ですよ。

博多に行くことがあったら是非寄ってみたいです。

新春浅草歌舞伎

2011年01月11日 | 歌舞伎
お正月の風物詩「新春浅草歌舞伎」に行ってきました。

浅草に着いて、まずは浅草寺にお参り。

仲見世は繭玉が飾られ華やいだ雰囲気。外国人観光客でごった返していました。銀座もですが、ここも中国人の方がとても多かったですね。




半年前にはちいさ~く遠くに見えていたスカイツリーがとても巨大になっていてビックリ写真撮るのも忘れるほど。

伝法院通りを抜けて浅草公会堂へ。


今日のお年玉は愛之助さん。昼の部の演目は「三人吉三」と「独楽」です。
三人吉三は今まで何回か観ているのですが、今回の墓場の場は初めて観ました。それから最後の立ち回りの場面もこんな演出あったっけ?というところがあり新鮮でした。
一緒に行った歌舞伎通の友人は、重鎮に比べると演技が軽くて眠くなった!と言ってましたが、私はそれもまたよしと思えます。若いっていいなぁ・・・と。七之助さんのお嬢は可愛かった!!欲を言えば愛之助さんの和尚はもう少し凄みが欲しかったですね。

亀治郎さんの舞踊の「独楽」はちょっと滑稽なところもあり、お正月らしい華やかさもあり、踊りの苦手な私にも楽しめました。

今回は勘太郎さんや獅童さんがいなくてちょっと寂しいかな?と思ったけど七之助さんや愛之助さんも頑張っていたし時々違うメンバーでやるのもフレッシュでいいんじゃない?と思いました。

帰りに「やげん堀」で調合仕立ての七味唐辛子を買ってきました。やはり出来たては香りが全然違いますね。
ぶりの照り焼きとか銀だらのような脂の乗ったお魚にかけると美味しいよ~と店のおじさんが教えてくれました。

来週は、勘太郎さん・藤原竜也さん出演の三谷幸喜さんの舞台「ろくでなし啄木」を観に行ってきま~す。

戸井のマグロとおやつ

2011年01月11日 | グルメ
先日、初競りで3249万円?の高値がついたとニュースになった戸井のマグロを板前寿司さんと共に競り落した銀座のお寿司屋さん「久兵衛」に行きました。予約は年末にしていたのでたまたまそうなったのですが、やはり板さんとの話題もマグロについて。
300キロ台のサイズは太平洋のマグロとしては最大級だそうです。大西洋のは600キロ位のもいるらしいけど久兵衛さんでは使わないんですって。
TVでは1貫9000円位とらないと元が取れないんじゃ?と言ってましたよ~と言ったら「ウチでは1貫2500円でお出ししてますよ。」と。
話のタネに食べてみたかったけど、コースだけでお腹いっぱいになっちゃったし、1貫2500円は高いよね~ということで諦めました。

「板前寿司」では、「初競り最高値まぐろ落札御礼」記念として、「初競り大トロ」が1貫1300円、中トロ900円、赤身500円、鉄火巻1本1000円で食べられるし、「本マグロにぎりセット」(大トロ1貫、中トロ3貫、赤身1貫、鉄火巻、サラダ・お椀付き)は5000円だそうです。久兵衛との折半分の171キロから約8000貫がとれるらしいですよ。

そうそう友人にシュガーバターサンドの木を貰ったので食べてみました。
外の生地はクラコットみたいな感じ。甘くなくてサクサクしてます。間にホワイトチョコのクリームがサンドされてます。まあまあの美味しさかな?例の有名ラスクにちょっと似てます。でも値段が手頃なところがいいんでしょうね。

帰りに表参道駅の紀伊国屋で自分用のおやつに買ったのはこれ。

韮山ジャージー生クリームサンド

以前はなまるカフェのおめざで檀れいさんも紹介してました。
クリームがとても美味しいんですよ







相棒観てきたよ~

2011年01月07日 | 舞台・映画
先日、相棒仲間の友人と丸の内東映に行ってきました。

映画館で映画観るの久しぶりだなあ。最後に観たのはいつだったかな?
もしかしたら渡辺謙さんの「沈まぬ太陽」以来かも。

平日の昼間なのでそれ程混んでなくて程々の入りでちょうどいい感じでした。

右京さんのポストカードを頂きましたよ。

年末は、神戸君のだったそうで、今週からは官房長のらしいです。
既に映画をご覧になった方はお分かりだと思いますけど、なんか意味深ですね。

映画の内容は、警察内部の複雑に絡み合った権力争いとそれに巻き込まれた人々の悲劇みたいなものが描かれていて、映画版の1よりもTVの相棒に近いです。

正直途中まではちょっと物足りなかったんですが、事件が解決したのに予告編のあの部分がないなあ・・・と思っていたら最後の最後にあんな事になってしまうなんて!!物凄い衝撃でした。

二人のやり取りが結構好きだったので残念です。


玉三郎さん

2011年01月06日 | 歌舞伎
ル・テアトル銀座にて玉三郎さんの特別公演を観て参りました。

素晴らしかったです

エレベーターを降りると玉三郎さんがこのようにお出迎えしてくださいました。



吹き抜けのロビーには、繭玉が飾られお正月らしい華やかさです。いつものルテ銀とは随分趣きが違っていました。

獅子舞もいて、手を噛んでもらいました。友人曰く「これで今年もいいことあるよ!」。(でも今ここに居られること自体が凄くラッキーな事なんだよね。)

これらは、お客様にお正月らしい気分を味わっていただくために・・・と玉三郎さんがスタッフ達と考えてくださったしつらえだそうです。

劇場内には短い花道も出来ていました。歌舞伎座に比べると縦長で幅の狭い劇場ですが、後ろから4~5列目の席だったにもかかわらずとても観やすかったです。

阿古屋の艶やかで美しかったこと。衣装も素晴らしかったけれど、何よりも素晴らしかったのは琴・三味線・胡弓の三曲を一人で弾くということでしょうね。琴責めというくらいだから相当の難曲らしいですが、玉三郎さんは何時か阿古屋をと夢見て10歳以前からお稽古を始められたとか。しかも実際初めて阿古屋を演じたのはそれから30年後のことだったそうです。

その間、いつやれるか分からないのに精進を重ねて来られたのであろう姿が、阿古屋が一心不乱に弾く姿と重なって神々しくさえ見えました。

歌右衛門さんから玉三郎さんへと継承されたこの「阿古屋」、後を継げる女形はいるのでしょうか?私は菊之助さんあたりに継いでいただけたらなあ・・・と夢見ているのですが、どうなりますことやら。

女伊達も粋でカラリとして華やかな舞台で、阿古屋とは全然違う男っぽい女形という新鮮な姿を見せてもらって楽しかったです。

女形なのに侠気あふれる玉三郎さんの口上「歌舞伎をこれからもどうぞ宜しくお願いいたします。」に今回の公演を引き受けた真意が表れていて客席は拍手喝采でした。拍手が鳴り止まず、歌舞伎には珍しくカーテンコールもありましたよ。
お正月の歌舞伎って本当にいいですね。華やかで、こいつは春から縁起がいいわいっていう気分になれます。日本人に生まれて本当によかったなあ・・・とつくづく思いながら帰ってきました。

当日券も若干出るようなので興味が有る方は行ってみては如何でしょうか?次はいつ観られるかわかりませんよ!