東京宝塚劇場にて観劇。
席は2階A席10列目センターで全体が良く見えました。
勿論オペラグラス持参です。
「ロミジュリ」は以前、東宝のミュージカルを観て以来、大好きな演目の一つ。
フランス版も良かったし、月組公演もなかなかのものでした。
さて、今回は日本で一番最初にこの作品を上演した星組の公演。
主演は当時と同じ柚希礼音と夢咲ねねのお二人。
役替りは、姉ご贔屓の真風涼帆が死、紅ゆずるがティボルトのAチームであります。
本当に素晴らしかった~ロミジュリの楽曲は一度聴いただけで体にしみ込むように自然に入ってきます。
ロックなフレンチミュージカル大好きです。
東宝よりもロマンティックな衣装と背景は流石宝塚チックだったし、少年ぽく儚げな柚木ロミオは可愛い。
ねねジュリエットの方が、強くてお姉さんぽく見えました。でもこの二人だからああなったのだろう・・・と説得力がありました。
ヴェローナ大公と乳母、そして神父様は貫禄ありました。歌も良かった~
死の真風さんも妖しい雰囲気で良かったです。柚木ロミオを死へと誘うトート閣下みたいなとこもあったりしてエリザファンにはツボです。
ラストも死んで悲しいと言うよりは、二人が天国で結ばれモンタギューとキャピュレット両家は和解するというハッピーエンディングな感じだったので悲壮感は有りませんでした。
ショーでは打って変わって無垢で純真な青年だった柚木さんがセクシーな大人の男の色香を振りまいていて、ねねさんもカルメンの様に挑発するような妖艶な眼差しで、一瞬でこんなに変われるなんてやっぱ役者さんは凄いと妙な所で感心。
エトワールの方の歌声が今まで聞いたことのないくらい素晴らしかったです。
それにしてもロミジュリは何度観てもいいわぁ~
東宝ロミジュリも楽しみです。