マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

祝🎉モンテクリスト伯初日

2020年08月19日 | 凰稀かなめ様
コロナのために遅れていたモンテの幕が昨日やっと開きました。
お稽古中に体調不良の方が3名も出たので、もう無理なのでは…と危ぶんでいましたが無事初日が開けられて本当に良かったです。おめでとうございます。

明治座でお馴染みの幟もなく、いつも賑わっている売店も食堂も全部閉鎖、彼方此方に消毒スプレーという普段の劇場とは全然違う物々しい警戒ぶり。
ロビーで待ってる人々もソーシャルディスタンスを保ち、集まってお喋りに興じる人はごく少数。
座席も半数以下、前から5列目迄はマスク+フェイスシールドを付けての観劇です。
舞台から客席上方にはボワーッと靄がかかっていましたが、あれも何らかの対策だったのか?それとも演出の一部だったのか?

舞台は三部構成。10分の休憩が2回入ります。
1幕のエドモン・ダンテスが罠に嵌められる迄とエデとフェルナンとの確執場面がちょっと冗長に感じましたが、全体にテンポ良くカトリーヌとマリー、フィスがいい感じに絡んでてメリハリが効いてるのでモンテのストーリーを知ってる私でも飽きずに面白く観られました。
かなめさんがラジオで西田さんや渡辺大輔さんと話してた通り、カトリーヌ、デュマ、フィスの物語と3人で作り上げたモンテクリスト伯の物語が並行して進んでいきます。
こういうモンテは初めてだったのでとても新鮮で面白かったです。
劇中劇であるモンテは宝塚のモンテの方がコンパクトに纏まっていてスッキリしてると感じましたが。

かなめさんは舞台を操るコンダクターの様なお役、エリザのトートみたいに皆んなの運命を自由自在に操る圧倒的な存在感が素晴らしかった。
お顔、立ち姿の美しさは今更言うまでもありませんが、指の先まで神経の行き届いた美しさにうっとり、フィスの母カトリーヌとエドモンの婚約者メルセデスの二役を一瞬にして行き来する演技力は流石でした。
お母さんと呼びなさい!を思い出して😁

それから富田真帆さん演ずるマリーに「マリー」と呼びかけた時一瞬うたかたのルドルフが入ってましたよね(と勝手に思ってる私)。

男装の麗人のポコちゃん(十碧れいやさん)の美しい姿を久しぶりに観られたのも嬉しかったです。

いろんな意味でキャストも観客も緊張しての初日でしたが、カテコのご挨拶で村田さんが言ってらした奇跡という言葉が相応しい舞台でした。

アフタートークは感染症予防のための消毒などに時間がかかるためカテコに引き続き登壇予定者によるご挨拶という形で行われたので短かったです。
入り口では検温、消毒、チケットは自分でもぎる、退出も3階席、2階席、1階後方席、1階前方席の順というように密集しないような対策がされていました。

こんな異常な雰囲気の中でも久々の生の舞台を観られてテンション上がりました。
この日のために自粛で家に篭っている間、体調は悪くなり帯状疱疹になったり鬱っぽくなったりしてたのに、今日はウキウキです。
やっぱり歌やダンス、演劇の力は凄いな‼️
終盤のキャスト全員とカトリーヌの力強い歌声に確かに希望の光✨が見えました。
次の観劇は千秋楽。
演劇の灯を消さないためにも、皆様どうか今のまま元気に進化し続けて突っ走ってください💕

そんなかなめさんは今日はゆっくりお休みなのかと思いきや何かの撮影ですって。なんの撮影なのかな。気になる。
そして9/8には帝劇で信長の犬にご出演とか。
ハードスケジュール❗️
コロナだけじゃなく熱中症にならないようにくれぐれもご自愛くださいね。


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