マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

ミュージカル モーツアルト

2014年12月03日 | ミュージカル
久々の帝劇です。

「モーツアルト」観てきましたよ。

井上芳雄くんの最後のモーツアルト公演。

やっぱりいいですね~楽曲も詩も素晴らしい クンツェ×リーバイは天才だわ~

井上くんは初演の時と比べるとグッと大人になリましたね。声も若干低くなってるし顔つきも精悍でシャープな印象に。

35になったから(モーツアルトも35で亡くなってるので)モーツアルト役からは引退、というのも分かる気がします。

抜群の安定感と歌唱力故に初々しさが感じられないのがちょっと残念。

でもラストシーンの虚ろな目の表情とか苦痛から解き放たれた悦楽の表情が素晴らしかったです。

胃がんで休養されていた市村正親さんの復帰第一作でしたが、微塵もそんなことを感じさせない今までどおりのパパでした。実生活でもお父さんになったせいか、より一層息子への愛情を感じましたね。

声も張りがあってよく出ていたし、元気でお茶目な市村さんが健在で安心しました。

今日のキャストは、男爵夫人が香寿さん、コンスが平野文さんでしたが、どちらも演技も歌も素晴らしかった

でも一番感心したのは、ナンネール役の花總まりさんでした。

少女時代のナンネールの可愛らしいこと全然違和感なし。

「レディベス」の時とは全く違った雰囲気で上手い女優さんだなあ・・・と。

小池修一郎さんのお気に入りみたいだし、来年の「エリザベート」は花總さんで決まりかもね。

次はイクティーモーツアルトを観てきます。


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