東宝版ロミオ＆ジュリエット

赤坂ACTシアターにて「ロミオ＆ジュリエット」観劇。

【本日のキャスト】
ロミオ　　　　古川雄大
ジュリエット　生田絵梨花
ティボルト　　広瀬友祐
死のダンサー 　大貫勇輔　

初演とは随分セット、衣装を含め演出が変わっています。オープニングから全然違って戸惑いました。

アニマル柄の衣装でなくなったのは良かったけど・・・携帯はいまだ健在なのね。小池センセイの拘りなのかしら？全然いいと思わないけどなぁ・・・小道具や照明などが毳々しくなってて安っぽく感じられました。

歌は皆さんお上手なんですが、こじんまりまとまってて優等生的な感じ。初演の荒削りだけどエネルギッシュで個性豊かで疾走感あふれる舞台を思い出して・・ちょっと

そのせいか「世界の王」のところでも手拍子はわずか。ここで盛り上がらなくてどうするって感じ。

古川雄大さんも生田絵梨花さんもピュアで可愛らしく役にピッタリ。歌もお上手。

私が期待してたティボルトの広瀬さんはワイルドさが物足りなかった。スマートすぎる感じ。上原理生さんや姫のティボルトを思い出しながら観てしまったのだけれど・・・本当の男性よりも荒々しいティボルトだったよ。姫、やっぱ凄いわ。

そして前回はもっと死のダンサーの印象が強烈だったのですが、今回はあまり感じなかった。


何だか宝塚の星組2010年版「ロミジュリ」を観たくなってしまいました。

「ロミジュリ」は日本初演の宝塚版が一番洗練されていて美しくて好きだなぁと改めて思いました

でもキャストを替えてまた観に行きますよ。

まだ始まったばかりなのでこれからどんどん進化していくだろうと期待してます。