千秋楽おめでとうございます🎉

千秋楽公演、無事終わりました。
素晴らしい舞台でした。
初日に観た時とは別物？と思うくらい進化していました。
100回の稽古より一回の本番とはよく言ったものだなぁとつくづく思うほど。
十分なお稽古も出来ず、明日は中止になるのでは？との不安の中、皆さんが懸命に努力された結果、初日はちょっとぎこちなさも残っていた若手のキャストの方々も目覚しい成長を遂げていたのが嬉しかった。
お陰で今日は物語の面白さを堪能できました。

カテコのご挨拶で皆さんコロナで中止になるのでは？と不安を抱えながらお稽古も満足に出来なかったこと、公演できるように尽力してくれた関係者やカンパニーの皆さんや観客への感謝の言葉などを述べてらっしゃいましたが、一番心にズキュンときたのが作・演出の西田さんのことば。
皆んなが不安で下を向きそうになった時、かなめさんだけは下を向かず前だけを見ていた。こんな時にこそその人の真価がわかると。
かなめさんもきっと心の中は不安でいっぱいだったでしょう。でもそんな事を微塵も感じさせないように気丈な座長として振る舞っていたに違いないと思います。せっかく産声をあげた赤ちゃん（この作品）を生き埋めにして葬ってはいけないとの思いもあったのかもしれません。西田さんの願いを叶えてあげたいとの思いもあったでしょう。でも一番はお客さんの目の前でお芝居がしたい、キャストみんなにもその幸せを味わわせてあげたいと思ったのでは。
なんて素敵なかなめ姐さん。
綺麗でカッコよくて芝居が上手いだけじゃない、こんな男前なところが大好きなのです❤️
是非是非再演を‼️

手探りでも徐々に劇場も再開していかないと本当に演劇はダメになってしまいます。
その為には劇場側や演者側の対策も勿論ですが、我々観客も万全の対策をして臨まないとね。