マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

霞町すゑとみ

2011年05月14日 | グルメ
久しぶりに西麻布の和食店「すゑとみ」さんに行ってきました。

5250円のランチコース。

湯葉・海胆・ジュンサイの加減酢ジュレ掛け

もちもちの湯葉にジュンサイとトロリとしたジュレが爽やかで初夏!!という感じ。

飯蒸し

お出汁につけて下味をつけたもち米と加茂茄子のしば漬け

このこと山芋 穴子の揚げ物

山芋の素麺のような細さに感嘆!若いお弟子さんのお仕事だそうです。スバラシイ!!

お椀

甘鯛と牛蒡 ゴボウはこれまた細ーい千切り 流石のだしの良いお味が・・・

金目鯛の焼き物

脂がのってて皮はパリっと身はフワフワですゑとみさんの焼くお魚は本当に美味しい!!
この金目は特別の金目だそうです。ちょっと真似できそうもないわ。
添えられた蕗味噌は雪の下に生えてるフキノトウで女将さんの叔母様が作ったものだそうです。いい感じのほろ苦さがたまりません。

筍と花山椒の揚げ出し

筍は熱々で火傷しそうなくらい。歯応えもありタケノコってこんなに美味しかったっけ?という感じでした。
花山椒がピリリといいアクセント!

土鍋ごはん




今日の御飯はたけのこご飯とあなご御飯だったのですが、10人でカウンターを貸切だったせいか特別に両方の御飯をいただくことができました。
どちらも本当に美味しかった。筍ご飯には贅沢にも花山椒がたっぷり。

蓮根餅

和久傳の西湖のような蓮根餅。モッチリしていてわらび餅のような食感。
甘酸っぱいすだち入りの黒蜜がメッチャ爽やかで皆さん大絶賛!

すゑとみさんのお話もとても面白く役に立つことばかり。

先日、福島のいわき市にボランティアで食事を作りに行かれたそうです。
食料はかなり行き渡っているそうで、欲しい物がだんだん変化してきているそうで、今求められているのは女性用の基礎化粧品とか下着のようなものだそうですよ。

被災地では、カップラーメンなどの非常食とか炊き出しもカレーや豚汁などこってりして濃い味付けの物が多かったので、薄味の煮魚とかカツ丼が食べたいとかの要望もあったとか。

被災者の方々も徐々に日常を取り戻しつつあるのかな・・・と感じました。

ご主人曰く、出汁なんか入ってないのに田舎の人の煮物は凄く美味しいんですよね。やっぱり鮮度と愛情かなぁ・・・
僕もアレにはかなわないんだよなぁ・・・

お主人も女将さんもお店の皆さんもとても感じが良く、素敵な落ち着いたお店で美味しいお料理を戴けて幸せなひとときでした。










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