とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

入試ネット投稿について考える

2011-03-03 22:14:50 | ニュース
ここ数日、大学入試問題を試験時間中にインターネットの掲示板に投稿した問題で新聞やテレビは大騒ぎしていた。そして、今日仙台市の男子予備校生(19)が偽計業務妨害容疑で逮捕されたようだ。

この問題が、騒ぎ出された時はしょうもない事やる奴がいるなーくらいにしか思ってなかった。それが、毎日大々的に報道され大臣までがこの問題について言及するまでの大騒ぎに発展してしまった。大学入試には、昔から替え玉受験とかカンニングとかいろいろ問題があった。今回もその一つで、やり方が今時らしく携帯を使ってのネット投稿ときた。やり方は変わったとしても、なくなることはない問題だ。決していい事とは言えないし、真面目な受験生の気持ちを逆なでする行為でもある。だが、テレビや新聞で大騒ぎするほどの事件だろうか。

これだけ報道されたことで、当の男子予備校生は、あまりの代償の大きさに愕然としたかもしれない。京大合格できるほどの学力があったといわれているようだが、やることがあまりにも杜撰である。インターネットのような所に投稿して答えを得るなんてことしたら、怪しまれること確実である。まして、IPアドレスは固有のものだから投稿者なんてどこの誰かなんて事は、然るべきところが調べたらあっという間にばれてしまうものである。そんな事も気づかないなんてのは社会性がないというのか、世間を知らないということなのだろう。

今回の事件は、三面記事にちょっとばかし載るぐらいのレベルの低い事件ではないかと思う。大相撲の八百長問題と同じくらい程度の低い事件だ。新聞やテレビは、もっと重要な国内政治や中東の政変問題などしっかり掘り下げて報道して欲しい。いつの間にか、ガソリン価格が一気に10円も上がっていたことすら気付かなかった。