gooのランキングで「ジョニー・デップ」のはまり役ランキングが載っていた。
今週から、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の第4作が公開されていることもあり、「ジョニー・デップ」といえば、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウ船長が一番のはまり役だという結果は誰もが納得するだろう。私も第1位の結果に満足している。今までの海賊とは一味違うユニークな海賊の役作りを第1作で見て、いっぺんにファンになってしまった。ジャック・スパロウを彼以外の役者がやることは想像できないし、ありえないことだろう。
そして、2位から5位まではティム・バートン監督と組んだ作品ばかりが並んでいる。2位は『チャーリーとチョコレート工場』のウィリー・ウォンカ、3位が『シザーハンズ』のエドワード、4位が『アリス・イン・ワンダーランド』の帽子屋、5位が『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』のベンジャミン・バーカーである。ティム・バートンというとゴシック、ホラー、ファンタジーなどを題材にした独特の映像とキャラクターの作品が多く、その作品の雰囲気を見事に演じているのがジョニー・デップであるといえる。この二人がタッグを組んだ作品は、独特の味わいがある。どれを見てもジョニー・デップのはまり役と思えるから不思議である。
2位から5位は、どれが何位になろうともそれほど差はない気がする。個人的な好みで行けば2位に『シザーハンズ』のエドワード、3位に『チャーリーとチョコレート工場』のウィリー・ウォンカを挙げたいくらいである。まあ、5位までは妥当な結果であろう。
6位以下もいろいろ出ているが、見たことない映画もあるし、見たことあるけどジョニー・デップが出ていたことを気付かなかった映画もある。やはり『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウ船長のイメージが強すぎて、他の映画の印象が弱まっていることは否めない。しばらく前に見た『ツーリスト』のフランクなんて役は誰でもいいような役である。アンジェリーナ・ジョリーと競演したという話題づくりに作られたような映画だったといえる。
このランキングを見て、やはり『パイレーツ・オブ・カリビアン』第4作を早く見たくなってきた。