4:30に起床する。権現小屋の外では、風がヒューヒューと音をたてていた。外に出て様子を伺ってみると、風は強いが頭上には星がきらめいていた。この分なら、ご来光は拝めそうだとみんなを起こし身支度を整えてもらう。権現小屋から少し上にあがれば東の空が一望できる。5:20の日の出に間に合うよう稜線に出た。
赤岳、阿弥陀岳の北側の空が赤く染まってきた。ご来光を眺めるための防寒対策も万全である。
我々のパーティも同じようにご来光を待ちわびていると、小屋番のシゲさんもやってきた。シゲさんと一緒に写真を撮った直後に日が上がってきた。
雲の淵が、黄金色に輝いてきた。
雲の切れ間から、ぐっと出てきたが手前のガスでぼんやりしてる。
ガスが切れると、頭がはっきり見えた。
そのあと、目前にもガスがたなびき、空全体が赤く染まる。
目まぐるしくガスが出たり消えたりして、幻想的な光景が広がる。
みんな写真を撮るのに大忙しである。
かなり日は上がっているが、雲も上がっている。しかし、その上は青空が広がっていた。
素晴らしいご来光を見ることができて大満足して小屋に戻る。小屋では、温かいご飯と味噌汁、おかずが待っていた。
朝食後、支度ができたら直ぐ出発するつもりだったが、小屋番のシゲさんといろいろ話などをしてついつい長居をしてしまった。コタツの周りでコーヒーを飲んでいると、出かけるのもおっくうになりそうである。名残惜しい気もあったが、意を決して下山の途につく。結局小屋を出たのは7:15くらいだ。ご来光を眺めた赤岳の分岐の場所に再び来ると、くっきりと赤岳が見えている。こんどは赤岳にも行きたいねとみんなと話しながら先に進んだ。
この日も、北アルプスの槍、穂高連峰がしっかり見えている。なんと贅沢な展望が続く山行である。
雲海も相変わらず素晴らしい。
権現岳の先には富士山が今日も見えている。
幾つかのクサリ場を通過する。
小屋を出て45分ほどで三ツ頭2580mのピークにつく。
三ツ頭から観音平方面への分岐に進む。その後は、広い尾根が続き歩きやすい道だ。木戸口公園、ヘリポート等を通過し笹すべりの道に入っていく。笹原の道は柔らかく走るようにどんどん下っていくことが出来る。
八ヶ岳神社の分岐の手前から、整備されたハイキング道を登ったり下りたりして観音平に到着する。到着時間は10:15だった。コースガイドによれば、4時間半くらいのコースだったが何と3時間で着いてしまった。ウルトラマラソン経験者ばかりのパーティで健脚ぞろいだったことが功を奏したようだ。
おまけ:観音平で見かけたツリガネニンジン
その後は、小淵沢道の駅併設の温泉「延命の湯」に入り、明るいうちに帰宅する。女性陣には早めの帰宅でよかったようだ。今回は、二日間とも上天気に恵まれ、本格的登山は初めてといううっちゃんには最高の山登りだったようだ。また、ベテランのかっちゃんやよっぴーさんも大満足してくれたようで私も嬉しかった。
赤岳、阿弥陀岳の北側の空が赤く染まってきた。ご来光を眺めるための防寒対策も万全である。
我々のパーティも同じようにご来光を待ちわびていると、小屋番のシゲさんもやってきた。シゲさんと一緒に写真を撮った直後に日が上がってきた。
雲の淵が、黄金色に輝いてきた。
雲の切れ間から、ぐっと出てきたが手前のガスでぼんやりしてる。
ガスが切れると、頭がはっきり見えた。
そのあと、目前にもガスがたなびき、空全体が赤く染まる。
目まぐるしくガスが出たり消えたりして、幻想的な光景が広がる。
みんな写真を撮るのに大忙しである。
かなり日は上がっているが、雲も上がっている。しかし、その上は青空が広がっていた。
素晴らしいご来光を見ることができて大満足して小屋に戻る。小屋では、温かいご飯と味噌汁、おかずが待っていた。
朝食後、支度ができたら直ぐ出発するつもりだったが、小屋番のシゲさんといろいろ話などをしてついつい長居をしてしまった。コタツの周りでコーヒーを飲んでいると、出かけるのもおっくうになりそうである。名残惜しい気もあったが、意を決して下山の途につく。結局小屋を出たのは7:15くらいだ。ご来光を眺めた赤岳の分岐の場所に再び来ると、くっきりと赤岳が見えている。こんどは赤岳にも行きたいねとみんなと話しながら先に進んだ。
この日も、北アルプスの槍、穂高連峰がしっかり見えている。なんと贅沢な展望が続く山行である。
雲海も相変わらず素晴らしい。
権現岳の先には富士山が今日も見えている。
幾つかのクサリ場を通過する。
小屋を出て45分ほどで三ツ頭2580mのピークにつく。
三ツ頭から観音平方面への分岐に進む。その後は、広い尾根が続き歩きやすい道だ。木戸口公園、ヘリポート等を通過し笹すべりの道に入っていく。笹原の道は柔らかく走るようにどんどん下っていくことが出来る。
八ヶ岳神社の分岐の手前から、整備されたハイキング道を登ったり下りたりして観音平に到着する。到着時間は10:15だった。コースガイドによれば、4時間半くらいのコースだったが何と3時間で着いてしまった。ウルトラマラソン経験者ばかりのパーティで健脚ぞろいだったことが功を奏したようだ。
おまけ:観音平で見かけたツリガネニンジン
その後は、小淵沢道の駅併設の温泉「延命の湯」に入り、明るいうちに帰宅する。女性陣には早めの帰宅でよかったようだ。今回は、二日間とも上天気に恵まれ、本格的登山は初めてといううっちゃんには最高の山登りだったようだ。また、ベテランのかっちゃんやよっぴーさんも大満足してくれたようで私も嬉しかった。