とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

厳しい残暑が続いている

2011-09-15 23:26:27 | 呟き
昨日や今日も、運動会練習中の小中学生が何人も熱中症で倒れたなんていうニュースが流れていた。
台風が去ったあと、好天が続き厳しい残暑が続いていたことは確かだ。
私も、外でちょっと動き回っただけで滝のように汗が流れ、暑さに閉口していた。
しかし、それにしてもこんなニュースが最近多すぎる気がする。

地球温暖化により、昔より気温が上がっている原因もあるだろうが
自分が小学生の頃は、いくら暑くても何十人もまとまって倒れたなんてことは先ずなかったはずだ。
やはり、今の子供たちは暑さに対する耐性が弱くなってきてはいないだろうか?
昔の学校は、エアコンなんてなく夏は暑くて冬は寒いのが当たり前だった。
ところが、今は保育園や幼稚園からエアコン付きの教室が増えている。
学校が終わっても、外で遊ばずエアコンの効いた部屋で遊んだり、塾へ行ったりと
汗を搔く機会が減っているように思える。

人間は、汗を搔いて体温の調節をしているわけだが、熱中症にかかるというのは
体温調節がうまくいかず汗腺の働きが悪くなっているからである。
暑い国の人は機能している汗腺の数が多いため、体温調節がうまくいき熱中症にはかからない。
汗腺の数は、日本人は約230万個、寒い国の人は200万個以下、暑い国の人は約250万個といわれ、
実際に働く汗腺の数は生まれ育った環境によって2~3歳までに決まるそうだ。
小さい頃から、冷房の利いた部屋で夏をずっと過ごしていると、汗腺の働きは悪くなるはずである。

熱中症の予防には、水分や塩分の摂取をしっかりとる事が重要だが
それ以前に、多少の暑さに早くから慣れておくことが必要ではないかと思う。
私も暑さは苦手だが、7月8月と暑い時をなんとかやり過ごしたおかげで
9月の暑いこの時期になっても、暑さは感じるが一頃よりは慣れたような気がする。
夏休みには、大勢の子供たちが朝早くから外で遊びまわっていた時代が懐かしいものだ。