先週末の土曜日は、百名山を登る予定で朝から家を出発して群馬県の沼田ICで関越道を降りた。この日は、武尊高原のペンションに泊まるだけのドライブである。ただ、日没までには時間があるので、吹割渓谷を観光することにした。以前から皇海山に登りたくて何度も前を通過していたが、皇海山への林道の通行止めなどがあって次の機会にしようとした観光スポットである。今回も皇海山への登山を計画したのだが、またもや林道が通行止めになってしまった。皇海山は来年にすることにしたが、吹割渓谷だけはこの際見学しておくことにした。
まずは、駐車場に車を止め渓谷への遊歩道を歩き出した。遊歩道入口には、たくさんの茶店やお土産屋が立ち並んでいる。

店の下を下っていくと、豪快な水音と共に滝が見えてきた。「鱒飛の滝」である。高さ8メートル、幅6メートルの滝で、遡上してきた鱒がここを越えることができずに止まってしまうことから、かつては「鱒止の滝」と呼ばれた滝である。

滝の近くまで下りると、まさに轟音である。水量が多く、あまり近くに立ち寄るのは怖いくらいだ。立入り禁止ゾーン一杯まで近寄ってみるが、吸い込まれそうでそっと見て離れる。



遊歩道を更に進み、上流に向かう。あまりにも迫力ある光景に、声を失う。

獅子岩と呼ばれる岩壁群の奇景。独特の渓谷美である。遊歩道の下は激流で、一歩踏み外せばお終いである。

その先が、いよいよ吹割の滝だ。昭和11年12月16日文部省より、天然記念物に指定された吹割の滝は、高さ7m、幅30m余に及び、ごうごうと落下、飛散する瀑布は、東洋のナイヤガラといわれている。この滝は、凝灰岩、花崗岩の川床上を流れる片品川の清流が、岩質の軟かい部分を浸蝕し、多数の割れ目を生じ、あたかも巨大な岩を吹き割れたように見えるところから、“吹割の滝”の名が生まれたそうだ。本物のナイアガラの滝に比べれば小さいかもしれないが、それでも間近でみると凄い景観である。日本でこんな光景を見るとは思わなかった。



さらに上流からは、吹割の滝を見る観光客が見える。

順路に沿って進み浮島橋を渡る。橋を渡ると浮島観音堂に出会う。ここで願いを札に書いて祈願すると願い事が叶うそうだ。
吹割橋を渡り、山沿いの遊歩道を進む。第1~3までの観瀑台があり、それぞれから見た吹割の滝の様子。滝の全体像が良くわかる。


遊歩道を一周すると、十二様の前に出る。

吹割大橋から見た吹割渓谷の様子。あと二週間もすれば紅葉が見頃になるそうだ。

吹割大橋を渡り切ると駐車場に着き、ペンションに向かった。武尊高原のペンションには夕方5時くらいに到着する。テニスコートやフットサルコートが所狭しと作られており、関東圏の合宿向けペンション村といった雰囲気の場所である。泊まったペンションは「てんとう虫」という名前で、近郊百名山の登山口までの送迎プラン付きで泊まることにした。このペンションは、登山家で有名な岩崎元郎さんの常宿だそうだ。オーナー夫婦は気さくで、手作りの夕食は豪華で美味しかった。翌日は5時起床なので早めに就寝する。
さて、翌日どこの山に行ったかは、後日アップすることにする。
まずは、駐車場に車を止め渓谷への遊歩道を歩き出した。遊歩道入口には、たくさんの茶店やお土産屋が立ち並んでいる。

店の下を下っていくと、豪快な水音と共に滝が見えてきた。「鱒飛の滝」である。高さ8メートル、幅6メートルの滝で、遡上してきた鱒がここを越えることができずに止まってしまうことから、かつては「鱒止の滝」と呼ばれた滝である。

滝の近くまで下りると、まさに轟音である。水量が多く、あまり近くに立ち寄るのは怖いくらいだ。立入り禁止ゾーン一杯まで近寄ってみるが、吸い込まれそうでそっと見て離れる。



遊歩道を更に進み、上流に向かう。あまりにも迫力ある光景に、声を失う。

獅子岩と呼ばれる岩壁群の奇景。独特の渓谷美である。遊歩道の下は激流で、一歩踏み外せばお終いである。

その先が、いよいよ吹割の滝だ。昭和11年12月16日文部省より、天然記念物に指定された吹割の滝は、高さ7m、幅30m余に及び、ごうごうと落下、飛散する瀑布は、東洋のナイヤガラといわれている。この滝は、凝灰岩、花崗岩の川床上を流れる片品川の清流が、岩質の軟かい部分を浸蝕し、多数の割れ目を生じ、あたかも巨大な岩を吹き割れたように見えるところから、“吹割の滝”の名が生まれたそうだ。本物のナイアガラの滝に比べれば小さいかもしれないが、それでも間近でみると凄い景観である。日本でこんな光景を見るとは思わなかった。



さらに上流からは、吹割の滝を見る観光客が見える。

順路に沿って進み浮島橋を渡る。橋を渡ると浮島観音堂に出会う。ここで願いを札に書いて祈願すると願い事が叶うそうだ。
吹割橋を渡り、山沿いの遊歩道を進む。第1~3までの観瀑台があり、それぞれから見た吹割の滝の様子。滝の全体像が良くわかる。


遊歩道を一周すると、十二様の前に出る。

吹割大橋から見た吹割渓谷の様子。あと二週間もすれば紅葉が見頃になるそうだ。

吹割大橋を渡り切ると駐車場に着き、ペンションに向かった。武尊高原のペンションには夕方5時くらいに到着する。テニスコートやフットサルコートが所狭しと作られており、関東圏の合宿向けペンション村といった雰囲気の場所である。泊まったペンションは「てんとう虫」という名前で、近郊百名山の登山口までの送迎プラン付きで泊まることにした。このペンションは、登山家で有名な岩崎元郎さんの常宿だそうだ。オーナー夫婦は気さくで、手作りの夕食は豪華で美味しかった。翌日は5時起床なので早めに就寝する。
さて、翌日どこの山に行ったかは、後日アップすることにする。