来年１月にプラグイン・ハイブリッド車発売

トヨタ自動車は、来年１月にプラグイン・ハイブリッド車（ＰＨＶ）のプリウスを個人向けに発売するそうだ。前から噂されていたが、いよいよ個人でも購入できる時代になったわけだ。日本での最低価格は３２０万円程度になるらしい。ひと足先に発表された米国での最低価格は３万２０００ドル（約２５０万円）と、大分違う。両国の実際の物価水準に合わせたらしいが、現在の為替相場を考えると、米国製を逆輸入したほうが相当お安くなるかもしれない。

ただ、EV同様、国の補助金が出ることが期待され、支払価格は２７０万～２８０万円程度に抑えられる見込みだそうだ。このプラグインハイブリッド車の特徴は、家庭用電源で充電でき、ＨＶより大容量の電池を積むため、電気自動車（ＥＶ）のように充電だけでも近距離を走ることができる。一方、電池残量がなくてもガソリンで走ることができ次世代エコカーとして本命といわれている。

そして、プリウスのプラグインハイブリッド車（ＰＨＶ）の燃費はガソリン１リットル当たり６１キロになるという。現行のプリウス（３２．６キロ）の約２倍である。現行のプリウスでさえ凄い燃費だと感心していたが、それを上回る２倍の燃費とあっては、もうガソリン代なんて気にすることがなくなってしまうだろう。

また、他のメーカーからも来年プラグインハイブリッド車がでるらしい。来年は、驚異的な高燃費の車が続々と発売されそうで、ますます気になってしまう。ただ、燃費だけいいのではなく、運転するのが楽しくなるような性能とデザインの車がいろいろ出てほしいものだ。とはいえ、今更新車に買い換える余裕は、もうないだろうな。