とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

鉄人28号は大きかった

2011-11-25 19:56:28 | 観光
神戸マラソンコースを走りながら、鉄人の後姿をチラッと見たが、応援の人垣に遮られて近くまで見に行くことが出来なかった。神戸にきたら、鉄人を間近で見たかったので、マラソンの翌日、早朝からあらためて見物に行った。

「鉄人28号」は1956年から雑誌「少年」に連載された漫画で、これまでに何度もラジオ、実写、アニメ化された人気作品である。私の世代では、鉄腕アトムと共にアニメを毎週楽しみにしていたロボットのキャラクターである。

原作者の横山光輝さんが神戸出身という事と、震災復興のシンボルにと原寸大の「鉄人28号」を地元の人たちの力で長田区にある若松公園に設置したものだ。JR神戸線の新長田駅前から右側を見るとTETSUZIN STREETと書かれたアーケードが見えた。


アーケードに入っていくと、街灯が立ち並んでいるが、その形は鉄人の頭部となっている。夜になると街灯が灯り、目が光るようになるのだろう。


そして、アーケードを抜けるとすぐに、鉄人の大きな姿が飛び込んできた。高さは15.6mあり、アニメーション版の設定に合わせて作られた1/1スケール像だ。足を伸ばして直立させたときの全長は18mになるように製作されているという。両足を踏ん張り、右手を突き出した力強いポーズでなかなかカッコいい。


そして、こちらは後姿だ。鉄人が向いている方向は、阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた商店街方向(南側)を向いているのだ。アニメの主題歌では「ビルの町にガオー!♪…」なんて歌詞があったが、まさにそのイメージどおりだ。


こちらは、横から見た姿。鉄人の周りは、公園として整備されており子供たちが遊んだり、人々が語らいをする場所として、いい雰囲気となっている。


ひとしきり鉄人をじっくり見て若松公園を後にした。この後、最後の神戸観光となる水陸両用観光船「スプラッシュ神戸」の乗り場に向かった。