10日ほど前、急にヒロボーさんから「福田港・シラス丼エンジョイマラニック」を企画したので行きませんかとのお誘いがあり、ちょうど予定もなかったので参加することにした。主な目的は、最近評判だという福田港にある「漁師のどんぶり屋」でシラス丼を食べることだ。
スタートは、磐田駅南口からだ。参加者はお馴染みのメンバーばかりで十数名ほど集まった。まずは駅前で集合写真を撮り午前8時半にスタートする。
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磐田駅を南下して、すぐに大池に到着する。この池は、10ha程の広さの四角い形をしたかんがい池である。淡水性の池だが、潮の干満により水位が上下する内陸性干潟という珍しい池だという。このため、5月から9月はただの「大きな池」だが、それ以外の季節は、様々な鳥を見ることができ野鳥の楽園と呼ばれている。この日は、あまり鳥はいなかったが、望遠レンズを構えたカメラマンが何かの野鳥を撮影していた。
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今之浦川を渡る。
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太田川を渡ると、近くに松秀寺というお寺があり、地元では有名な寺らしいということで立ち寄ってみた。松秀寺門前の弁天池には一面に睡蓮が広がり、ピンク、白、黄色の美しい花が咲いていた。まだ咲き始めたばかりで、これからもっと満開になるようだが、寄り道してよかった。見頃は6月上旬から7月下旬までということらしいので、これから見に行くともっと良いだろう。見る時間帯は、早朝から午前中がいいようだ。朝、花が開くときには「ポンッ」という音が鳴ったみたいに感じるという。
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また、早朝にお参りすると「足が丈夫になる」と言われ、足が丈夫になるお守り「ミニわらじ」も好評だという。「ミニわらじ」のことは後で知ったので、境内で買っておけばよかったと今になって後悔している。
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その後は、ひたすら福田港を目指して走る。ちょうど今日は、福田漁港交流広場「ふくっぱ」1周年記念イベントの日でもあり、多くの人出が予想されていた。シラス丼も食べたいので、気は焦るが、福田港手前のコンビニでビールを調達してから、漁港に着いた。
早速お目当ての「漁師のどんぶり屋」の行列に着く。入り口では、美味しそうなウナギにタレをたっぷりかけて焼いているのが見えた。
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行列は結構長かったが、手際よく出されていたので意外と早く自分たちの番になった。シラス丼や海鮮丼は、通常700円から800円位らしいが、今日はすべて500円と安くなっていた、
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丼を受け取ると、シートを敷いた芝生広場に戻ってみんなで食べることにした。コンビニで買ってきたビールを飲みながら、漁港で直売されていた生シラス等もオカズにして海鮮丼やうな丼などを各自平らげた。屋外で、シートを敷いてこんな風に食べるにはいい季節になったものだ。
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1周年記念イベントということで、フリーマーケットや海上自衛隊輸送艇乗船・車両・装備品の展示などもあり、海上自衛隊輸送艇に乗船して船内を見学する。
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また、会場には、磐田市のイメージキャラクター「しっぺい」が来ていたので、一緒に記念写真を撮る。
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こちらは、砂で作られた「しっぺい」の像だ。
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因みに「しっぺい」とは、磐田見付の悉平太郎伝説の犬の名前から来ている。
「悉平太郎伝説」
その昔、毎年、家の棟に白羽の矢が立った家の娘は、8月10日の見付天神の祭りに人身御供(生きたまま神に供えること)として捧げられるしきたりがありました。村人たちは、祭りのたびに泣いて悲しみました。ある年、見付を訪れた旅の僧侶がこの話を聞き、このしきたりを無くせないものかと思案しました。そして、これが怪物の仕業であることを突き止め、怪物たちが「信濃の国の悉平太郎に知らせるな。」とささやくのを聞きました。そこで、悉平太郎が光前寺(長野県駒ヶ根市)で飼われている犬だということが分かり、この犬を借りてきました。
次の年の8月、祭りの日に人身御供の身代わりに悉平太郎を柩に入れて、見付天神に供えました。そして、怪物が柩を開けた瞬間、悉平太郎は怪物に襲い掛かり、長い格闘の末、怪物を退治しました。その怪物は大きな年老いたヒヒでした。その後、人身御供のしきたりは無くなったということです。この闘いで傷ついた悉平太郎は、光前寺までたどり着き息絶えたとも、帰る途中で亡くなったとも言われます。磐田市と駒ヶ根市は、この悉平太郎伝説が縁となり、友好都市となっています。駒ヶ根市では、悉平太郎は早太郎と呼ばれていて、光前寺には早太郎のお墓があります。
さて、会場では「しっぺい」の砂像以外にも、たくさんの砂の造形作品が展示されていた。
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福田港で、ずいぶんのんびりしてしまったが、12時になったので再び走り出した。福田港までは11キロくらいだったが、ゴールの「磐田の湯」までは17キロもある。お腹も膨れ、ビールを飲んだ後なので、帰りのランは少々きつい。帰り道の自転車道のアジサイを見た後は、いろいろ道を間違えたりしながらも、なんとかゴールの「磐田の湯」に到着する。
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曇り空で、比較的日差しはきつくなかったものの、それなりに日焼けはしていた。やはり、この時期に走ると暑いし日焼けも要注意だ。なんとか余力があるうちにゴールできてホッとした。距離も28キロくらいが練習にはちょうどいい。
スタートは、磐田駅南口からだ。参加者はお馴染みのメンバーばかりで十数名ほど集まった。まずは駅前で集合写真を撮り午前8時半にスタートする。
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磐田駅を南下して、すぐに大池に到着する。この池は、10ha程の広さの四角い形をしたかんがい池である。淡水性の池だが、潮の干満により水位が上下する内陸性干潟という珍しい池だという。このため、5月から9月はただの「大きな池」だが、それ以外の季節は、様々な鳥を見ることができ野鳥の楽園と呼ばれている。この日は、あまり鳥はいなかったが、望遠レンズを構えたカメラマンが何かの野鳥を撮影していた。
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今之浦川を渡る。
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太田川を渡ると、近くに松秀寺というお寺があり、地元では有名な寺らしいということで立ち寄ってみた。松秀寺門前の弁天池には一面に睡蓮が広がり、ピンク、白、黄色の美しい花が咲いていた。まだ咲き始めたばかりで、これからもっと満開になるようだが、寄り道してよかった。見頃は6月上旬から7月下旬までということらしいので、これから見に行くともっと良いだろう。見る時間帯は、早朝から午前中がいいようだ。朝、花が開くときには「ポンッ」という音が鳴ったみたいに感じるという。
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また、早朝にお参りすると「足が丈夫になる」と言われ、足が丈夫になるお守り「ミニわらじ」も好評だという。「ミニわらじ」のことは後で知ったので、境内で買っておけばよかったと今になって後悔している。
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その後は、ひたすら福田港を目指して走る。ちょうど今日は、福田漁港交流広場「ふくっぱ」1周年記念イベントの日でもあり、多くの人出が予想されていた。シラス丼も食べたいので、気は焦るが、福田港手前のコンビニでビールを調達してから、漁港に着いた。
早速お目当ての「漁師のどんぶり屋」の行列に着く。入り口では、美味しそうなウナギにタレをたっぷりかけて焼いているのが見えた。
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丼を受け取ると、シートを敷いた芝生広場に戻ってみんなで食べることにした。コンビニで買ってきたビールを飲みながら、漁港で直売されていた生シラス等もオカズにして海鮮丼やうな丼などを各自平らげた。屋外で、シートを敷いてこんな風に食べるにはいい季節になったものだ。
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1周年記念イベントということで、フリーマーケットや海上自衛隊輸送艇乗船・車両・装備品の展示などもあり、海上自衛隊輸送艇に乗船して船内を見学する。
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こちらは、砂で作られた「しっぺい」の像だ。
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因みに「しっぺい」とは、磐田見付の悉平太郎伝説の犬の名前から来ている。
「悉平太郎伝説」
その昔、毎年、家の棟に白羽の矢が立った家の娘は、8月10日の見付天神の祭りに人身御供(生きたまま神に供えること)として捧げられるしきたりがありました。村人たちは、祭りのたびに泣いて悲しみました。ある年、見付を訪れた旅の僧侶がこの話を聞き、このしきたりを無くせないものかと思案しました。そして、これが怪物の仕業であることを突き止め、怪物たちが「信濃の国の悉平太郎に知らせるな。」とささやくのを聞きました。そこで、悉平太郎が光前寺(長野県駒ヶ根市)で飼われている犬だということが分かり、この犬を借りてきました。
次の年の8月、祭りの日に人身御供の身代わりに悉平太郎を柩に入れて、見付天神に供えました。そして、怪物が柩を開けた瞬間、悉平太郎は怪物に襲い掛かり、長い格闘の末、怪物を退治しました。その怪物は大きな年老いたヒヒでした。その後、人身御供のしきたりは無くなったということです。この闘いで傷ついた悉平太郎は、光前寺までたどり着き息絶えたとも、帰る途中で亡くなったとも言われます。磐田市と駒ヶ根市は、この悉平太郎伝説が縁となり、友好都市となっています。駒ヶ根市では、悉平太郎は早太郎と呼ばれていて、光前寺には早太郎のお墓があります。
さて、会場では「しっぺい」の砂像以外にも、たくさんの砂の造形作品が展示されていた。
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福田港で、ずいぶんのんびりしてしまったが、12時になったので再び走り出した。福田港までは11キロくらいだったが、ゴールの「磐田の湯」までは17キロもある。お腹も膨れ、ビールを飲んだ後なので、帰りのランは少々きつい。帰り道の自転車道のアジサイを見た後は、いろいろ道を間違えたりしながらも、なんとかゴールの「磐田の湯」に到着する。
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曇り空で、比較的日差しはきつくなかったものの、それなりに日焼けはしていた。やはり、この時期に走ると暑いし日焼けも要注意だ。なんとか余力があるうちにゴールできてホッとした。距離も28キロくらいが練習にはちょうどいい。