とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2014登り尾登山(後半)

2014-01-05 21:22:02 | 山登り
山頂までもう少しだったが、12時を回りお腹がすいてきたので、広々とした平らな場所を見つけ昼食タイムとした。残念ながら雑木が多く展望は聞かないが、落ち葉が積もり一休みするにはうってつけの場所だ。




暖かいものとして、お汁粉を作る。出がけにお餅を家に忘れてきたが、途中に寄ったコンビニで調達できたので何とかお汁粉の体裁は整った。


新山峠までは、歩道が整備され、わかりやすい道だったが、それから先は赤布や赤ペンキ、赤テープの印がところどころに付けてあるだけだ。落ち葉があらゆるところに敷き詰められたような状態なので踏み跡が良く分からない。登山者が少ない事もありしかたない。赤印を見失うと、間違いなく迷ってしまうので、以後常に赤印を探しながら歩く。




昼食を済ませ、山頂を目指す。いろいろな樹木が立ち並んでいる様子は、まるで自然の懐に包み込まれたようだ。




昼食をとった場所から10分ほどで山頂に到着する。登り尾山頂1056mである。ここも展望はあまりよくないが、三角点があり、心地よい広場となっている。


山頂周辺にも、数多くの種類の樹木が立ち並んでいる。木の名前となると、あまりよく分からないが、樹齢何十年もあるような立派なブナの木や、面白い枝ぶりのヒメシャラなど、木の形を見ていくのも面白い。
 

 

コブコブだらけのヒメシャラには驚いた。


山頂からしばらく進むと急な下りとなる。相変わらず赤テープなどの印だけを頼りに進んでいく。逆コースでは、絶対上りたくないと思うほどの急坂が続く。


尾根を下って行くと、赤い境界見出標が見つかるようになってくる。ガイドブックには、257を左に曲がると5分ほどで林道に出ると書いてあったので、257を探しながら下って行った。255までは見つけることができたのだが、256は、杭から外れて近くに転がっていた。他の登山者にも見えるよう、杭のすぐ下に刺して見えるようにしておいた。そして、そろそろ257が出てくるはずと思える場所に出てきたが、257と書かれた赤い札がない。地図を見たり、杭の周辺に赤い札が落ちていないか探したが見つからなかった。どうやら、ここも外れてどこかに飛んで行ってしまったようだ。幸い、左に道があり、赤印が見えていたので間違いないと確信し、そちらに進んだ。


5分ほどで、無事林道が見えてきた。


しばらく林道歩きが続く。


ガイドブックでは、45分もあればバス停まで着くと書いてあったが、35分くらいで登尾バス停に到着する。待ち時間は15分ほどで済み、ちょうどいいタイミングでバスがやってきた。これを逃すと、次のバスまで1時間半ほど待たなければいけなかった。


バスは天城峠の次の水生地下まで乗車し、駐車場に戻る。帰り道に東京ラスク伊豆ファクトリーを見つけ、東京土産では定番の東京ラスクを買いあさる。以前、那須高原で買ったラスクが美味しかったので、つい東京ラスクの名前に惹かれてしまったのだ。


さて、定番通り湯ヶ島の「湯の国会館」の温泉に入って汗を流し、ついでにグルメスポットで有名な沼津漁港に立ち寄り、鮨や海鮮丼を食べて帰宅する。






今年の初登山も、天気に恵まれ無事下山できてよかった。

参考:今回のコースマップ