とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2014湖西連峰トレイルラン

2014-01-12 23:22:13 | マラソン
ヒロボーさんの呼びかけ大会の今年の第1弾は、「湖西連峰トレイルラン」だ。今年で第6回となるが、ますます参加人数が増え、なんと今年は200名以上の参加者が集まった。第1回は、数十人程度だったことを思うと、すごい人気である。今回も初参加者が増え、全参加者の6割を占めていた。スタート前の集合写真も人数が多すぎて、一人一人の顔は豆粒くらいにしか写らない。


スタートは9時30分だったが、スタート時の混乱を避けるため、50人ずつ1分毎の時差スタートとなった。私は、申し込みが遅かったので最後の組でスタートする。平坦な場所は最初だけで、すぐに登山道となり、ひたすら山を登っていく。まず最初に到着した東山(松明峠)でちょっと一休みだ。辺りの樹木が伐採され見晴らしがよく、浜名湖や湖西市が一望できる。




峠を過ぎると、尾根道をぐんぐん下って行く。


CP1(5キロ)のNHK中継所建物に到着する。ここで、タイムをチェックポイント表に記入。


この辺りも展望が良く、多くのハイカーが展望を楽しんでいた。


潜り岩の隙間を通りぬけて先に進む。


階段の登り坂をひたすら上る。


CP2(6.5キロ)の神石山。ここからの浜名湖は、一段と良く見える。




雨宿り岩前を通過する。


こちらは、雨宿り岩の最高点に登って見た景色だ。


その後、カレーエイドを楽しみにしてぐんぐん走って行ったが、分岐のところを見過ごして真っすぐ進んでしまった。かなり下ってしまったが誰も来ないし、案内板も全く見当たらないので、間違えたと気づき、引き返す。往復で2キロ位余分に走ってしまったようだ。

その後、頑張って引き返したおかげで無事カレーエイドCP3(8.9キロ)に到着する。美味しいカレーとビールをいただき、先に進む。


CP4赤石分岐(12.8キロ)を通過。


急登が終わり平坦な処になるとイヌツゲの群生林となる。このあたりだけ、植生がちがい、イヌツゲの古木が曲がった様子がいい雰囲気である。


CP5(14キロ)の廃寺跡を通過して進むと、富士見岩がある。天気のいい日には、この岩の上から富士山や南アルプスが見えるという。


富士見岩からいくつものアップダウンを繰り返しながら徐々に下って行くとCP6(16.7キロ)の本坂峠エイドがある。本坂峠で、温かいお汁粉をいただき、再び廃寺跡まで登り返す。復路の廃寺跡がCP7(19.4キロ)となる。ここまで戻れば、きついコースは終わりとなる。


コンクリートの急斜面を下るのがつらかったが、林道に出ると気持ちの良いトレイルコースとなる。相変わらず天気が良くて、午後になっても風がなく暖かい日差しが心地よい。


登坂がなくなってからは、ひたすら走り無事石巻神社前に約5時間でゴール。石巻神社で22.4キロのコースだったが、コースを間違った分を入れると24キロくらいは走った勘定になった。


ゴール後、石巻山の凄いパワースポットの場所があるという事で、そこまで連れて行ってもらう。それは、石巻神社の奥の院に当たる場所で、「コノシロ池」という池だった。


コノシロ池は、昔、海から隆起して石巻山ができた時に、取り残されてしまったコノシロ(魚)が棲んでいたと言われる池だという。池の水は飲むことができ、地元の方々の間では身体に良い水として有名だという。また、恋の水とも呼ばれ恋人を結ぶ水であるとも云われているそうだ。池の岩についたコケを擦り取ると緑色の岩が出てくる。これは、海底火山の噴出物からなる緑色岩らしい。




コノシロ池からのパワーを浴びて、みんな元気一杯だ。


その後、宴会が始まった。宴会参加者も150名近くとなり、大盛況だ。その後、豊橋駅への送迎バスが3回にわたって出発したので、参加者が徐々に減ってしまったが、残ったメンバーでカラオケなどで盛り上がり、集合写真を撮って解散となった。




宴会会場から眺めた豊橋市内の夜景もいつも素晴らしい。


正月明けの大会という事もあって、多くの顔なじみのランナーと会えるのが一番嬉しい。今年も、大いに走って怪我や故障なく過ごしていきたいものである。

参考1.今回のコースマップ


参考2.今回の高低図(上り1703m、下り1472m、累積全標高差3175m)