中岳の北方を眺めてみると、噴煙が上がっている山がある。硫黄山だ。九州は、火山が多いが、九重も例外ではなく温泉が多いのも頷ける。硫黄山は、今なお活発に活動を続ける活火山であり、かつては硫黄の採取が行われていたそうだ。1995年に約250年ぶりに水蒸気爆発をおこし、付近の登山道は立ち入り禁止となっている。
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中岳での景色を堪能し、御池方面へ下山していく。
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久住山への登山道は、登山者の行列が蟻の行列のように見える。山頂にもかなりの登山者がいるのが見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/27/40f3961a0bcc21a7d726a711ee5ac17e.jpg)
御池の周りをぐるっと回っていく。
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避難小屋の池ノ小屋前を通過する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/af/d7789f4317c18b051f90e5abc7fe7530.jpg)
小屋のすぐ近くに、梵字が彫られた石碑があった。何を意味するものなのか分からなかったが、あとで調べたところによると、昔この辺りで遭難した学生がおり、その遭難碑だという事がわかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/0e/b20f5ed75a123dd2891b48e8fc9c0554.jpg)
さらに進むと、ミヤマキリシマとマイズルソウが並んで群生している場所があった。マイズルソウがこれだけ群生しているのは珍しいそうだ。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/2c/1163f1fdcf71a5a68aa15548240c3e48.jpg)
御池の畔まで下りてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/93/6b8d611fba8b4a474bf60053c5029cb1.jpg)
久住山への分岐まで進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/fe/dd38f3d7107fe38a8bf852cda64c67c2.jpg)
13:15。ついに久住山1786.5mの山頂に到着する。日本百名山の九重山は、主峰である久住山に登頂しなくては意味がない。今年初めての百名山をやっと一つ片付けたところだ。これで80座となった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/be/404d94830b24237ccfa45eb4f7f57a8f.jpg)
13:40。久住分れまで下山する。
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久住分れから、北千里浜へと下って行く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/18/0eb26229fa7701e60e570993b588a540.jpg)
下って行くと、岩に黄色いペンキを塗っている人たちに出会う。この辺りは霧が良く出るそうで、目印用に岩にペンキを塗っているそうだ。下から塗りながら上がってきていたようで、塗りたてのペンキの黄色が目立っていた。ありがたい事である。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/69/4bf6b7c0b28992f5e2523d792adb3a65.jpg)
ペンキを塗った後は、こんな感じでずっと先まで良く分かる。
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北千里浜まで下りる。山の中で、浜がつくというのも変だが、砂浜をイメージして名づけられたのかもしれない。
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硫黄山の噴煙も、かなり近くに見える。もし、噴火が起こったらこの辺りは相当危険なのかもしれない。
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14:15。すがもり越えの分岐までやってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/87/ecb1876a8fb207d959baf27b32ddb8e9.jpg)
すがもり越えから三俣山への登山ルートもあり、多くの人が三俣山へ登っているのが見えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/43/15f046e4a5727863ff9a1e25f8e6ec18.jpg)
我々は、そのまま、すがもり越えから硫黄山道路に下山していく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/82/94e63a26f5a726c32462f162d9f9329f.jpg)
硫黄山道路は、硫黄の採掘のために開かれた道路で、この辺りまでは、許可車両だけは入山が出来るらしい。落石が多く、休憩は禁止という箇所を足早に通り過ぎる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/04/6a8a58e9f565508e18783bc700b4ea3d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/f8/5d26812f327eea17aa69422e1a0795f0.jpg)
舗装された硫黄山道路から外れ、登山道を歩いていく。やはり舗装道路より山道のほうが疲れにくい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/0e/83ea62e54610cd5342768a6d97f318ef.jpg)
ゴールとなる長者原の湿原が見えてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/bd/89b4521cf7cbc0d2650ed4e80b3e5d12.jpg)
森の中を抜けると、ゴールは近い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/76/2ff9a46f61a915c1641977fea2c487b0.jpg)
15:30。長者原の駐車場に無事到着する。この日は、一日中九重山の景色を堪能し、大いに満喫できた。梅雨の合間の好天に恵まれ、はるか九州まで来た甲斐があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/d6/4a378e9144fc97107a695e67921ff65d.jpg)
駐車場の近くには、平治号(へいじごう)という実在した九重登山のガイド犬の像がある。平治号はとても賢くおとなしい犬で多くの登山者の道案内をして助けたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/62/bcb7b057126d0ee0425ffa0f4819daf9.jpg)
長者原からは、南阿蘇の高森町まで移動する。
参考:今回の登山コースマップ(大船山は、2日目早朝に変更)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/0b/6ad10d50cbfe2c2fe634d120a50fed1b.jpg)
2015九重山・祖母山登山:2日目「高森のペンション」に続く
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中岳での景色を堪能し、御池方面へ下山していく。
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久住山への登山道は、登山者の行列が蟻の行列のように見える。山頂にもかなりの登山者がいるのが見える。
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御池の周りをぐるっと回っていく。
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避難小屋の池ノ小屋前を通過する。
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小屋のすぐ近くに、梵字が彫られた石碑があった。何を意味するものなのか分からなかったが、あとで調べたところによると、昔この辺りで遭難した学生がおり、その遭難碑だという事がわかった。
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さらに進むと、ミヤマキリシマとマイズルソウが並んで群生している場所があった。マイズルソウがこれだけ群生しているのは珍しいそうだ。
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御池の畔まで下りてきた。
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久住山への分岐まで進む。
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13:15。ついに久住山1786.5mの山頂に到着する。日本百名山の九重山は、主峰である久住山に登頂しなくては意味がない。今年初めての百名山をやっと一つ片付けたところだ。これで80座となった。
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13:40。久住分れまで下山する。
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久住分れから、北千里浜へと下って行く。
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下って行くと、岩に黄色いペンキを塗っている人たちに出会う。この辺りは霧が良く出るそうで、目印用に岩にペンキを塗っているそうだ。下から塗りながら上がってきていたようで、塗りたてのペンキの黄色が目立っていた。ありがたい事である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/d7/cff49724348a675497b6f3a09a531518.jpg)
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ペンキを塗った後は、こんな感じでずっと先まで良く分かる。
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北千里浜まで下りる。山の中で、浜がつくというのも変だが、砂浜をイメージして名づけられたのかもしれない。
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硫黄山の噴煙も、かなり近くに見える。もし、噴火が起こったらこの辺りは相当危険なのかもしれない。
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14:15。すがもり越えの分岐までやってきた。
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すがもり越えから三俣山への登山ルートもあり、多くの人が三俣山へ登っているのが見えた。
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我々は、そのまま、すがもり越えから硫黄山道路に下山していく。
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硫黄山道路は、硫黄の採掘のために開かれた道路で、この辺りまでは、許可車両だけは入山が出来るらしい。落石が多く、休憩は禁止という箇所を足早に通り過ぎる。
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舗装された硫黄山道路から外れ、登山道を歩いていく。やはり舗装道路より山道のほうが疲れにくい。
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ゴールとなる長者原の湿原が見えてきた。
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森の中を抜けると、ゴールは近い。
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15:30。長者原の駐車場に無事到着する。この日は、一日中九重山の景色を堪能し、大いに満喫できた。梅雨の合間の好天に恵まれ、はるか九州まで来た甲斐があった。
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駐車場の近くには、平治号(へいじごう)という実在した九重登山のガイド犬の像がある。平治号はとても賢くおとなしい犬で多くの登山者の道案内をして助けたという。
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長者原からは、南阿蘇の高森町まで移動する。
参考:今回の登山コースマップ(大船山は、2日目早朝に変更)
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2015九重山・祖母山登山:2日目「高森のペンション」に続く