26日(水)~27日(金)の3日間で後立山連峰の唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳の縦走コースを歩いてきた。今回は、健脚のSさん、Yさんの女性2名を伴って、3名のパーティで難コースと言われる八峰キレットを通過する計画だ。
前日の火曜日、Sさんのペンションに泊る。翌朝、八方尾根スキー場のゴンドラリフト、アルペンリフト2本を乗り継いで行く。最後のアルペンリフト乗車口前は、ニッコウキスゲの大群落である。
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最後のリフトを下りると、八方池山荘前に出る。7:41。ここから、本格的な登山道となり、後立山連峰縦走登山の開始だ。
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しばらくは整備された木道を歩いていく。雪渓がいたるところに残っており、今年は雪が多いという事が良く分かる。
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8:40。八方池に到着する。残念ながら、白いガスに包まれ景色は全く見えず、池に映る白馬連峰の姿も見えない。
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登山道の脇には、鮮やかな赤紫色のホタルブクロが咲いていた。
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ダケカンバの森の中を進んでいく。
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雨露にぬれたクルマユリ。
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再び雪渓歩きだ。
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夏道の横には、雪渓が広がっている。
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少し青空が出て来る。チングルマやイワカガミの高山植物のお花畑が青空に映える。
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10:00。丸山ケルンに到着する。
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雲が取れて、不帰の嶮が良く見える。
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10:40。唐松山荘に到着する。山荘前のテラスで軽く食事休憩をしてから、荷物を下ろし、空荷で唐松岳に向かう。
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11:10。10分ほどで唐松岳2696mの山頂に到着する。晴れていれば、白馬三山の雄姿も見えるはずだが、真白い景色では何も見えない。山頂写真だけ撮って、早々に下山だ。
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途中の岩場には、コマクサの群落も見られる。
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唐松山荘のテラスから、唐松岳に繋がる稜線を眺める。
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11:55。唐松山荘から、いよいよ難所が始まる。すぐに出てくるのが、牛首の鎖場だ。険しい断崖の一部に掛けられた鎖場が連続している。
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白いガスがかかり下の方が見えないのが幸いしているかもしれない。女性陣もしっかり、後を付いてくる。
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イワギキョウが岩場の隙間から健気に咲いている。
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ガスの中に包まれているのが五竜岳か?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/bb/7b62eead43c4483c255bd1415fd106e3.jpg)
垂直に切れ落ちた絶壁の横を通過する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/7b/3f9aafe29ba0b778a96d453d1c6b3425.jpg)
14:03。五竜山荘に到着する。これでこの日の行程は終了だ。部屋に荷物を置いて一息ついてから、談話室に入って、一日目の無事を記念してビールで祝杯を挙げる。アルコール類は、それほど強くない私だが、女性陣の熱気に釣られて、いつも以上に飲んでしまい一旦部屋に戻ると夕食まで爆睡だった。
夕食は、五竜山荘名物のカレーライスだ。美味しいカレーにお代わりするも、翌日の天気予報が今一つ芳しくない。特に五竜岳から鹿島槍ヶ岳にかけての八峰キレットは、スリルと緊張に襲われる鎖や岩場の難所が連続する。ずっと雨だったら、かなり危険な場所だけに、翌日の行程をどうするか3人で大いに悩む。最悪の場合は、五竜岳だけ登ってから遠見尾根経由で五竜遠見スキー場に下りることも考えた。それでも、最近の天気は、予想が難しい。結局、翌日の朝の天気を見て考えようという事で、この日は、眠りについた。
参考1.1日目のコースマップ(八方尾根~唐松岳~五竜山荘)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/2e/d5f6fa1f775cc9b44941d7c24d37ee18.jpg)
参考2.1日目の高低図(八方尾根~唐松岳~五竜山荘)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/49/44a1bcf35909dccd079576cefafa5841.jpg)
「2017後立山連峰縦走:2日目五竜岳~キレット小屋」に続く。
前日の火曜日、Sさんのペンションに泊る。翌朝、八方尾根スキー場のゴンドラリフト、アルペンリフト2本を乗り継いで行く。最後のアルペンリフト乗車口前は、ニッコウキスゲの大群落である。
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最後のリフトを下りると、八方池山荘前に出る。7:41。ここから、本格的な登山道となり、後立山連峰縦走登山の開始だ。
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しばらくは整備された木道を歩いていく。雪渓がいたるところに残っており、今年は雪が多いという事が良く分かる。
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8:40。八方池に到着する。残念ながら、白いガスに包まれ景色は全く見えず、池に映る白馬連峰の姿も見えない。
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登山道の脇には、鮮やかな赤紫色のホタルブクロが咲いていた。
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ダケカンバの森の中を進んでいく。
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雨露にぬれたクルマユリ。
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再び雪渓歩きだ。
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夏道の横には、雪渓が広がっている。
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少し青空が出て来る。チングルマやイワカガミの高山植物のお花畑が青空に映える。
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10:00。丸山ケルンに到着する。
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雲が取れて、不帰の嶮が良く見える。
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10:40。唐松山荘に到着する。山荘前のテラスで軽く食事休憩をしてから、荷物を下ろし、空荷で唐松岳に向かう。
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11:10。10分ほどで唐松岳2696mの山頂に到着する。晴れていれば、白馬三山の雄姿も見えるはずだが、真白い景色では何も見えない。山頂写真だけ撮って、早々に下山だ。
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途中の岩場には、コマクサの群落も見られる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/51/117f9fa3cec2f3d34e5f16c7a7513c34.jpg)
唐松山荘のテラスから、唐松岳に繋がる稜線を眺める。
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11:55。唐松山荘から、いよいよ難所が始まる。すぐに出てくるのが、牛首の鎖場だ。険しい断崖の一部に掛けられた鎖場が連続している。
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白いガスがかかり下の方が見えないのが幸いしているかもしれない。女性陣もしっかり、後を付いてくる。
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イワギキョウが岩場の隙間から健気に咲いている。
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ガスの中に包まれているのが五竜岳か?
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垂直に切れ落ちた絶壁の横を通過する。
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14:03。五竜山荘に到着する。これでこの日の行程は終了だ。部屋に荷物を置いて一息ついてから、談話室に入って、一日目の無事を記念してビールで祝杯を挙げる。アルコール類は、それほど強くない私だが、女性陣の熱気に釣られて、いつも以上に飲んでしまい一旦部屋に戻ると夕食まで爆睡だった。
夕食は、五竜山荘名物のカレーライスだ。美味しいカレーにお代わりするも、翌日の天気予報が今一つ芳しくない。特に五竜岳から鹿島槍ヶ岳にかけての八峰キレットは、スリルと緊張に襲われる鎖や岩場の難所が連続する。ずっと雨だったら、かなり危険な場所だけに、翌日の行程をどうするか3人で大いに悩む。最悪の場合は、五竜岳だけ登ってから遠見尾根経由で五竜遠見スキー場に下りることも考えた。それでも、最近の天気は、予想が難しい。結局、翌日の朝の天気を見て考えようという事で、この日は、眠りについた。
参考1.1日目のコースマップ(八方尾根~唐松岳~五竜山荘)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/2e/d5f6fa1f775cc9b44941d7c24d37ee18.jpg)
参考2.1日目の高低図(八方尾根~唐松岳~五竜山荘)
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「2017後立山連峰縦走:2日目五竜岳~キレット小屋」に続く。