とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2015九重山・祖母山登山:2日目「白口岳・中岳」

2015-06-10 07:03:32 | 山登り
ログハウスの前の道を通って鉾立峠への道へと進む。天気予報がズバリ当たり9時を過ぎると青空が見えてきた。


緑の笹腹で覆われた九重連山の山並みが、青空のもと輝きを増してきた。




9:50。鉾立峠に到着する。左後方に見えるのが白口岳だ。


鉾立峠からほぼ直登の道を登っていく。




なかなかきつい登りで岩場やロープ場がある。




後方を振り返ると、坊がつるの湿原が良く見えていた。


11:00。白口岳1720mに到着する。地元の登山者の話では、鉾立峠から白口岳への登りは九重では一番きついということだった。我々は、何も知らずに良く登ってきたものだ。


朝が早かったので、もうお腹がペコペコになっていた。法華院温泉山荘で作ってもらった昼食弁当を、白口岳山頂で食べる事にした。


しばらく休憩した後、中岳を目指して先に進む。前方に見えるのが稲星山だが、そちらには寄らずに巻道を進んでいく。




11:40。坊がつると久住山への分岐に出る。前に見えるのが中岳だ。


中岳の登りも岩場や梯子があり険しい道だ。




中岳の斜面も、ミヤマキリシマがところどころで咲いている。




12:13。中岳1791mに到着する。九重山では、この中岳が最高峰となる。


中岳山頂から、早朝登った大船山や平治岳の山並みが良く見えた。


平治岳の上部を望遠で覗くとピンク色になっている。これもミヤマキリシマの群落のようだ。平治岳も、ミヤマキリシマの群落が素晴らしい事で有名だという。


反対側には、九重山の主峰である九重山と御池も見えている。全く素晴らしい天気になり、前日の大雨が嘘のようだ。


そして、いよいよ九重山の主峰である久住山へ向かう事にした。

参考:今回の登山コースマップ(大船山は、2日目早朝に変更)


2015九重山・祖母山登山:2日目「九重山主峰-久住山」に続く

2015九重山・祖母山登山:2日目「大船山」

2015-06-09 11:50:19 | 山登り
法華院温泉では、本館ではなくログハウスに宿泊する。本館は、3月1日の受付開始日でほぼ満員となり、私が予約した時は、ログハウスしか残っていなかった。それでも、個室みたいなもので、布団、毛布付きで快適に過ごせた。ただ、雨の日だったので、本館の温泉やトイレに行く時が、雨に濡れて一苦労する。また、一旦外に出てログハウスに戻るとき、辺りが真っ暗で迷子になりそうだった。

早朝4時起きで、弁当にしてもらった朝食を食べ、5時にログハウスを出発する。余分な荷物はログハウスに置いていく。9時のチェックアウトの時間までには、戻る予定だ。


5:28。坊がつるから大船山(だいせんざん)への登山口に入る。いきなり、真っ暗な樹林のトンネルに入っていくのでビックリだ。


雨は降っていないものの、前日の雨で登山道はかなりぬかるんでいた。足元が泥だらけになりながらも1時間ほど登っていくと、登山道沿いにミヤマキリシマがところどころで見られるようになってきた。




さらに上がって行くと、山の斜面全体にミヤマキリシマの群落が見えてきた。


6:34。段原に到着する。平治岳(ひいじだけ)との分岐点である。このあたりは、ミヤマキリシマの群落となっており、天気が良ければ最高の撮影ポイントだ。地元の登山者の話では、虫に食べられてしまって花の数が少なく、例年と比べると物足らないらしい。最盛期には、ピンクの絨毯で覆われる時もあるそうだが、初めての我々にとっては、これだけでも大いに来た甲斐があった。




段原からさらに大船山を目指して、ミヤマキリシマの間を進む。




6:57。大船山1786mに到着する。時折青空が見えたものの、まだガスがかかって視界は悪い。




山頂では、風が強く寒くなってきたので、早々に下山し段原まで戻る。




1時間ほどで、坊がつるの登山口入口まで戻った。山頂までは、ほとんど人に会うことはなかったが、下山を始めると続々と登山者が登ってきた。みんなミヤマキリシマの群落を楽しみに登って来ているのだ。朝一で登りはじめたのは正解だった。


坊がつるの木道を進み、法華院温泉山荘に向かう。


8:45。ログハウスに無事到着する。荷物を整理して、本館でチェックアウトを済ませる。


法華院温泉山荘の看板の下には、大きな登山靴と「脚下照顧」の石碑が建っている。「脚下照顧」とは、他に向かって悟りを追求せず、まず自分の本性をよく見つめよという戒めの語で、他に向かって理屈を言う前に、まず自分の足元を見て自分のことをよく反省すべきという意味だ。


9:10。法華院温泉山荘の看板前で記念写真を撮り、次の行程と進む。


参考:今回の登山コースマップ(大船山は、2日目早朝に変更)


2015九重山・祖母山登山:2日目「白口岳・中岳」に続く

2015九重山・祖母山登山:1日目

2015-06-08 22:38:06 | 山登り
5日から7日まで九州の九重山と祖母山に登ってきた。今年初めての百名山ツアーだ。中部国際空港から午前8時発の大分行きの飛行機に乗る。すでに九州は梅雨入りしていると聞いていたので天気が心配だったが、出発時の中部国際空港は、まだ曇りだった。


1時間20分ほどのフライトで大分空港に到着する。案の定、大分は既に雨が降り始めていた。傘を借りて、空港内に向かう。


大分空港でレンタカーを借りて、九重山の登山口である長者原の駐車場に向かう。途中で、食料を買うつもりでコンビニを探しながら行ったのだが、登山口まで全くコンビニがなく、たまたま見つけた農協の売店でパンなどを買って、登山中の行動食とする。お昼前に、長者原の駐車場に到着したが、あたりは本降りとなっていて車から外に出るのも躊躇するほどだった。

それでも、意を決して雨具を身につけ、12時過ぎに長者原ビジターセンターから長者原に足を踏み出す。


長者原(ちょうじゃばる)には、ラムサール条約登録湿原であるタデ原湿原があり、長者原ビジターセンターを起点に約1.3kmの長者原自然研究路が整備されている。しばらくは、木道の長者原自然研究路を進んでいく。




木道が終わると、いよいよ九重山への登山口だ。緩やかな樹林帯の中を1時間半ほど歩くと、 雨ヶ池に到着する。雨ヶ池は、雨の後だけ水のたまる池塘であり、まさにこの日は、本来の雨ヶ池をバッチリ見ることが出来た。




雨ヶ池を越え、再び樹林帯の中を進んでいくが、ますます雨足が酷くなり大粒の雨粒が体全体に降り注ぐ。登山道は、濁流となった雨水が流れていく。




14:15。坊がつるが見えてきた。坊がつるは、九重連山の主峰久住山と大船山等に囲まれた標高約1,300mの高さに広がる湿原である。名称の「坊」とは寺院(久住山信仰の中核である法華院。現在の法華院温泉)、「つる」は平らな土地の意味で、法華院近辺の湿地帯といった意味になるそうだ。こちらも、タデ原湿原とともに、ラムサール条約の登録湿地となっている。広大な湿原だが、真っ白で良く見えない。




大船山、平治岳への登山道分岐だ。


坊がつるの広大な湿原には、黄色い花が咲いていた。


法華院温泉山荘前の川には、雨水が濁流となって流れている。温泉成分も含まれているようで、硫黄の匂いがしていた。


14:38。法華院温泉山荘に到着する。当初の予定では、坊がつるから大船山(だいせんざん)を往復する予定だったが、さすがにこの天気では、登る気がしない。体も雨に濡れて冷え切っていた。


法華院温泉は、九州で最も高い場所にある温泉として、古くから登山者に親しまれている。山小屋としては、今年で130周年を迎えるそうで、源泉かけ流しの温泉付きだというのが一番の魅力だ。九重山に来たら、絶対泊まりたいと思っていた山小屋である。受付を済ませると、すぐさま温泉に飛び込んだ。雨で冷えた体を温泉で温める。時間が十分あるので、衣類をストーブで乾かしたり、食堂でまったりする。大きな山小屋で、食堂は100人を収容できるほどの広さだ。トイレもきれいで、山小屋の中では1,2位を争うほどだともいう。




夕食は、3回の入れ替えとなり我々は、2回目の18時半からとなった。こんな雨の日なので、キャンセルした人が多いのではと思っていたが、キャンセルする人はほとんどなくこの日の山小屋も満員だった。何といっても、6月初旬の九重山は、ミヤマキリシマを目当てに登ってくる人が多いのだ。まさに、一番のピークとなる時期だった。


さて、当初予定していた大船山登山は、翌日の早朝に登ることにして、早々に寝ることにした。2日目の天気は回復するとの予報だ。

参考:今回の登山コースマップ(大船山は、2日目早朝に変更)


2015九重山・祖母山登山:2日目「大船山」に続く

呆れる日本年金機構のデータ流出

2015-06-04 19:12:53 | ニュース
先日、ネットニュースでも号外で流れた程、日本年金機構のデータ流出事件は、ビックリしたと同時に、そのお粗末さに呆れた。

外部からのウイルスメールによる不正アクセスで、個人情報約125万件が流出したということで、基礎年金番号と氏名、生年月日の流出が約116万7000件▽基礎年金番号、氏名、生年月日、住所の流出が約5万2000件▽基礎年金番号と氏名の流出が約3万1000件あったという。ウイルスに感染したのは、5月8日と18日で、職員がウイルス付きのメールの添付ファイルを開いたのが原因らしい。19日に警視庁に捜査を依頼し、28日に情報が流出していることが判明したというが、あまりにも対応が遅すぎる。

今どき、見ず知らずの人間からのメールの添付ファイルを開くなんて、自分の常識から考えるとありえない対応だ。しかも、個人のパソコンに大事な社会保険オンラインシステムのデータをダウンロードして業務に使っていたというのだから、情報管理がずさんだとしか言いようがない。重要な情報を取り扱う場合、USBとかDVDにデータを取り込むことは、一般の企業でも禁じているケースが多い。また、基幹システムとインターネットとの接続は、別々にするのが常識である。

昔から言われている事だが、日本人の情報に対する意識は他の先進諸国より相当低いといえる。パソコンが普及し、膨大な情報を誰でも簡単にやり取りできてしまう時代となり、便利さと引き換えに、悪用された時のリスクは、取り返しがつかないほどの大ききとなっているのである。今後、実施されるであろうマイナンバー制度の情報管理が、いまさらながら心配になってきた。

グラスホッパー&マリアビートル/伊坂幸太郎(著)

2015-06-03 23:55:51 | 読書
グラスホッパー 角川文庫
クリエーター情報なし
KADOKAWA / 角川書店


マリアビートル (角川文庫)
クリエーター情報なし
角川書店


《グラスホッパー:内容(「BOOK」データベースより)》
「復讐を横取りされた。嘘?」元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ使いの若者・蝉も「押し屋」を追い始める。それぞれの思惑のもとに―「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説。
《マリアビートル:内容(「BOOK」データベースより)》
元殺し屋の「木村」は、幼い息子に重傷を負わせた相手に復讐するため、東京発盛岡行きの東北新幹線“はやて”に乗り込む。狡猾な中学生「王子」。腕利きの二人組「蜜柑」&「檸檬」。ツキのない殺し屋「七尾」。彼らもそれぞれの思惑のもとに同じ新幹線に乗り込み―物騒な奴らが再びやって来た。『グラスホッパー』に続く、殺し屋たちの狂想曲。3年ぶりの書き下ろし長編。

このところ、伊坂幸太郎の作品を読み漁っている。今まで読んだ作品にも共通することだが、この作家は、他の作家とは一味も二味も違う作風である。まず、取り上げる題材が何とも風変わりなものが多いような気がする。この2作品は、登場人物がすべて殺し屋であり、善人と呼べるような人物は、全く登場しない。みんな冷徹な殺人者ばかりで、作品中何人も殺されてしまう。結構残虐なシーンがあるのだが、何故か怖さを感じさせないのが、不思議だ。ハードボイルドでサスペンス的な流れなのに、コメディ的な描写が入り、いつの間にか人が死んでしまっている。ストーリー的に、特別感動したという事もないが、詰まらなかったという訳でもない。何だかわからないけど、続けて読み進んでしまったという作品だった。

グラスホッパーは、内容にも書いてある通り、サスペンス、コメディ、オフビートなど分類不能の要素があり、読み始めた当初は、どんな結末に落ち着くのか想像もつかなかった。主な登場人物は、鈴木・鯨・蝉の3人が代わる代わる語り手になっていく。最初は、バラバラなストーリーと思っていたのが、次第に3人が重なり合って、複雑な流れになっていくのが面白いといえば面白い。その他の登場人物も、殺し屋という業界に属する人物ばかりである。なかでも、鯨とか蝉なんて名前は、あだ名みたいなもので本当の名前すらわからない。殺し屋といっても、それぞれ得意な手口があり、鯨は、自殺専門の殺し屋で、彼と対面した人間はなぜか死にたくなるという。直接手を下さなくても、相手が自殺したくなってしまうという能力があるらしいのだ。蝉は、ナイフを巧みに扱う殺し屋で、痩身で猫のように機敏な茶髪の青年。口が悪く蝉のように喧しい。鈴木だけは、妻を轢き逃げした男に復讐するために、男の父親が経営する裏社会の会社に入り、妻の恨みを晴らそうとしている。

3人は、結局は「押し屋」と呼ばれる殺し屋にたどり着いていくのだが、この「押し屋」と呼ばれる槿という人物も正体がわからない人物だ。道路や駅のホームで、ちょっと背中を押すだけで一仕事してしまうという恐るべき技を持つ。また、スズメバチという毒針を使う男女の殺し屋も登場する。なかでも、一番の悪党は寺原という闇社会のボスだが、その息子と共に、殺し屋の手にかかってあっけなく死んでしまう。

各登場人物とも、好感が持てるという人物は誰もいないが、一癖も二癖もある人物像に興味が惹かれる。鯨の愛読書がドストエフスキーの『罪と罰』で、それ以外は読んだことがないとか、蝉は、ガブリエル・カッソの「抑圧」という映画の主人公に自らを重ね、苦悩するなんていうキャラクターが、作者の遊び心を感じさせてくれる。槿には、幸せそうな家族がいて普通の生活を送っているように見えたが、実は“劇団”による一芝居だったとは、してやられたと思った。タイトルのグラスホッパーとは、バッタとかイナゴのような昆虫の事なのだが、何を意図するものなのだろうか?

マリアビートルは、グラスホッパーの続編であり、続けて読むと前作の登場人物である鈴木、槿、スズメバチが出てくるのが、何故かうれしい。これらの人物は、前作で生き残っていたという訳だ。内容は、東京発盛岡行きの東北新幹線 <はやて> 内で繰り広げられる殺し合いだ。しかも、高速で走る新幹線内で立て続けに起きるスピーディな展開に目が離せない。前作以上の最恐の殺し屋「蜜柑」&「檸檬」、ツキのない殺し屋「七尾」、狡猾な中学生「王子」と、恐るべき個性的なキャラクターが勢ぞろいだ。

どんなキャラクターかというと、最恐の殺し屋コンビの蜜柑は、A型で文学好きである。もう一人の檸檬はB型で、機関車トーマスを愛し、キャラクターの描かれたカード、シールを携帯しているという。また、王子という中学生は、子供ながらもっとも憎むべきキャラクターだ。まったくこんな中学生には絶対出会いたくない。そして、ツキのない殺し屋七尾。何をやっても、うまくいかず、悪いほう、悪いほうへ物事が進んでしまうという。

これらの殺し屋たちに絡んでいくのが、木村という元殺し屋だ。息子である渉に重傷を負わせた王子に復讐するため、新幹線に乗り込むのだが、あっけなく王子に手玉に取られてしまう。しかし、新幹線に乗り合わせた「蜜柑」&「檸檬」、「七尾」等が絡んで、思いもよらぬ展開になっていく。そして、あろうことか木村の両親までが新幹線に乗り込んできて、事態が急展開する。

新幹線内で次々と登場人物が殺され、いったいどうなるんだろうかとハラハラしながら読み進んでいった。殺されたのは、いったい何人いただろうか。実際に新幹線でこんなことが出来るなんて思いもよらないが、新幹線の構造を相当調べたうえで、ストーリーの幅を持たせたのが面白い。最終的には、納得できる終わり方となり、何となくスッキリはした。読んで感動したとか、泣けたとか、というレベルの作品では全くないが、まさに伊坂幸太郎だから書けたというべき作品ではあった。

グラスホッパーは、年末に映画が公開されるようだ。映像化されると、どんな風に描かれるのかと思うと楽しみでもある。ただ、映画化するなら、マリアビートルのほうが面白いと思う。

金沢マラソン落選

2015-06-02 22:04:16 | マラソン
11月に初めて行われる「金沢マラソン」に申し込んであったが、抽選の結果が昨日メールで送られてきた。
結果は以下の通りで、落選だった。

■抽選結果:落選
この度は金沢マラソン2015にお申し込みいただき誠にありがとうございました。
2015年3月16日から4月30日まで申込受付を行ったところ、定員を超えるお申し
込みがあり、厳正なる抽選の結果、誠に残念ながら、貴方様におかれましては、
ご意向に沿えない結果となりましたことを通知させていただきます。
何卒、ご了承賜りますようお願い申し上げます。

エントリー者数は32000人で、定員は12000人だから、競争率は2.7倍である。
妻も一緒に申し込んだが、そちらも落選だった。
このところ、抽選となるマラソンの大会は、外れっぱなしだ。

しかし、同時期に行われる「南伊豆ウルトラマラソン」に最終的に参加するつもりでいたので、むしろ落選でよかった。
当選するとツキを見捨てるような結果になってしまうから、改めて来年に期待することが出来る。

サツマイモを植える

2015-06-01 22:01:19 | 
そろそろサツマイモを植えなければと、ホームセンターに苗が出ているか見に行ったら、案の定いろいろ売り出されていた。何種類か出ていたので、いろんな種類を植えてみようと「安納芋」「紅はるか」「紅あずま」の3種類を10本ずつ買ってきて植えてみた。


「安納芋」は、焼き芋にすると蜜が出るほどの甘さが特徴である。「紅はるか」は、外観が優れ、蒸し芋にした時の糖度が高くて美味しいという。名前の由来は、食味やイモの外観が既存品種よりも「はるか」に優れることによるそうだ。また、「紅あずま」は、焼き芋にした時、果肉の色が黄色く見た目からも美味しそうに見えて甘味があるらしい。

スイカも順調に蔓が伸び出している。根元の雑草をとり、蔓が平均的に広がるよう、U字杭を打ち付けた。よく見てみると、いつの間にか小さな実がついている蔓もあった。


こちらは、友人からもらったエビイモだ。サトイモの品種のひとつで、湾曲して表面には横縞があってエビのように見えることが名前の由来とされている。希少な品種なので、うまく育つことを期待している。


このところの気温上昇で、畑も乾き切っていたので、ポンプを使って広範囲に水を撒いたが、すぐに乾いてしまいそうだ。週に1~2回は雨の日も欲しい。