ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

キャロウェイ Rogue ローグ使用評価

2018年04月16日 | ゴルフ
当地中国の通信販売でローグのヘッド単体が約40000円で出品されていたので購入した。
中国の通販は常に偽物の危険がつきまとうが、偽物が存在する場合は多くのサイトで不当に安い価格で販売されているから大体察しがつくものだ。これは中国通販を5年もやってると嗅覚ができてくる。

ローグは「ローグ」(ニュートラル)「ローグサブゼロ」(左に行かない)「ローグスター」(右に行かない)の3種があり、日本市場ではスター以外は限定販売。今回私が購入したのは「ローグ」。スターにはカチャカチャがつかないが、ローグはカチャカチャ付き。スペックは10.5、カチャカチャはスタンダード位置。

とりあえず手元に余っていたアルディラのSシャフト(北米Sなので私には硬すぎる)を44インチで挿してみた。

いきなりコースで使ったが今まで45インチだったのでタイミングが合わず散々。なので翌日レンジでじっくり打ってみたのでその感触を書いてみる。

比較したのはテーラーメイド初代M2の45インチ。シャフトはADのMT、S。アルディラのSよりは柔らかい。それとカタナのVOLTIO(高反発)。シャフトはADのSR。先調子でかなり柔らかい。

1.顔
クラウンは後方に長く伸びていて、伝統的な洋ナシ型が好きな方は違和感があると思う。
2.打感
打音は小さく柔らかい。打感も比較的柔らかく、カキンと球離れしていくというイメージはまったくない。とくに芯を捉えたときほど音が小さい。クラウンがカーボンだからか、音質は多少違うがM2と似ている。
3.飛距離
打った瞬間の勢いがあまり感じられないが、落ちてからランが出る。ボールの上がりも適度で低スピンなのだと思う。M2やVOLTIOより1インチ短いが、ほぼ同じ、もしくはやや飛んでる感じ。行きつけのレンジはかなり古いレンジボールなのでボールによる差が結構有ると思うが、レンジボールナイスショットでラン入れて220程度か。シャフトを適正なものにすればもう少し距離が出るかもしれない。(ヘッドスピードは42前後です)
4.方向性
Voltioは曲がらない超オートマチッククラブなのでそれと比較すると曲がるが、M2よりは直進性が高い感じ。アウトサイドから振ると普通にスライスがかかる。左のミスは打った瞬間「チーピンか」と思っても意外と曲がりは小さく収まる感じがした。

追記 本日4月22日、本格的にコースで使用。飛距離的にはぶっ飛びとはいえないが、平均的にまずまずの飛距離。ふけ上がりがでないことは間違いない。HSのある人ならかなり良いのではないか。直進性はよかった。一番驚いたのは、フェアウェイが狭く200ヤード程度に置きに行くつもりで軽く打った球が220ヤード飛んでいたこと。

さらに追記
アルディラのNVS Rシャフト45インチに交換しコース使用。米国仕様のRなので結構しっかりしている。
GPS測定で240ヤードがいくつかでた。私はいままで最高のショットで240なのでまあ飛ぶクラブだと思う。打った瞬間は普通のショットに感じても行ってみると飛んでいる。低スピンでランが出ているのだろう。

インパクト時の左グリップ

2018年03月10日 | ゴルフ
このエントリーはゴルフに関する個人メモのようなものです。

どんなゴルフ雑誌やレッスン書にも書いてないけど、出玉が右左に安定しない理由として右肘があると思う。
インパクトの瞬間、右肘は曲がっている。インパクトの再現の状態でやや曲がっている右腕を伸ばしたり、更に曲げたりすることでフェースは容易に開閉する。
つまり、右肘がやや曲がった状態でインパクトする場合、右肘の角度を完全にコントロールしなければまっすぐな球は打てない。
ゴルフ雑誌では、インパクト直後に左腕は伸ばす、と書かれていたりするけどこれはかなり難しい。

昨年末くらいから右肘を伸ばしてインパクトすることでそれを防ごうとしていたが、それもタイミングを合わせるのが難しい。

ということで、インパクト時に左グリップを手のひら側、かつ小指側に曲げ、中指、薬指でキュッと握るようにした。
インパクト再現状態で試してみるとわかるが、その状態だと右肘の角度が多少ばらついてもフェースへの影響が少ない。

手のひら側に曲げるということはハンドファーストになるということで、インパクト時のグリップ位置はやや目標方向に出る。
この感覚はかなり打ち込まないと慣れないけど、方向性安定効果はすぐに現れると思う。
特に、インパクトで左グリップを手のひら側に絞り込むイメージで振ると突発的なスライスはまず出なくなる。

絞り込みすぎると極端がフックが出るが、これは腰を十分回し、飛球線に向けてフェースを放り投げていく感覚をもてば大丈夫。

これはドライバーでもアイアンでも同じ。特にアイアンはハンドファーストに当たるから方向性と飛距離双方に効果がある。

追記 この左手グリップはナックルダウンと言うそうですね。最近ダスティン・ジョンソンの打ち方として脚光を浴びてるようです。

広東均安ゴルフクラブ

2017年12月29日 | ゴルフ

よく行くゴルフ場ですがネット上にほとんど情報がないのでホール攻略を上げておきます。
結構広州近辺の日本人がよく行くコースです。
どれほど需要があるかわかりませんが、検索で見つけた方は参考にしてください。

住所 广东省佛山市顺德区均安镇翠湖路1号
18ホール 土日料金700元〜800元(カート一人利用は高い)

全般:トリッキーなホールが多く、距離もそこそこあり、全ホールでバンカーと池がこれでもかというくらい効いている手強いコースです。400ヤード越えのミドルホールだからといってグリーン周りをやさしくする等というような軟な発想はありません。(アベレージゴルファーだと日本の平均的ゴルフ場白ティーより10ストロークは違うと思います)。正面のガードバンカーはどれも顎が高く、フェアウェイバンカーも顎があり、バンカーに入れないマネージメントが必要となります。また夏は日本のゴルフ場では体験できないボールがすっぽり埋まる粘っこい洋芝のラフに悩まされます。
以下攻略は中国の通例通り青ティーからのものになります。その日のティー位置により状況は異なります。


1番:距離のない打ち上げミドル。右のバンカーは朝イチショットがスライスすると必ずつかまる。顎が高くたいていの場合ピンは狙えない。左の池は気にならないが、チーピンがでると傾斜しているので入る。距離がないので楽にバンカー左に落とす。
2番:距離が有るショート。ティー位置にもよるが、後ろの方だとティーグラウンドからグリーンの右は見えない。右はやや広いけどブッシュにはいればワンペナ。左のバンカーも入れるとパーセーブは難しい。
3番:距離のない左ドッグのミドル。ドライバーの落とし所は全部バンカー。ティー位置によるが210~230で入る。バンカー越えはキャリー230~250でギャンプル。スプーンかUTでバンカー手前が良い。210までならフェアウェイ広くノープレッシャー。バンカー右はカート道越えても土手ありセーフ。左につけるとグリーンは見えないが木の高さがないので林超え可能。但しこの林はOBなので勇気を持って。グリーンは打ち上げ、一番手アップ。
4番:短いが非常にトリッキーなロング。正面に沢山見えるバンカー、右のほうが近く200で捕まる。捕まるとセカンドが池越えなので出すだけ。しかも先もバンカーなので60y前後の難しいバンカーショットが必要。ティーグラウンドからは見えないバンカーの左は広いので、思い切ってバンカー左狙いでいい。バンカー左からだとキャリー160-80の池越えでグリーン左の半島に持っていければ、そこからのアプローチは難しくない。池越えに自信なければ池の手前6-70ヤードにレイアップし、池越えの150グリーン狙い。たいていの場合はセカンドショットがウエッジ、サードショットがミドルアイアンとなる不思議なホール。サードショットは池超えなのでセカンドは絶対ラフに入れないように落とし所を確認してから打ったほうが良い。ラフに捕まっても刻めずきっちり150打つしか選択肢はない。
5番:ミドル。正面に見えるバンカーは200ちょっとで越えるので気にせずバンカーの左狙いで。
6番:ショート。正面のバンカー以外ハザードはないけど砲台バンカーの左右に落ちたボールはグリーンエッジに残らず手前まで転がり落ちるので大き目のクラブで。バンカーは顎が非常に高く厄介。また間にあるグラスバンカーもラフが深く砂以上に手強い。グリーンはY字型の奥が高い二段。ロングパットは2パットで収めるのが難しいグリーンなのでピン位置をよく確認して。
7番:距離が有るミドル。ハンディキャップ2のパーセーブが難しいホール。ティーグラウンドから見えない右奥は広く少々スライスしても大丈夫。ただし230ヤードから先は狭く、FWは左の池に向かって傾斜しているので飛ぶ人はスプーンか。ティーショットは思い切り打てるものの、グリーンは半島風になっており正面をバンカーがガード。残り200近くを直接狙うのはかなり難しい。セカンドは刻むか、グリーン右の広い所狙い。
8番:距離のないミドル。左は大きなバンカー、右はせり出したブッシュで200~220ヤード付近が狭く厄介。左バンカーの後は広いので240以上打てるならバンカー越え。距離がないのでドライバー使わなくても良いが、右に打つとスタイミーでグリーンは狙えない。グリーンには強い左傾斜の窪みがあるので右狙い。
9番:ロング。左池、右カート道越えはOBとティーショットのプレッシャーが大きい。池の上からスライスが安全。セカンドは水の手前まで200程度残るが、これも左右狭くアイアンのラインだしショットでフェアウェイキープ。
10番:380だがセカンドは打ち上げなので実質400以上ある。ティーショット左の木がスタイミー、右はバンカーと池でスライサーにはとても厄介。木の後ろは広いので、右からドローでいくのがベスト。グリーンは左ドック打ち上げで見えないが左は割と広い。セカンドは一番手以上アップ。
11番:短い右ドッグミドル。右の池越えショートカットは200ヤードで越えるがバンカーと木があり、バンカー越えはキャリー230。あえて勝負することもないので正面鉄塔狙いでセカンドは100yを切る。グリーンは廊下のように細長く、また奥からの3段グリーンで傾斜きつく絶対上につけてはいけないし、横からのアプローチもラフが深く厄介。ピンが手前なら最もやさしいパー4だが、ピンが奥だとガラリと難易度が上がる。
12番:アイランド風だが難易度は低いショート。右バンカー奥は池に入る。ピン位置にかかわらずグリーンセンター狙い。グリーン手前は広く寄せワンも十分可能なので、力ます軽く打つ。
13番:距離のないミドル。右バンカーの後ろは見えないが池で、かつFWは右傾斜なのでナイスショットがちょっとでもフェードしたら100%入る。ティーグラウンドから見えにくいが左はカート道の左が池。池に向かて傾斜しているので軽いフックでも池に入る。左バンカーは230以上あるのでその方向へ。ティーグラウンドから見える景色以上に落とし所は狭く曲げるとトラブルになるのでドライバー使わない選択肢もある。グリーンは奥から早い。手前の広いガードバンカーは顎高く厄介なので絶対に入れてはいけない。セカンドはきっちりピンまで届くクラブか左狙いで。刻む場合もバンカーに入らないよう短めに。
14番:打ち下ろし。広いように見えるが左のOB,右のブッシュは打ち下ろしで曲がりが大きくなるため簡単に捕まる。また右サイドからだとスタイミーでグリーンは狙えない。グリーンは正面を深いバンカーががっちりガード。しかも奥から高速で奥からのアプローチはグリーン上では止まらない。
15番:トリッキーなロング。池までは打ち下ろし。ピンまでの直線距離は440程度だがフェアウェイは池で三分割されており、ティーショットではフェアウェイの真ん中にどっかりバンカー。バンカー左がベスポジだが、その左カート道からOBなのでリスクあり。右に避けるのが安全策。もしくはキャリー220以上打てるならバンカー越。ただし250で池に届くので要注意。池に向かって下ってるのでランがでます。(ティー位置により状況は変わります)ティーショットナイスショットなら池越えグリーン方向へFWで、飛ぶ人ならツーオン可能。それ以外は左のアイランドフェアウェイへ経由(これも池越え)。バンカーからの池超えは難しく、ティーショットをバンカーに入れたらパーは難しい。
16番:一番距離の有るミドル。唯一ティーショットに全くプレッシャーないホールだがセカンド地点からグリーン手前まで縦長のバンカーがフェアウェイ真ん中に居座る。セカンドはたいてい刻むことになるが、セカンド地点からバンカーの全貌がわからずどこに打っていいかわからない。バンカーの左右は狭いのでFWでバンカーの先まで運ぶ方が落とし所は広い。グリーン左は広いので左狙い。珍しくガードバンカーのないグリーンだが奥から傾斜の非常にきつい二段グリーンで、上につけると厄介。横からのアプローチも難しい。
17番:難易度の高い距離の有る池超えショート。オーガスタの12番のようにグリーンは斜め縦長で前後バンカーのため距離、方向どちらも狂ったらワンオンは難しい。グリーン右のバンカーは大きく、しかも打ち上げで入れると厄介。特に一番手前のバンカーに入れてしまうと距離+高さのあるバンカーショットが要求され、大たたきにつながる。ドローヒッターには花道がなくグリーンに乗ってもこぼれてしまう。安全策はワンオンを捨てて左の花道へ150打つか、大きめに打ってグリーン奥。ここは広いけど左右とも赤杭ではなくOBなので要注意。
18番:ロング。右バンカー後ろは池なのでスライス要注意だが、フェアウェイ広く気持ちよく打てる。セカンドはいずれにしても水の手前に刻むことになるのでティーショットは頑張って打たなくてもいい。セカンドは右池、左カート道からOBとなるので9番同様アイアンのラインだしが吉。


【ゴルフ】カタナゴルフ VOLTIO Ⅳ 高反発 試打

2017年12月27日 | ゴルフ
久々にゴルフの話。

最近またルール適用外の高反発ドライバーが話題になっています。
私自身、年をとってもアスリート系、という自負が有るのであまり気にしていませんでしたが最近果たしてどのくらい飛距離が伸びるのだろうか、ということに興味を覚え、一本購入しました。

シニア向けということが理由だと思うのですが、ネット上にユーザーの記事はほとんどなく、試打レポートも見つからなかったので記事にしてみます。

購入したのはカタナゴルフのVOLTIO Ⅳ Hiのブラックモデル 10度。他にゴールドもあり。Hiがつくと高反発、つかないとルール適合とのこと。
アスリート系を標榜しているので流石にゴールドモデルは勘弁ということでブラックにしました。

シャフトはゴールドがADtour(400g)、ブラックがフジクラスピーダ(360g)。何故かゴールドのほうが重いシャフトが付いてます。私は重めが良いのでブラックヘッド+ADtourの組み合わ。これはどこでもやってもらえるのかはわかりません。

SRシャフトですが、かなり柔らかい。感覚的にはRシャフト。完全な先調子で弾きを狙っているようです。


構えてみると殆ど違和感はありません。クラウンの表面がなにやら高級感のある仕上げになっていますが、特に気になりませんでした。


ブラックモデル。文字はゴールドですがまあ許せる範囲でしょう。ゴールドモデルは裏側とフェースが全部ゴールドでシニア感たっぷりになります。



打ってみて。普通に振るとフックが出ました。捕まりは良いと思います。
シャフトの柔らかさはあまり気になりませんでした。またシャフトが柔らかいから安定しない、という感じもありませんでした。
今使っているテーラーメイド初代M2にはアルディラのかなりハードなシャフトが刺さっていますが、トップからのタイミングは確かに柔らかい方が取りやすいと思います。

オフセンターヒットでもあまり関係なく飛んでいく感じがしました。
また、全般的に曲がりの少ないクラブだと思います。
打音はキーン系ですが、真芯に当たると打った本人がびっくりするような大きな音が出ます。これはなれないと気持ち悪い。

真芯に当たるとかなり高いボールが出ます。吹け上がった感じではないので飛距離は出ているのではないかと思います。
ただ、試打したレンジが250ヤードあり球の落ちどころがわからないので正確な飛距離はわかりません。感覚的にはM2よりは強い球が出ていると思います。

特筆すべきは、軽く(感覚的にHS38くらい)で振ったときもよく飛ぶということ。これは間違いありません。
フルスイングで振ってみてM2とどれほど差が出るか、コースで確認してみたいと思います。

追記 コースで使用。
M2は46.5インチの長尺にしているので、M2とくらべてより飛ぶということはありませんでした。ほぼおなじかな。
ただし、直進性はかなり良いと思います。

スライスの本当の理由

2017年08月28日 | ゴルフ
個人メモ的なエントリーです。

スライスの原因は2つ、アウトサイドインとインパクトのフェースの開き。
特に初心者のときに言われるのはアウトサイドイン。ゴルフ雑誌などでしきりと言われることだが、しかしこの思い込みが10年たってもスライスが治らない原因なのではないか?

アウトサイドインに振ってもインパクトでスクエアにあたっていればフェードにはなるがスライスにはならない。

問題はインパクトでフェースが開くこと。
これを軽視してアウトサイドインを一生懸命治そうとし、インサイドアウトに振ってフェースが開いたらとんでもないドスライスがでる。隣のホールの更に右ラフ、とかね。

では、フェースを開かずスクエアに当てるためにはどうするか?

よく言われる方法が
・フェースを開いて上げるとインパクトでフェースが戻らないからテークバックでシャットに上げる
・フォローで左に振っていくとインパクトではスクエアになる
・肩の開きを抑える
・ストロンググリップにする
等あるが、私が今までで一番納得し、かつ雑誌やレッスン書にはあまり書いてないことは
「インパクトでの肘の位置」特に右肘。

自分では全くナイスショットの感覚が大きく右に曲がるケースは、右肘がアドレスの形よりも曲がる(体に近い)ためにフェースが開いている事が多い。

これの確認方法は
・インパクトを再現した状態を作る。(いつものグリップ、自分が思うインパクト時の腕の伸ばし方、腰は45度くらい切れている)
・その時、左肘を脇から離すとフェース開く
・右肘を脇に付けても、フェースが開く
そう、インパクト時の肘の位置を管理すればフェースは安定するのだ。

ではどう管理するのか?
私は左肘を脇に付けるのが一番安定する様に思う。それは結果として左に振っていくことになる。グリップエンドを常にへそに向ける、という言い方もあるが同じこと。インパクトで左肘が脇についていれば、その後自然に肘はたたまれながら左に伸びていく。インパクトで左肘が引けるという最悪のスイングも防止できる。
逆に左に振っていくという意識は持ちすぎるとフック・チーピンにつながる。

では右肘はどうする?やや曲げた状態でのインパクトが普通なのだが、この、「やや曲げた」を管理するのは難しい。
自然に力を入れずに伸ばしてしまうのが管理が楽。左手主導のスイングにして右手は悪さをしないようにする。
自然に、がポイント。意識的に伸ばすと力が入ってダフる。

以上のことは逆も言える。右肘を曲げた状態でアドレスしてる人が伸ばしてインパクトをむかえると、チーピンフックが出る。
これはアイアンに多い。ナイスショットの感覚が大きく左に曲がったら、このケースを疑うべし。



ボラカイ島ゴルフ情報 Fairways and blue water

2016年10月09日 | ゴルフ
フィリピンのボラカイ島で個人でゴルフをやってきました。事前にネットで調べましたが殆ど情報なかったので同じような方のお役に立てばと思いアップします。
トリップアドバイザーにも同じ内容を載せてますのでよろしければトリップアドバイザーの「役に立った」ボタンを押してください。

ゴルフ場の名前はフェアウェイズアンドブルーウォーター。
ボラカイ島唯一のゴルフ場です。

予約
結論を言えば、予約は不要。電話で確認したところ来ればできると言われました。代理店通す必要もありません。
実際、到着し靴をはき替えたらすぐスタートでした。

1人プレイ
可能です。
見学者のカート同乗可(無料)ですがゴルフマナーに即した服装が要求されます。サンダル、TシャツNG。

行き方
Dモールからトライシクルで100ペソでした。フェアウェイズアンドブルーウォーターで普通に通じます。
トライシクルはホテル内に入れずゲートから100mほど歩く事になります。ホテル玄関の左がゴルフフロント。
帰りはホテルのシャトルでDモールまで送ってもらえます。またゲートにはトライシクルが待機してます。

料金
貸クラブ込みで7000ペソ(多分貸クラブが2000ペソ)キャディフィー400ペソ、ロッカー・シャワー使用料100ペソ、すべて受付時に前払いです。カード使えますがキャディフィーはカード決済できません。追加チップはサービスに応じてで結構との事でした。300ペソ~500ペソ程度でしょうか。
ハーフプレイも可能です。

コース
フロントナインは池がからみ、バックナインは多少アップダウンあり。白ティーだと短いので青でプレーした方がいいように思います。青ティーは特にハンデ制限等なくプレー可能です。
綺麗なコースです。バックナインは何箇所か海が見えます。芝付きが悪い所もありましたが、まあまあでしょう。
バンカーは固め。グリーンは雨だったせいもありあまり速くないように思いました。

プレイスタイル
18ホールスループレイです。
カートはフェアウェイに入れます。ただ、私がプレイした時は雨が降っていたのでキャディさんからラフを走ってくれと言われました。プレイヤーはカートに乗り、キャディさんは歩きます。遅れると走ります。これはどうしてもチップあげたくなります。
私についたキャディさんはちょっと年配のフィリピン女性。とても陽気な人で、バーディーパット外した時は大げさに残念!といったり、長めのパーパットは言ったらハイタッチ。グリーンの読みも概ね正確でした。

貸クラブ
アイアンはキャロウェイのビッグバーサ、ドライバーはERC、パターはオデッセイのツーボール。古いけどまあまあ使えます。

スタートホールに売店なし。飲料は持参したほうが良いでしょう。途中の6番の売店は現金支払いなのでお金を忘れずに。
カートに傘はついていません。雨季はスコールあるので雨具持参が良いかもしれません。

Taylormade M2 本物偽物見分け方と試打比較

2016年08月21日 | ゴルフ

知人がどこやらで入手したテーラーメードの新ドライバーM2が見事に偽物だったので、面白いから最近購入した本物と打ち比べをしてきた。
まあ、ツアーADのGTが刺さって800元(12000円)のドライバーが本物の訳がないのだが、肝心のクラウン部のカーボンがなんと模様プリント。
写真では分からないかも知れないが、右が偽物、左が本物。
このカーボン部分が見分け方のポイントとなる。偽物のカーボン部分は印刷。立体に見える印刷なので近くでみないとわからないがすぐわかる。
一方で本物はカーボン繊維の上にクリアコートがされている。

これは最新のSIMなどでも同じでカーボンコンポジットのヘッドに関しては偽物を見分けるのは簡単。(後日追記)

さて、試打。

本物はテーラーメード純正のシャフト。

試打したのは上海仙霞練習場。公称200ヤードだが、7番アイアンが転がってネット近くまで行くので多分180ヤード程度。
ドライバーはネットに当たる。地面からどの程度の高さに当たるかで飛距離を評価した。
試打と言ってもマーク金井ではないのでクラブ性能差よりスイングのバラ付きの方が大きいことをご了承ください。

まず偽物を振ってみる。
打音はキーン。偽コンポジットで普通のメタルドライバーだから当然。やや安っぽい音。
直進性は良い。普通に振ってスライスは出ない。ただ吹け上がり玉がよく出た。ナイスショットでも飛距離はまあまあというところ。
偽物だから全然飛ばないとか曲がるとかいうことは、実はあまりない。(決して推奨はしてません)

次に本物。
打音はコンポジットらしく、ややボコッという感じがするが、決して悪い音ではない。むしろスパンという気持ちいい音。
普通に振ったらスライスが出た。今使っているのがグローレというつかまりのいいクラブなので、その調子で振るとスライスする。捕まえ気味に振るとストレートになった。つかまりが良いというインプレッションがあるが、私はオートマチックにつかまるドライバーではないと思った。
9.5ロフトのスタンダードポジションで打ったが低重心ということで玉も上がりかつ吹け上がり玉は出ない。ナイスショットは180ヤードのネット地上20m位に刺さったのでランを含めてかなり飛んでいたと思う。

途中で偽物と本物のシャフトを入れ替えてみたが、私のレベルでは違いは実感できなかった。



シャットに上げるバックスイング

2016年05月22日 | ゴルフ
久しぶりにゴルフの話。個人的なメモみたいなものです。

最近ちょっと復調し、ショットが安定してきた。変えたことは「シャットに上げる」

よくゴルフ雑誌などをみると、最近のドライバーはヘッドが大きく、モーメントが大きいので開いてあげるとインパクトで戻り切らないからスライスが出る、よってシャットに上げるのが良い、と書いてある。

しかし、慣性モーメントが大きいのでフェースが戻せないというのは本当なのか、ちょっと疑問だなあ、と思いつつ、ドライビングレンジでシャットに上げる練習をしてみたら、結果はよかった。

私の結論は以下のようなもの。
・どうやらヘッドを戻せる、戻せないの問題ではない。
・シャットに上げるスイングは開いてあげるスイングに比べて手首の反時計回り旋回運動が小さい。だからタイミングのブレが少ない。
・さらにシャットに上げる、つまり左手を甲とは反対の方向に曲げでバックスイングをすると、やってみていただくとわかるが肩が十分に回っていないとトップ位置までいかない。
・逆に開いてあげると肩を回さなくてもトップは作れる。しかしこのトップから普通に下すとアウトサイドイン。ダウンスイング始まってから右手を引き付けてインサイドから降ることはできるが、再現性が悪い不安定なスイングとなる。
・シャットに上げて、体が回るぎりぎりをトップとし(シャフトは地面と平行までいかなくてもよい)そこから「コイルが巻き戻される」ような感覚で素直にダウンスイングすると、上げ下げを同じプレーンに乗せやすい。非常にシンプル。
・これでオーバースイングも強制的に矯正される。

スイングプレーンはこれで安定する。
あとはインパクト時のフェース管理だけ。これは腰の回転との関係があり安定させるのが難しい。まだトライ中。
今は「左足を動かさない」「腰はスパッと先行させて切る」「フェースはやや返す」意識でやっているがあまり安定しない。これもなるべくシンプルにしたいと思っている。

【最強版】使える ゴルフの中国語

2014年09月13日 | ゴルフ

ゴルフの中国語で検索すると結構な数のサイトが見つかるけど、ホールインワンがイーガンチントンだってわかったところでそんな言葉は絶対に使わない。
逆に本当に使う言葉が記載されていない事が多いのでちょっと書いてみました。
中国のキャディーさんは基本的に中国語しか通じません。キャディさんとのやりとりという実用性ではおそらくネットで見つかる最強版だと思います。
ご自由にリンク、紹介してください。
なお、ここに記載している中国語のカタカナは普通語です。通常中国語圏ならどこでもOKです。
質問ある方はコメント欄にお書きください。可能な範囲でお答えします。

1.旅行で来てゴルフをする方へ
中国語の発音なんて練習できないでしょうから,一番必要なことだけを記します。

グリーンの読み。
中国では「スライスライン」を「左側」(にむかって打て),フックラインを「右側」に向かって打てといいます。
具体的には以下のとおり。右に曲がるのを「左」というので間違えないように。
スライス  「左辺」(ゾウビェン)注)本当はゾウではなく、ズォですが日本人には聞き分けが難しい。
フック   「右辺」(ヨウビェン)
ゾウビェンのゾウ(ズォ)は,日本語で「そう?」と聞く感じ。ヨウビェンのヨウは,元気よく「よう!」と肩を叩く感じ。
これだけはぜひ覚えてください。カートの後ろにのったキャディさんが進行方向指示をゾウビェン・ヨウビェンでします。

どっちに曲がる?は「どちら側が高い?」で 那辺高?(ナビェンガオ?) (那は本当は口偏つき)
上記の,左辺,右辺で教えてくれます。
どのくらい曲がるかは 多少?(ドウシャオ),これは買い物の多少銭「ドウシャオチェン」のドウシャオです。

この多少は残りの距離を聞くときも使います。「ピンまで何ヤード」は 到(小)旗竿还有多少? (ダオ(シャオ)チーガンハイヨウドウシャオ?)
ハイヨウかドウシャオ,どちらかを省略しても通じます。ピン指差してドウシャオと聞けばいいでしょう。
これの応用で,越えるは到(ダオ)の代わりに過(ゴウ)。
「バンカー越えるの何ヤード?」過沙杭多少(ゴゥシャーコン【バンカー】ドウシャオ?)このゴゥも、先ほどの「よう!」の感じで発音します。
グリーンは(グォリィン),バンカーは(シャーコン),池や河はなんでも水(シュイ)です。これらを組みわせると残りの距離は聞けます。
バンカー、グリーンはそのまま英語でも普通は通じます。

返ってくる答えは数字ですので,旅行ガイドなどを参照してください。
なお,150ヤードは一百五(イーバイウー)なので要注意。105ヤードは一百零五(イーバイリンウー)

クラブを指定するとき数字の指の符号を使うと喋らなくてすみます。たとえば人差し指を曲げると9。親指と人差指を広げると8。親指と小指を立てる(ハワイのハングルーズサイン)と6,親指,人差し指,中指で何かをつまむような形が7。
旅行ガイドブック等に出ていると思います。
なお、中国でも鉄と木という言い方をします。鉄はティエ(とディエの中間、3声)、木はムー(元気よく「よう!」の発音)5番アイアンは5号鉄 (ウーハオティエ)です。ただ、カタカナ発音ではなかなか通じないかもしれません。
ピッチング、サンドはピー、エスで通じます。度数表示のウエッジは、50がウーシュー。それのあとに、2がアール、4がスー、6がリュー、8がバー。
麻雀やってる人はすぐ覚えられると思いますが、発音は結構難しくいきなり言っても通じないかもしれません。

余談:maikawa流四声のイメージ 
1声 トラック野郎のクラクション 高い音で平坦に「パ~ン」
2声 え~、うそでしょ の「え~」。下から上へ。
3声 そうぉ?ほんとかなぁ の「そうぉ?」ちょっと下がってから上へ
4声 よう!元気 の「よう!」。短くスパッと上から下へ

2.駐在の方へ

ここからは単語帳のように記載します。ピンインは調べてください。
(簡体/繁体字文字化けすることがあるので適当に日本漢字をつかってます)
結構適当かもですが、通じると思います。

林のうしろは何があるの? 樹林後面有什マ? とか 過去樹林有什マ?
 →これは、グリーン奥の状況を聞くときも使いますね。
どこに打ったらいいかね     打那個方向マ?
狙いは2つのバンカーの間        両個沙坑的中間
二つ目のバンカーの右      第二個沙坑的右辺
木越えできるかな?       樹上面行不行
お客さんの飛距離なら大丈夫   没問題バ。ニィ打得很遠
打っていい?          可以打マ?
チョット待って         等一下
ボールどっちに飛びました?   我的球去哪里?我没看到了
あー、池に落ちた?       アイヤー,下水マ?
多分大丈夫           応該没問題
かもね/危ないね           有可能 / 危険
五分五分かな          一半一半
暫定球打った方がいいかな?   需要打暫定球マ?
いいえ、OBじゃないから      不要了 没有OB
ボール見つからない       球找不着(到)
(距離を言われた時に)
ピン(グリーンエッジ)までかい?到旗(果リィン辺)マ?
上り入れて?          加上坡マ?
アゲンスト(フォロー)入れて? 加頂風(順風)マ?
全部いれてですよ        全部都算了
刻む              分杆/打分杵球/我想打出安全距離
刻むなら何ヤード?       安全距離多少?
池の手前に刻むなら何ヤード?  分杆到水前面多少?
(ボールを探すキャディさんに)
もういいよ           没関系
スライス・フック        右(左)曲球
バンカーの目玉         荷包蛋(目玉焼きの事です)
アプローチは何使います?    ニィ果リィン辺辺(切球)用シェマ杆?
普通はサンドだけど状況によるよ 通常S杆但是要看情況

グリーン上
(ボール)拭いて          擦一下
寄せワン            一切一推
3オンワンパット         三杆一推
バーディー           小鳥(バーディーで通じますが)
ボギー、ダボ・・        加一、加二・・・・      
ちょっとパターもってきて    把推杆拿来一下
どのボールが一番遠い?     那個球最遠的マ?
カップ2つスライスでどう?    左辺両个洞怎マ様?
そんなもんですね        差不多 可以バ
パター(ピン・パター・カップ)半分フック    半支(個)推杆(旗杆・洞)右辺。
カップ右端           右辺的洞線
カップ右端外さない/外す     右(辺)洞内/外
 →ドン(とトンの中間)シェン、ドンネイ、ドンワイは結構よく使います。
スライスからフックのスネークライン 先左後右
まっすぐ            (一)直走
ボールとカップに高低差なし   平対、平的
ずっと下り(上り)かい?    一直下(上)坡マ?
うん、弱く(強く)打って。 対。打軽(大)一点。
あんまり速くない/速い・すごく速い     没那マ快/很快・非常快
上ってから下りよ。       先上後下
※新ルール対応!
(ピン)抜かないでいいよ    不要抜出

その他
一発で入る           一杆進(洞)
 (ロングパットがカップに向かっていく時、日本語知らないキャディさんが「いい感じ!」というので驚いたら「一杆進!」だった)
ダフリ             擦地球
トップ(薄めに当たった)    削頂球(打薄了)
ティーショット         開球
アプローチショット       切球
転がす             打gun(3)球(gun=サンズイに鍋蓋+公+衣の下だけ)
転がし/上げるアプローチ    切gun球/切停球
フォアー            看球(後ろ打ちますよ~、のときもこれ)
アゲンスト           逆風 頂風
フォロー            順風
ラフ              長草
カート道            馬路
フェアウェイ          球道
ティー             球釘ですが、ティーで通じます。
ピンは奥(手前)?       旗杆在后(前)面マ?
チップあげるから待ってて    等一下 我給ニィ小費。
ユーティリティ                 小木、小鶏腿(チキンの手羽元のことです)
サンド、アプローチ、ピッチン  S杆,A杆,P杆
ナイスショット/すごい!/超すごい   好球!/漂亮!/很歴害!

かんちょー(看球)なしで、很歴害(ハンリーハイ)の掛け声をもらえるゴルフを目指して頑張りましょう。


MIZUNO MP15 チタンマッスル 試打

2014年08月12日 | ゴルフ
ゴルフの話。

ある筋からミズノの未発売MPアイアン、MP15の8本セット(3-P)を入手。
ミズノさんも全英オープンの会場で披露されていたので、秘匿ではないだろうからアップします。

MP15はチタンインサートのマッスルバック、ということで、MP59の後継。MP59よりもかっこいいように思います。
38g分の鉄を取ってそこに10gのチタンとインサートした、ということです。MP59は20gをとって11gなので、よりチタンによるキャビティ(?)効果を狙っているようです。

シャフトはDGのS200にしようと思いましたが、広州の老板からトゥルーテンパーのプロジェクトX5.0があるからこれにしない?といわれアドバイスに従いました。なんか在庫処分の協力をしたような感じでしたが,軽いシャフトにした結果は悪くなかったと思います。グリップはゴルフプライドのツアーラップ2G。これは握った感じは良いけど見た目が安っぽいのでちょっと後悔。
追記:ツアーラップ2Gは手に汗かいてると微妙に滑るので,昨夜MIZUNOロゴ入りのツアーベルベットに付け替えました。

構えたときの小ぶりな感じがトップブレードの薄さとあいまって、振りぬきのシャープさを予感させます。
レンジで打った限りは特に難しいということもなく、球もよくあがり、なんと言っても軟鉄鍛造なので打感がよく,打っていて気持ちのいいクラブです。ただ芯を外した時の飛距離のブレは,やはりあります。

初の実戦投入は新天鴻名人ゴルフリゾート。初使いが1番パー4のセカンド、120ヤードやや打ち上げをピッチングで。高い球で2ピン程度に寄せてパー。その後スイングの悪さで左の引っ掛けがいくつか出ましたが、それ以外は高い球でびしっとグリーンに止まりました。結果88とまずまず。

左一軸打法(ゴルフ)の話

2014年06月24日 | ゴルフ
またゴルフの話。ITSとは全く関係ありません。
ちょっと前に「左一軸打法」をやってみた,と書いたので,その後の報告,というか自分の覚書のようなものです。

左一軸打法で2ラウンドして 91,94。
91の時はパー7個,94の時でパー6個。それもパーオンパーが多い。
最近のゴルフで極めて上出来でした。

ドライバーのスライスなし
アイアンの方向性が極端に良くなっている
飛距離は変わらず

思ったポイントは:
・中途半端にしないでしっかり左足に体重を乗せて振る。
・コンパクトなトップを守る。
・肘を体につけて振る

しかし,未だにアドレス時の左膝の曲げ具合と,最適なボール位置がわからない。
膝の曲げが足りないとトップする様に感じ,かつダウンからインパクトにかけて膝をどうするのか良いのか,まだ明確に分からない,
また,ボール位置は回転軸が左によるので理屈で言えば通常よりも左よりにすべきなんだけど,あまり左にするとフックする。

もう少しやってみて,またレポートします。

ゴルフ 左一軸打法

2014年06月03日 | ゴルフ
ぜんぜんITSとは関係ない話。
注)このブログにはアフィリエイト等は張り付いていません。宣伝や,関連書籍購入を誘導するつもりはなく,あくまで私が感じたことを書いています。

最近,知人から「左一軸打法」という話を聞いて,ちょっと検索してみたらいろいろ分かった。
検索で引っかかる記事の多くは,「詳しくはDVD」とかの類が多いのだが,有料コンテンツを購入しなくてもまあ大体のことは理解できた。

詳細は検索なりしてもらうとして,ポイントは以下の7点程度かな。
1.左足に最初から体重をかける。
2.右足を引いたクローズドスタンス
3.左膝はスタンス時に両肩が地面と平行になるくらいに曲げる。
4.トップは小さく,でも肩は十分回す。
5.ダウンスイングで両肘は常に体の近くを通る。(体に付けて振るイメージ)
6.コックのタメを意識
7.左足体重のまま,左股関節を軸に腰を回す

実際に練習場で100発ほど打ってみて,その後コースで試したが,方向の正確性は格段にいい。FWキープ率はここ最近の中で最高だった。
「飛ぶようになる」というのは嘘。飛距離は変わらない。むしろ,コンパクトなトップでも飛距離が変わらないことに驚く。
ショットの正確性が上がるので平均すれば距離は伸びるかもしれない。

これをちょっと私なりに考えてみた。

まず,上記のポイントのうち,
「コンパクトなトップ」「肘が体の近くを通る」「タメを意識」は実は左一軸打法とは関係ない。二軸でも,背骨軸でもできる。なぜ左一軸打法だとこうなるのか?
おそらく,左足に体重を残しているので左腕が規制されてオーバースイングができないんだと思う。
トップがコンパクトだと,必然的にレイトコックが必要となり,タメの意識が持ちやすい。
また,肘が体から離れる暇なく振り下ろすのでアウトサイドインになりにくいのだと思う。

したがってこれらは副次的な効果だと思う。

本来的な効果は,やはり軸のブレを防ぐということだろう。
右足から左足に体重を移動するということは,二軸を切替えるか,地面に接していない「背骨」を軸にするということで,これをインパクトで最適な状態になるようにクラブを振るのは,アマチュアではかなり難しい。

その点,軸を地面に接した軸を最初から最後まで使う打法の再現性が高いことは,事実だと思う。
やってみるとわかるけど,インパクトにおける「アドレス時の再現」がシンプルに出来る。

欠点は,スイングがあんまりかっこ良くない,ってこと。特に左足を曲げたアドレスの姿勢はかなり変な感じ。
(この形をK型とも言うらしい)

なお,左一軸打法ではストロンググリップが推奨されているが,私はどうしてもストロングがだめなのでナチュラルグリップ。また,左足は30°開くとなっているが,これも私は膝が流れてフェースが開くことが多いのでどちらかと言うとクローズにして試してみた。
あと数回やってみてスコアアップになるようなら,本格的に採用しようと思う。

坂田理論の事とか、消費税のこととか。

2013年08月24日 | ゴルフ
坂田信弘のゴルフ本をKINDLEで読んているが、この人は「理論」というけど全く理屈が書かれていないので、これが理論だとは思えない。
例えば、「Aなれば当然Bとなる.しかるに人間だれしもBであればCたるもの。したがってAを避けたけばCをしないこと。それでハンディ10切りは誰にでも容易い」的な話が延々と続くが、その科学的理由が示されない。「あご浮けば左が伸びるのは必然。さすれば珠右にも左にも曲がる」みたいな感じね。
なんでこれが「理論」といってもてはやされるんだろう。彼の本を読んで「なんで?」と思わないタイプの人は、部下にしたくない。
とはいえ、最大の彼の主張である「ハーフスイングで基礎を固めよ」というのは間違っていないと思う。

さて、本題。
ここ上海でも日本のテレビを見ることが出来るが、まあニュース関連番組を見ているとどうにも何がいいたいのかわからない。
安倍内閣は本当に消費税を上げるのか、といってみたり、国の財政が破綻したらどうする!といってみたり。
じゃあどうしたらいいんだ?
完全にポピュリズム的な空気を読んで、恐る恐るそれに迎合するようなことしか言わない。

一方で「国の借金が増えてもそれは国の責任だから自分は関係ない」と思っている人が多い。で、極端な言い方をすれば「悪代官が越後屋からもらっている小判を国庫に戻せば全て解決する」ぐらいに思っている。
国にお金を貸しているのは自分で、国が破綻すると損をするのは自分だ、とは夢にも思っていない。

一番判りやすい例が、街頭インタビュー。
「少ない年金だけで暮らしているから消費税の増税には反対です」

お金が余っていて高いものを買う人に沢山税金を払ってもらってもらわなければ、そのあなたの少ない年金すら危なくなる、という単純なこともわからないのが大衆。
正しい認識を広めるのがマスコミの役割だと思うが、しかし彼らははこうしたインタビューをまず最初に、あたかも国民全体の意見のように報道する。

更にいえば、消費税増税は不景気を招く可能性がある、ということで政権は増税に躊躇しているし、それを言うマスコミもある。
その根拠に3%から5%への増税後の景気悪化をあげているが、それは駆け込み消費の反動(これは当然)からたまたま山一破綻に代表される金融破たんに起因する景気悪化につながってしまった、と見るべきだろう。
増税をしないで様子をみたって今後景気が上向くとは思えない。今ちょっと景気が持ち直しているのは、単純に輸出企業に為替で利益が出ているだけ。販売数量は増えてない。様子なんて見ていたらもっと実施しにくくなる。
もはや消費税に増税以外の選択肢はないし、延期の猶予なんてないと思う。

有識者を呼んで意見を聞くとかいっているが、そんな問題ではなく政府として断行するべき話じゃないのか?
まさに「決められない」日本の組織の典型だ。

BS-i ゴルフ総研 第2回目でいきなり再放送?

2008年04月20日 | ゴルフ
時流に乗り遅れないように液晶テレビに買い換えて、BSデジタル放送を見ることができるようになった。
私としてはバラエティやドラマに比べれば海外紀行やドキュメンタリーが多いBSデジタルのほうが好ましい。

でも民放のBSデジタルはビジネスモデル的にはかなり厳しい。ここへきて受信可能なテレビの普及台数が2000万台を突破したこともあり単年度での黒字化が見えてきているようだが、各社累積赤字を抱え、魅力あるコンテンツを作り続けるような収益構造はまだ確立していないように見える。
実際、2週間も見ていると再放送の多さにびっくりしてしまう。

赤字解消のために人員削減などを徹底して行っていると思われ、どうも運営がルーズなのでは?と思うこともある。

たとえば、今日(4月20日)のBS-i、12時から「ゴルフ総研」という番組をやった。
先週第一回を放送した新番組なのだが、なんと今日の放送は第一回の再放送なのだ。
確か先週の番組の最後で、第二回の内容(高いボールと安いボールの飛距離の差)を予告していたはずなんだけど。

実はこれがBS放送で多い「隔週新作」というやつで、新作は二週間に一度しかリリースされないのだ。
でもこの番組のWEBサイトにはそんなことまったく書かれていない。
もしかしたらBSの世界では、隔週新作がデフォなのだろうか?

それにしても、このWEBサイトだって番組では「HPからご意見を募集中」といってたくせにそんなリンクはないし、Vol1がいまだにComing soonだし、写真にだってダミーとか書いてある有様で、どうみても未完成、ってのはいかがなものなのか。
(4月26日追記 今日みたらアップデートが完了していました。)