ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

早寝早起き朝ごはん

2007年01月28日 | インチキ・疑似科学
なにやら、文部科学省を中心に「早寝早起き朝ごはん」運動というものが展開されているらしい。
リンク先にも記載があるが、山手線の中吊り広告でその存在を知った。

しかし、この中吊り広告であるが。

画像からは小さくてよく判別できないと思うが、以下のようなことが書いてある。
「毎朝朝ごはんを食べる子供は試験の成績が良い」
グラフには小学5年生の調査で、毎朝朝食を食べる子供と食べない子供の国語と算数の試験点数が示されている。

これは確かに事実に基づいたグラフなんだと思う。
でも、本当に毎朝朝ごはんを食べると成績があがるのだろうか?
どうも納豆でやせるのと同じくらい、怪しい話だ。

冷静に考えれば、これは単に毎朝子供に朝ごはんを食べさせる家庭は傾向としてそうでない家庭よりも教育や躾への関心が高い、ということを示しているに過ぎない。

政府広報がらみのこうした「一見統計に基づいているような」発表は、たいてい疑ってかかったほうが良い。

さて、この早寝早起き朝ごはん運動であるが、子供の頃から一貫して朝ごはんを食べず、どちらかといえば夜更かしをし、出かける寸前まで寝ているタイプの私には「不快な」ものを感じる。
食事の仕方、回数や睡眠のとり方なんていうのは極めて個人的な話で、余計なお世話じゃないか。

勿論、彼らが本当に言わんとしていることは親の躾・家庭の教育の問題だろう。

しかし、(ここからはちょっと感情論になるけど)親の言うことをそのまま聞く「良い子」は学校の成績はいいけど、社会に出てからあんまり使えない、ってケースが多いように感じるのだが。

スイス、PNDの使用を禁止

2007年01月27日 | ITS
スイスは1月10日からスピード探知機の位置情報警告があるPND(携帯ナビゲーション)の使用を禁止した。
使用しているのが見つかると没収され、機器は廃棄。ドライバーは罰金が科せられる。また、スピード探知機位置警報付きのPNDは生産、販売、輸入も違法となる。

実際、TOMTOMをはじめとする多くのPNDにこうしたスピードカメラ位置情報が含まれており、各社は対応におわれる事となる。

そもそもレーダー探知機は交通システムの発展している多くの国で違法だが、位置情報の警告を違法とするのは初めてのケースだろう。

一方、わが国にはレーダー探知機にすら規制がない。
もっと不可解なことには、運転席でのTVも「注視しなけば」違法ではない。

最近、交通事故に関する意識が高まっている中、これはどうも理解しにくい。

給油機から音楽ダウンロード

2007年01月22日 | ITS
給油機の大手メーカーである米DresserWayneとマイクロソフトはオーディオファイルをダウンロードできる給油機を正式にリリースした。
IT Mediaのニュース記事
マイクロソフトが先日のCESでデモをおこなったとのこと。

これはコンセプトモデルではなく既に市販可能な商品であり、実際に年内には発売されるとのこと。
15インチのVGAタッチスクリーンとスピーカーを備え、無線LANで他の機器との通信が可能だという。実際にはWindows Automotive との連携になるのだろう。
また、液晶画面での各種プロモーション、渋滞情報、天気予報などの情報提供、やクーポン印刷にも対応するとのこと。

車載器との通信による音楽ダウンロード販売に関しては、認証・課金の仕組みはわからないがWindows Automotiveが普及するならありうるビジネスだとはおもう。

しかし、セルフ給油で消費者がポンプの前にいる数分間に(利き手でノズルを操作しながら)果たして気に入った音楽を選びダウンロードするなんてことが現実的なのだろうか?

交差点事故を放置するな

2007年01月18日 | 雑記
つい先日、13日のエントリーで交差点での右左折車と歩行者の事故について書いたばかりのタイミングで風見しんごさんのお嬢さんの悲惨な事故が発生した。

まさに、私が指摘している「当たり前ということで放置されている危険」な状況により起きた事故だ。

お嬢さんにまったく落ち度はない。当然22歳の運転手の不注意ということになるのだが、これはそれで終わらせて欲しくない。
交通事故は被害者、加害者双方にとって悲惨なものだ。過失によって殺人を犯してしまう状況は行政の力で可能な限りリスクを小さくするべきだろう。

現場は私もよく通る交差点だ。片側1車線で交通量は多い。ごく普通の交差点だ。
片側1車線だから、右折信号によるコントロールは出来ないだろうが、たとえば歩行者を時差式信号にするとか、スクランブル交差点にして右左折車と横断歩行者を完全に隔離するなど、改善の可能性があるように思う。
あるいは、センサー技術で横断者の存在を警告する信号を設置するという案もあるかもしれない。

信号コントロールの強化は交通渋滞とのトレードオフになるのだろうが、たとえば小学校の近くから実験的に進めれば良い。

DSRCやらVICSビーコンやらの通信を使った実証実験も結構だが、それより先にすぐやらなくてはいけないことが沢山あるんじゃないか?

首都高速 距離別料金制導入を本格検討

2007年01月16日 | ITS
首都高速はそのWEBサイトで2008年の距離別料金制の導入をアナウンスしている。

概略は以下の通り。
・現在の統一料金制度は不公平感が強いので改善する。
・また短距離では利用されないケースが多い。
・現行平均料金770円を走行距離18km程度に設定し、それよりも短距離は安く、長距離は高くするというのが試案。
・ただし、現在長距離利用をしているユーザーへの負担軽減経過処置を検討する。
・この料金制導入に向けてETC利用率向上施策を促進する

しかし、この実現はかなりハードルが高い。
そもそも不公平感が強い、って誰が言っているのだろうか?
確かに一区間1-2kmを利用しただけでも700円というのはおかしい。しかし、ユーザーにしてみれば金額に見合わないと思えば利用しないだけだし、だから値下げする、てのは企業の当然の活動だろう。
逆に、50km近くを走行して700円しか払わないユーザーに対して、だれが不公平感を抱いているのだろうか?首都高速道路(株)だけじゃないの?

なぜなら、くもの巣のような首都高をつかって都内を移動する場合、その距離の長短によって消費者が受ける効用に差はないからだ。
具体的に言えば、首都高をつかって目黒から箱崎に行く(11km)ことと、高井戸に行く(20km)ことに消費者の心理上、2倍の価値差はない。
ここが一本線を引いたような一般高速道路との大きな違いだ。

あとは料金徴収の問題。
ETCなら簡単に解決する。しかし、未装着車はゼロには出来ない。
短距離割引だけなら良い。ETCが付いている場合だけ割引適用にすればよく、これは既に実験が行われている。
しかし、長距離を値上げする場合、ETC装着車だけを対象にするということはあり得ない。
ということは、すべての出口で出口料金所を設ける必要がある。これは相当の経費アップだ。

首都高をETC専用にする、というトンデモなアイデアもある。
そんなことをしたら一般高速と首都高がつながる出口は大渋滞するだろう。用賀や高井戸で未装着車がすべて高速を下りたなら、ただでさえ渋滞の激しい環状8号はまったく機能しなくなるだろう。

さらに、間違えて進入する未装着車の処理も問題だ。すべての入り口に退出路線を整備する?そんな金の無駄使いはやめて欲しい。
臨時に通行できるようにする?そしたらみんなそれを使って通行する。
高額な罰金的料金を科す? 善意の過失に対して、それは過酷だ。

これについては現在検討中と書いてあるが、簡単に妙案は出ないだろう。

最後に、東名、中央道、東北道を首都高速で乗り継ぐ場合は都心の中央環状線を通らなくてはならないが、誰も好きこのんで遠回りしているわけではない。それしか道がないからだ。
こうしたケースでは長距離の値上げは絶対に受け入れられないと思う。

華麗なる一族

2007年01月14日 | 雑記

今「華麗なる一族」ってのを家人が見ているんだけど、万博を控えた1960年後半の日本に何で1940年代の車が沢山走っているんだよ。
こんなクルマ。(写真は1942年型フォード)

万博は私の少年時代の最大のイベントだったけど、これじゃ私は80才だね。

この撮影は上海の映画村「上海影視楽園」の1940年代の上海を再現したセットに手直しをして使用しており、どうやらキムタクが使うセドリック以外の通行車両はそこが所有してる撮影用の車をそのまま使っているように思われる。

万博とか1970年っていえば箱スカもマークIIもS8も存在し、若者はロングヘアでサイケデリックな時代でしょ。

いくらなんでもこれは時代考証に手を抜きすぎなんじゃないの?



免許の更新にいって考えた

2007年01月13日 | 雑記
そういえば昨年末に免許の更新に行ってきたのだが、講習で教官のいっていたことが妙に気になった。

「交差点を曲がる時には、横断歩道の歩行者に十分注意してください。あなたも青だけど、向こうも青ですから」

当たり前のことである。
が、これを当たり前にしていること自体が問題なのではないか、と思う。両方青という状況は過失を生みやすい。
これだけ世の中が安全に対してセンシティブになっているのに、なんでこんな基本的なことが放置されているのだろうか。

あまりに当たり前すぎて、疑問に感じないのかもしれない。

多分、わが国の都市部のトラフィックでは各方向を完全に独立させた信号管理は難しいのかもしれないが、矢印信号の増設や歩行者時差信号の改善で死亡事故はまだまだ減らせるように思う。

東京オートサロン2007

2007年01月13日 | 雑記
昨日は幕張の東京オートサロンへ行ってきた。

午前の業界招待・プレスの時間帯だったが、ネットなどでチケットを入手したと思われるカメラ小僧(実際はおじさん)が結構入り込んでいて、コンパニオンの周りに群がっていた。
いまやこのショーのビジネスの半分はこの人たちに支えられているともいえるだろう。場内にはコンパニオン関連のお店もあり、そこではカメラ小僧がコンパニオンにあげるプレゼントも販売されていたりする。

さて、肝心のショーだけど。

会場の規模自体はここ数年と変らないが、最近の若者のクルマ離れを反映して微妙にトーンダウンしている。
数年前には良く見られたワゴン、ミニバンドレスアップはすっかり影を潜めた。
逆にマニア向けに先鋭化しているといえるかもしれない。
ランエボ・インプレッサやZという正統スポーツカーのカリカリチューニングか、セルシオやフーガに「眉をひそめたくなる」改造を施す、いわゆる「VIP」の2つの流れが中心。どちらもショップ的には金が取れるジャンルなんだろう。
だけどヤンキー系イバリの象徴である「VIP」が今後伸びるとは到底思えない。

そんな中で見る価値があったのはホンダのブース。ホンダアクセスが主体で運営していると思われるが、ステージにあった3台のコンセプトカーは近未来の車の方向性を示していると思う。

特に、一番左に展示されていたフィット「フィット デイリーアクティブコンセプト」は、ホンダ自身「運転はさらに楽に、情報・エンターテイメントもさらに身近に」した“近未来的なデザインにつつまれた知能移動体”といっている。
ちょっと前の感覚では、こうしたショーに「運転はさらに楽に」という考えは絶対に存在しなかった。

結局、この辺がクルマ市場の成熟なんだろう。WiiがPS3を圧倒したのと、ちょっと似ている。
だけど、つまんねぇな。

ポータブルナビ(PND)の将来

2007年01月09日 | ITS
ご承知のように欧米ではPND(ポータブルナビ)が大人気だ。
携帯、とくにスマートフォンを通信型ナビにするというサービスも出てきている。勿論、日本でもそのサービスはとっくに始まっている。
欧州の取引先などに聞くと、PNDは最終的に携帯に収斂する、という人も多い。

しかし、私はその考えには懐疑的だ。

中期的にみれば、車にはカラー液晶画面が100%標準装備されることになるだろう。
液晶の価格の推移や、カーメーカーの差別化戦略を考えると、まずこの流れは間違いない。液晶画面には、HDDか大容量RAMがセットになるだろう。
となれば、ナビゲーションも標準装備の方向だと思う。

埋め込み型の車載ナビは車外で使えないとか、車を買い換える時に付け替えることができないので商品性がない、と欧州人は言う。

もう随分前の話だが、1DINの車載CDプレーヤーが市場に出た時に、同じ話を散々きかされたものだ。
「ポータブルCDを接続するほうが合理的だ」と主張する人がかなりいた。
しかしポータブルCDプレーヤー用車載スタンドなんて、すぐに廃ってしまった。

PNDを車外で使っているユーザーが欧米でどれだけいるのだろう。殆どいないと思う。PNDは結局安いカーナビなのだ。

乗り降りするたびにセットしなければならず、画面も小さい携帯ナビが今後ずっとカーナビの主流となり続けるとは、私には到底おもえない。

おそらく、購買力の高い北米から先になると思うが、欧米も組み込み型の車載ナビに集約されると思うし、同じ意味でi-pod接続も将来はHDDサーバーに集約されるだろう。

(ただし盗難問題があるので市販タイプの2DIN・AVNではなく、車種別専用パネルの工場装着品が主流になるとおもう)

今年も逮捕者続々・成人式って、本当?

2007年01月09日 | 雑記
ITSとは全然関係ないけど、Yahoo!のトップ画面に「今年も逮捕者続々・成人式」という見出しがあった。

本当だろうか?

Googleニュースで見る限り、春日部で壇上の花瓶を蹴った一名と、半田で騒いだ数名以外は特に式場での事件はないようだ。

初日の出暴走も同じだが、こうした事柄は「風物詩」になり、何故か大衆はそうした事件がおきることを期待してしまう。
そしてマスコミ報道はその期待に同調する。

派手な羽織袴を着込んでわざわざ成人式に出かけていくようなステレオタイプなヤンキーはもうほぼ絶滅でしょう?

マスコミには「通念」を捨てて報道して欲しいとおもうんだけど。

EclipseのTOMTOM組み込み2DINユニット

2007年01月08日 | ITS

富士通テンは昨日、ラスベガスで行われているCES2007でTOMTOMのPNDを組み込み可能な2DINユニットを発表した。PCMAG.COMの記事
今春アメリカで発売する。

従来のPNDのように吸盤等で取りつけをする必要がなく、ワンタッチで付け外しができ、3.5インチタッチパネルスクリーンのTOMTOM製PNDは車外でも使用可能。組み込み時は車載専用アンテナでGPS受信する。地図データはSDカード。
TOMTOMがない状態でも、通常のカーオーディオ(FM/AM, CD, CD-R/RW, MP3, WMA)の機能はすべて兼ね備えている。
PNDとファクトリーナビの中間を狙った商品ということで、サーキットシティなどの家電量販店で1000ドル以下で販売されるという。

実際、吸盤でフロントウインドウの貼り付けたり、シガーライターとの間に配線がぶら下がるのは気持ちのいいものではなく、また乗車のたびの取り付け、取り外しは非常に面倒なものだ。

しかし、私にはこの商品はあくまで「きわもの」に映る。
最後には、欧米市場も車載に落ち着くと思う。

ITSの可能性

2007年01月07日 | ITS
このところどうも批判ばかりしていて、前向きな意見を出していないように思う。
ということで、ITSの可能性について最近思うことをあげてみよう。

前から主張している通り、ITSは安全向上にフォーカスするべきだ。
それを踏まえれば、路車間通信もありうると思う。

たとえば運転支援、特に今後増加する高齢ドライバーの支援だろう。
先ほどコメント欄に書いたが、たとえば高速道路の逆走を感知するというのはかなり有効だろう。
ナビの精度が上がれば、これは車ローカルでも実現可能かもしれない。

また、駐車時のアクセル・ブレーキ踏み違えによる事故も絶えない。
駐車場内ではアクセル開度を制御し、フルスロットルにならないようにするなんて事はおそらく技術的には実現可能だろう。DSRCで入り口でのオンオフ制御をしても良い。

さらに、交通事故死亡者の過半は歩行者と自転車だ。
事故死者を減らすためには車対車事故よりも、こちらの改善が先だろう。

ハイテクを使う以前に、自転車専用路や路面バンプなどで人・自転車・車分離を進めるべきだと主張しているが、これも通信によるソリューションはあるかもしれない。

ただし、それは「歩行者に発信機をもたせる」などという非現実的なものではだめだ。
もっと単純な、たとえば裏通りでは30km以上スピードが出ない、もしくは警告が出るような仕組みなら割と簡単に実現できるだろう。

こうした仕組みの実現には路側機と車載器および車両のエンジン制御が連携しなければならず、統一規格が必要だ。
さらにいえば、法整備が必要だろう。
しかし、今現在そうした「事故死者減に実効のある」ITSへの規格つくりが進んでいるようには見えない。

駐車場のキャッシュレス利用なんてことより、今年こそこうした本当に国民のためになる施策に焦点を当てて欲しいと切望する。

ページのリニューアル

2007年01月07日 | ITS
本文の文字がみにくいというご指摘を頂戴しましたが、Gooブログは出来合いのテンプレートを使っているとフォントの色変更も出来ないことがわかりました。

ということで、この際なので最初からカスタマイズで作り直して見ました。

またちょくちょくいじると思います。

i-podビデオを後席スクリーンで

2007年01月05日 | ITS
USATodayによれば、オーディオ各社はi-Podのビデオ映像を後席スクリーンに表示するアダプターを開発中とのこと。
アメリカのi-podの普及率とSUVの後席モニター装着率を考えれば、たしかに市場は大きいだろう。

ラスベガスのCESを前に、各社からこうしたニュースが出てきている。
ここで引用されているのはパイオニア、クラリオン、ソニーだが、実際に各社CESで何らかの展示をすると思われる。

また、この3社に限らず、i-Pod接続の大手DICEなども映像接続関連の商品化を視野に入れいているらしい。

ところで、実際にアメリカでi-podにビデオ映像を入れて持ち歩く消費者がどのくらいいるのだろうか。
電車通勤の日本ならいざ知らず、私はどうしてもアメリカというクルマ中心の社会で小さい画面のビデオを鑑賞するシーンをイメージすることが出来ない。

初日の出暴走は「なかった」

2007年01月04日 | 雑記
年末に書いたけど、おそらく今年は初日の出暴走はなかったと思う。

国交省は「『初日の出暴走』の不正改造車15台に整備命令を発令」というリリースを今日だしたが、中身は絶対に「初日の出暴走」じゃない。
これは、たまたま通りかかった「走り屋」の改造車が捕まっただけだと思うよ。

中央自動車道  八王子料金所(東京)、河口湖IC(山梨)、諏訪IC(長野)
東名高速道   東京バリア(神奈川)、御殿場IC(静岡)
東北自動車道   浦和料金所(埼玉)
常磐自動車道   三郷料金所(埼玉)
東関東自動車道   習志野バリア(千葉)
京葉道   船橋バリア(千葉)
一般道路   国道17号線新町検問所(群馬)、大洗海岸(茨城)

で検問して、検査したのがたったの35台。ってことは改造車らしきクルマはこの11箇所で35台しか通らなかったということだ。
あんまり意味ないけど、平均すれば一箇所あたり3台。
そのうち整備不良は15台。
初日の出暴走はもともとバイクが主流だったけど、35台はすべて四輪で二輪は0台。

これをやるために一体いくら金がかかったのか。
というか、このリリースはこんなタイトルじゃなくて「初日の出暴走警戒は空振り」とかなんとかにするべきじゃないのか。

なお、警察庁の発表では、31日から3日に検挙された暴走族は全国で377人。これは前年比19.3%減とのこと。