中国のITや通信の事情は目まぐるしく変わるので、このカテゴリーにかかれていることの大半は現在と状況が異なっていますのでご注意ください。
中国のITや通信の事情は目まぐるしく変わるので、このカテゴリーにかかれていることの大半は現在と状況が異なっていますのでご注意ください。
2019年10月アップデート。
中国は状況が目まぐるしく変わるのでこの記事は古新聞です。車両のランクとかは全く変わっています。
また、現在は中国の銀行口座がないと支付宝、微信支付ともに使えない(入金ができない)ので、滴滴を旅行者がつかうことは難しいと思います。
唯一の方法は、微信にパスポートとVISA等の国際クレジットカードで実名登録(この国際クレカは決済には使えない。実名登録の証明用)、
その後WINDOWSで微信アプリをダウンロード。次に誰かから微信のアカウントに送金をしてもらい、WINDOWSアプリ上で受け取る、ということでチャージができます。(これは単に抜け穴だと思われます)
最新状況にアップデートしました。(16年5月)
最近スマホでタクシーを呼ぶ人が増え流しのタクシーがなかなかつかまらない上海ですが、だからといってスマホで呼ぶのはちょっと勇気がいります。
私もそうでしたが、自家用車を使うハイヤーサービス(Uberの中国版)滴滴専車をつかってみたら案外簡単だったのでその使い方を書いておきます。
まず必要なのはスマホ。iPhone, androidどちらもOK。次に、ソフトのダウンロード。微信と滴滴出向が必要。
なぜ微信がいるかというと、支払が微信支付になるからです。(なお、支付宝との紐付もメニューにありますができませんでした。パスポートで実名認証している外国人は使えない様です。)
微信のウォレットにお金を入金しておきます。知人に頼んで現金を渡して送金してもらうのが一番簡単。
また、ウォレットの画面から設置で銀行カードの紐付もできます。これをしておけば都度の引き落としになります。
次に、滴滴出行を立ち上げて、個人情報をインプットします。常用住所も2か所入れることができます。携帯電話番号は必須。名前などは入れなくてもOK。またここの設置画面で微信のパスワードなし支払(黙認免密支付)を開通させておきます。
現在4種類の車が選べます。大衆車は「快車」というカテゴリーになっていて、それ以上が「専車」。専車のなかに中型車(カムリクラス)の舒适型、ミニバンの七座商務、高級車(ベンツクラス)の豪華型。だんだん高くなります。
(その他、出租車はタクシー、順風車は通勤時の相乗り、代駕は運転代行。ここでは快車と専車について書きます。)
なお、中国のスマホソフトは毎週のようにアップデートするので、クラス分け名称等は変更になっている可能性があります。
快車で概ね通常のタクシーと同等の料金。私は運転手の質がいい舒适型をよく使います。タクシーより数割高いですが、いま滴滴は時々割引クーポンを出すのでタクシー並みの料金で乗れることも多い。
さて、使い方です。まず、快車か専車かを選択。画面には現在自分がいる場所が表示されます。(前もってソフトにGPSへのアクセス許可をしてください)
そこでよければそのまま。違うなら地図を動かしてピンの位置を変えます。
次に行先のインプット。中国簡体漢字でインプットすると候補がどんどんでてきて、たいていは最後まで入れなくとも見つかります。
専車の場合は車のクラスを指定します。
快車の場合は併車と不併車どちらにするか、と聞いてきます。
これは通常は不併車。併車は乗合で、安いけど途中で寄り道することになります。
すると見込み料金が表示されます。
これは実際の料金とは異なりますが、大体正確です。
料金は割引クーポン込の価格になっています。
次に、今すぐ来てほしい場合はそのまま、時間指定をする場合は+マークをタッチして出発時間「現在」となっているところをタッチして変更します。
最後に呼叫ボタンを押します。画面を見ていると、そのうち運転手の名前、車の種類、ナンバーの下3桁の表示が出ます。これは応答の合図。中級でリクエストしてもミニバンが応答することが結構ありますが、その場合は中級の料金が適用になります。その後数分以内にこの運転手から電話が入ります。
ここからが問題ですね。どこに来てほしいかを伝えなければなりません。
ポイントは、伝えやすい場所で待つこと。XX路 XX路 路口(交差点:ルーコウ)が一番楽です。
文章では、「我们在XX路 XX路 路口 等你」となります。大抵はそれに対して何分くらいで行けるよ、というような事しか言わないので、ハオハオと言っておけばいいでしょう。または、有名な建物の前 XX的門口前面、など。「XX路にいる」はXX路上です。運転手のスマホの地図にこちらが現在いる地点が表示されますので、ここでさほど厳密に説明できなくても何とかなります。
電話がおわったら自分のスマホを確認しましょう。呼んだ車が今どこを走っているかリアルタイムで表示されます。
地図上で車が近づいてきたら手を振れは大体気が付いてもらえます。表示されているナンバープレートの番号を確認しましょう。
乗ると運転手が念の為行き先を確認してきますが、その時点で運転手のスマホナビには経路がインプットされてます。
走行中、車にメーターはありませんが自分のスマホ画面に刻々と料金が表示されます。到着すると、運転手がスマホを操作し、こちらのスマホには最終料金が表示され、黙認支払いの場合は特に何もしなくても支払が完了、そうでない場合でも運転手とのやり取りはおしまいです。確定金額を確認して問題なければ下車し、その後暗証番号インプット等をして微信支付の支払いを完了させればOKです。
さらに支払い完了後の画面で運転手評価をします。運転が乱暴とか、車内が汚いとか目に余る場合以外は5つ星にしておけばいいと思います。いままでの経験では紳士的な運転をする人が多く、これが流しのタクシーとの大きな違いです。
最初はドキドキしましたが、やってみると簡単でした。試してみてください。