政府のIT戦略本部は22日、2020年までに約70兆円のIT関連市場を創出することなどを目標とする新たな情報通信技術戦略の工程表を決定した。
重点施策には、高速道路の渋滞や事故を防ぐ高度道路交通システム(ITS)運用(13年度に開始)、住民票や印鑑証明をコンビニなどで24時間いつでも入手できるサービスの開始(13年度までに50%、20年度までに完全実施)、国民ID制度などを使い全国共通の電子行政を自治体の50%以上で実現(20年度までに実施)などを盛り込んだ。
以上 Yomiuri Onlineから抜粋。
肝心の本紙はこちら。政府系WEBページが大好きな重たいPDFですので、ご注意ください。
いろいろ言いたいけど、まずこの重点施策でどうやって70兆円の市場を創造するつもりか。
70兆円といえば、世帯当たり100万円以上の金額になる。市場が創造される=その金額の支出が増える、もしくは税金が投入される、ということだ。
どう考えても、行政のワンストップサービスに国民がそんな金額を支出するわけがない。むしろこれはコストを下げるための施策だろう。
では、ITSか?
ロードマップを見るとわかるが、ITSは2つの柱、すなわち路車間、車車間通信による事故防止と官民プローブ活用による渋滞予測の精度アップで成り立っている。
精度や地域カバーに不満があるにせよ、渋滞情報はVICSですでに提供されている。
また、通信による事故防止ってのも、本当に実効があるか疑問。
どちらにしても、数10万の負担をして手に入れたいと思う消費者はいないだろう。
実際にこのロードマップに描かれているIT関連で市場を創造するのはクラウドやデジタルコンテンツなんだろう。でも、そこに官が入る余地は少ない。
官が主導できて、かつ国民に分かり易い内容として行政サービスやITSをあげているんだとは思う。
しかし、行政サービスや道路インフラで巨額の市場なんか創造されちゃ困るんだよ。
重点施策には、高速道路の渋滞や事故を防ぐ高度道路交通システム(ITS)運用(13年度に開始)、住民票や印鑑証明をコンビニなどで24時間いつでも入手できるサービスの開始(13年度までに50%、20年度までに完全実施)、国民ID制度などを使い全国共通の電子行政を自治体の50%以上で実現(20年度までに実施)などを盛り込んだ。
以上 Yomiuri Onlineから抜粋。
肝心の本紙はこちら。政府系WEBページが大好きな重たいPDFですので、ご注意ください。
いろいろ言いたいけど、まずこの重点施策でどうやって70兆円の市場を創造するつもりか。
70兆円といえば、世帯当たり100万円以上の金額になる。市場が創造される=その金額の支出が増える、もしくは税金が投入される、ということだ。
どう考えても、行政のワンストップサービスに国民がそんな金額を支出するわけがない。むしろこれはコストを下げるための施策だろう。
では、ITSか?
ロードマップを見るとわかるが、ITSは2つの柱、すなわち路車間、車車間通信による事故防止と官民プローブ活用による渋滞予測の精度アップで成り立っている。
精度や地域カバーに不満があるにせよ、渋滞情報はVICSですでに提供されている。
また、通信による事故防止ってのも、本当に実効があるか疑問。
どちらにしても、数10万の負担をして手に入れたいと思う消費者はいないだろう。
実際にこのロードマップに描かれているIT関連で市場を創造するのはクラウドやデジタルコンテンツなんだろう。でも、そこに官が入る余地は少ない。
官が主導できて、かつ国民に分かり易い内容として行政サービスやITSをあげているんだとは思う。
しかし、行政サービスや道路インフラで巨額の市場なんか創造されちゃ困るんだよ。