ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

Car2goというカーシェアリング

2014年04月30日 | ITS
ダイムラーが運営しているカーシェアにCar2goというのがある。
車両はスマートで、自転車感覚のカーシェアだ。

私は今、日本に車がないので帰国するとタイムズプラスのカーシェアを使っている。
たまたま家から歩いて5分もかからない場所にタイムズカープラスの駐車場があるからというのが理由。これが遠かったら使っていないかもしれない。
また、帰国して工場に出張した時に使えたらいいなと思い対応駐車場を検索したけど、地方都市には殆どない。日本ではカーシェアはまだまだだと感じる。

そこで、このCar2GO.

これの画期的なところは、どこでも乗り捨て可能で、乗り捨てた瞬間に課金が終わるということ。
どこでもといっても、乗り捨てできるのは駐車禁止ではない路上か公共駐車場。パーキング・メーターが設置されている場合は料金支払は一括でCar2Goがしているらしく、利用者はそのまま乗り捨てが可能。
だから平均的な利用時間は10~15分だという。

乗り捨てられている場所は車両に搭載されている通信ユニットで管理され、利用者はPCやスマホから地図上で検索ができる。ガソリン残量もわかる。
実際、トップページではデフォルトでテキサス州オースチンの地図が表示されるが、街中至る所に車があることがわかる。
概ね10分位歩けば車に辿り着くという感じか。もう少し車が増えれば、かなり便利だろう。

これはどこでも路上駐車ができる都市でないと成立しないので、日本では難しいかもしれないが、クルマという商品が極限まで成熟しちゃうとここに行き着くのかもしれない。
いまのCar2Goの仕組みでは予約ができないから、使いたい時にクルマが近くにある保証はない。でも、将来自動運転になればクルマは呼べば来てくれる。

自動運転+カーシェアはとんでもなく大きなパラダイムシフトになる可能性があると思う。

做日本ブランド 名創優品 が笑える

2014年04月21日 | 上海生活
まずはこのWEBサイトを見てください。
http://www.miniso.jp/
かなりおかしな日本語(英語ページはもっと酷い)だが、これが日本発有名ブランド「名創」の「日本本社」のホームページ。このホームページにはなぜか所在地が書いてないけど、どうやら渋谷区神社前というところらしい。神社前!
つまりこれは、中国の消費者を欺くために中国企業によってつくられた日本語のページなんですね。

「国際的な名ブランドとして、今全世界に3000社の店舗を持っている。 毎年1億人以上が本店へ買い物にいらっしゃる」(同WEBサイトより)お店。
創始者はかの有名な三宅順也氏。

誰? 文化服装学院出身ということで、誰かが文化服装学院に電突したら、確かにそういう名前の卒業生がいるらしい。名前を貸しているのかな?
でも、この名前で検索してもこの「名創」関連しか引っかからない。

ユニクロにちょっとロゴが似ているけど、偽ブランドではない。売ってるものは要は中国製の100円ショップ商品。まあ、それを10元(150円)で売ってるということ。
それはそれでいいけど、でも嘘はダメでしょ。全世界に3000店とか。1億人のお客さんとか。

どうやら広州から拡大していくようで、まだ上海にないのは残念です。

日本人都不知道这个品牌 在日本没有这家商店