26日に政府からIT政策パッケージ2005が発表された。
このうち、ITSに関係する事項は4-(2)-1)にまとめられている。
まず、第一に運転支援システムの推進を掲げている。
これはその通りだと思う。しかし最も実現性の高いスタンドアローン車載器(レーダー、カメラの応用)よりも、車間及び路車間通信等の通信技術を活用した運転支援システムに言及している点は、どうかと思う。
産学官が連携して2005年中に実証実験をするそうだが、全てのクルマが通信を装備するという前提をもう一度見直して欲しい。
次に、これは驚いてしまったのだが、DSRCサービスをまだ諦めていないことだ。
「狭域通信(DSRC)システムを利用した駐車場やガソリンスタンド等における料金決済など多様なITSサービスの早期実現に向け、2005年度中に、官民連携の下、基本的なサービスメニューの策定等の検討を行うとともに、共同研究を推進し規格・仕様を策定する。」
とあるが、今までこのブログで繰り返し批判しているようにこれらは極めて実現性が低いし、いくら考えてもさほどITS政策のなかで重要なサービスだとは思えない。
ここまでこだわるのは、何か裏があるのではないのか。
そして、プローブカー構想である。しかし、
「VICS車載機を活用した自動車からの情報(プローブ情報)の収集等」
とあるが、VICS車載器に発信機能を付与するという計画でもあるのだろうか?
このうち、ITSに関係する事項は4-(2)-1)にまとめられている。
まず、第一に運転支援システムの推進を掲げている。
これはその通りだと思う。しかし最も実現性の高いスタンドアローン車載器(レーダー、カメラの応用)よりも、車間及び路車間通信等の通信技術を活用した運転支援システムに言及している点は、どうかと思う。
産学官が連携して2005年中に実証実験をするそうだが、全てのクルマが通信を装備するという前提をもう一度見直して欲しい。
次に、これは驚いてしまったのだが、DSRCサービスをまだ諦めていないことだ。
「狭域通信(DSRC)システムを利用した駐車場やガソリンスタンド等における料金決済など多様なITSサービスの早期実現に向け、2005年度中に、官民連携の下、基本的なサービスメニューの策定等の検討を行うとともに、共同研究を推進し規格・仕様を策定する。」
とあるが、今までこのブログで繰り返し批判しているようにこれらは極めて実現性が低いし、いくら考えてもさほどITS政策のなかで重要なサービスだとは思えない。
ここまでこだわるのは、何か裏があるのではないのか。
そして、プローブカー構想である。しかし、
「VICS車載機を活用した自動車からの情報(プローブ情報)の収集等」
とあるが、VICS車載器に発信機能を付与するという計画でもあるのだろうか?