おサイフケータイに関して、いくつかの調査結果が報告されている。
日経ネットナビ
インプレス
どちらの調査でも、95%程度の消費者はおサイフケータイの存在を認知しているが、利用者(利用したことがある、を含めて)は10%以下。
対応する携帯を持っている割合が3-4割なので、持っている人で言えば利用率は30%程度ということになる。
利用されているサービスは圧倒的にEDY。
さて、この数字をどう評価するべきか。
日経ネットナビでは、この調査がインターネットアンケートであり、ハイテクリテラシーの高い人である可能性が高いことから、実際の市場ではこの半分程度ではないか、としているが、それはその通りだろう。インプレスの調査もネット調査だ。
インプレスの調査では、使った人の中には「試してみたかった」という人も多く、実際のユーザーニーズとしてはまだまだなのだろう。
インプレスの調査結果から、30%程度のユーザーが使う理由としてポイントやマイレージをあげている。
半年ほど前の日経の電子マネー特集ででてきた、「遠回りしてでも電子マネーが使えるコンビニを使う男」は、ANAの陸マイラーさんだったようだ。
事実、街中ではまだあまり見かけないEDYの「シャリ~ン」決済を、空港の売店ではまったく普通に見かる。
ポイントなどのインセンティブがなければ電子マネーは離陸出来ないのではないか、と私は疑っているのだ。
しかし、手数料をはらい、インセンティブまでつけて普及させなくてはならないものなのだろうか?
インプレスの調査では、ネットアンケートのほぼ半数が「おサイフケータイ」を利用していない理由で「今のところ必要性を感じないから」としている。
実は、これが現在の電子マネーの商品ポジションなのだ。
落としたら不安、セキュリティが不安(この二つはサイフやカードとどう違うのか?と聞きたいけど)、電池切れが心配(これは誤解で、フェリカに電池は関係ない)などの理由も挙げられているが、この「必要性を感じない」が一番大きな「使わない」理由だ。
あれだけDOCOMO、JR東、三井住友などがTVCMを投入してもこの程度、ということは、インプレスがいうように「おサイフケータイ」を利用しないと不便なくらいのサービスが出てくるか、よっぽどのインセンティブが付与されない限り、急速な普及は無いと思う。
日経ネットナビ
インプレス
どちらの調査でも、95%程度の消費者はおサイフケータイの存在を認知しているが、利用者(利用したことがある、を含めて)は10%以下。
対応する携帯を持っている割合が3-4割なので、持っている人で言えば利用率は30%程度ということになる。
利用されているサービスは圧倒的にEDY。
さて、この数字をどう評価するべきか。
日経ネットナビでは、この調査がインターネットアンケートであり、ハイテクリテラシーの高い人である可能性が高いことから、実際の市場ではこの半分程度ではないか、としているが、それはその通りだろう。インプレスの調査もネット調査だ。
インプレスの調査では、使った人の中には「試してみたかった」という人も多く、実際のユーザーニーズとしてはまだまだなのだろう。
インプレスの調査結果から、30%程度のユーザーが使う理由としてポイントやマイレージをあげている。
半年ほど前の日経の電子マネー特集ででてきた、「遠回りしてでも電子マネーが使えるコンビニを使う男」は、ANAの陸マイラーさんだったようだ。
事実、街中ではまだあまり見かけないEDYの「シャリ~ン」決済を、空港の売店ではまったく普通に見かる。
ポイントなどのインセンティブがなければ電子マネーは離陸出来ないのではないか、と私は疑っているのだ。
しかし、手数料をはらい、インセンティブまでつけて普及させなくてはならないものなのだろうか?
インプレスの調査では、ネットアンケートのほぼ半数が「おサイフケータイ」を利用していない理由で「今のところ必要性を感じないから」としている。
実は、これが現在の電子マネーの商品ポジションなのだ。
落としたら不安、セキュリティが不安(この二つはサイフやカードとどう違うのか?と聞きたいけど)、電池切れが心配(これは誤解で、フェリカに電池は関係ない)などの理由も挙げられているが、この「必要性を感じない」が一番大きな「使わない」理由だ。
あれだけDOCOMO、JR東、三井住友などがTVCMを投入してもこの程度、ということは、インプレスがいうように「おサイフケータイ」を利用しないと不便なくらいのサービスが出てくるか、よっぽどのインセンティブが付与されない限り、急速な普及は無いと思う。