ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

NAVER オンライン辞書サービス終了とか

2013年12月09日 | モバイル・ウエアラブル
このgoo ブログって、最近トップページを見てみたらすっかり「猫好きの人」に特化しているような感じ。まあいいですけど。

WEBサービスといえば、中国で暮らしているとNAVERのオンライン中国語辞書は本当に便利。実際の文例を示してくれるので安心して使える。
例えていえば、(そこまでの収録数はないにしても)「アルク・英辞郎」の中国語バージョンだ。

それが、12月18日でサービスを終了するという。経営資源をLINEに集約するということ。アップデート終了ではなく、サーバーを閉鎖するらしい。
確かに今のモデルでは無料で提供されているこの辞書サービスはNAVERに収益をもたらさないだろうが、このデータベースはもったいない。
中国語のオンライン辞書では他を寄せ付けないものだっただけに、収益ビジネスにして続けて欲しかった。

いままで無料で使わせてもらったわけだから文句をいう筋合いではないけど、なんとかしてほしいなぁ。

秘密保護法

2013年12月08日 | 雑記
私は上海で家内と暮らしている。
今、上海には居住登録者で4万人超、一時在留者を含めれば常時6万人以上がいる。

もし東シナ海で有事が発生した場合には、日本人は直ちに国外に出たほうが安全だ。しかし、この人数を国外に逃すことは容易ではない。
逃げ遅れれば日本人はどこかに隔離されるかもしれない。これは本当に恐ろしい。
私は心の底から、何事も起こらないことを願っている。

ここでちょっと喩え話をする。

ちょっとやっかいな人と、話し合いをしに行くとしよう。
できればうまくやっていきたい相手だけど、興奮するとなにをするかわからないことがあるので注意しなければならない。
だから、万が一のためにこっそりポケットの中には拳銃を持って行くことにしよう。
でも、勿論拳銃をつかうような争いは避けなければならないことはお互いよくわかっている。

そんな時、後ろから「仲良くしようとか言っているど、こいつはポケットに拳銃を持ってるぞ」なんて言われたらとんでもないことになる。
しなくていい喧嘩が始まってしまう可能性が高い。

だから、拳銃を持っているなんてのは絶対に秘密にしなければならないし、それを正義ぶって暴き立てる奴が出ないように法律を作らなければならない。

簡単なことだ。
だれも戦争をしたいなんて思ってない。むしろ、そうした最悪の事態を避けたいとおもっているから国家の秘密情報は保護しなければならない。

秘密保護法が、日本を戦前のような暗黒時代に導くのではない。自由な発言を封じるような政府が誕生したら、そもそも法律なんていくらでも変えてしまう。というか、法律なんて関係ない。
問題はそうした政府を作らせないようにすることであり、それは国民の責任で、日本人はそんなにお馬鹿じゃないと思う。
もしまっとうな発言、告発、報道を政府が不当に封じるようなことがあったらそこで騒げばいい。私だって立ち上がる。
このインターネットの時代、そんな情報はあっという間に広がる。戦前とは情報伝達の仕組みが全く違うのだ。

いま大騒ぎしてる人は何故か芸術家、文化人といわれる人が多いように思えるが、彼らは自分たち以外の日本人がそんなに愚かだと思っているのだろうか?