大泉の帰り道、伊勢崎の「早川渕 彼岸花の里」に寄ってみた
サンバの興奮が冷めやらぬ中、ここに来て再び私を燃えさせた真っ赤な絨毯
陽も大分、西に傾き幾分、精彩は欠けるも
投げかけられた夕日の帯は別な華やかさ紡ぎだしていた





少し奥へ行ってみると、オー、こちらは趣が変わって白花のゾーン



気が付けば何時しか空は赤く染まり陽が地平線に沈もうとしている
そう、ここはグルリ見渡しても山の影すら見えない真っ平な地形
その分、日照時間が長く箕輪だったら、この時間の撮影は困難だった事だろう
ちょっぴり得した早川渕だった


この群生地は埼玉県・高麗の巾着田にあります。
3回ほど行きましたが何度行っても感動させられました。
家にも幾つか彼岸花の株が有りますが中々増えないものです。
これだけの群生になるには気の遠くなる様な年月が必要なのでしょうね。
野辺で田んぼの周りに生えている彼岸花は近くでも見られますが
あれほど広い敷地に群生しているのを見るのは初めてでした。
我が家の庭にも2年前、九州で戴いた彼岸花が咲いています。
白花だけかなと思っていましたら今年は赤花も一輪まじっていました。
これでモグラが出なくなってくれれば万々歳です。
(毒と言えば水仙だって同じですよね)
墓でこの花が多く見られるのはモグラやネズミ等に死体が痛められるのを防ぐためですが
畑に於いても農作物が荒されないよう周りに植えているんですね。
確かに日本では土葬花・死体花・地獄花・幽霊花など恐ろしい別名も有る様ですが
韓国では花と葉が同時に出ないので花は葉を想い葉は花を想うと言う意味で「相思花」と呼んでいるそうです。
何とも素敵な名前では有りませんか?
それにアルツハイマーの治療薬にもなっているんですって。
どうでしょう
見方が少~し変わりましたでしょうか?
たかさんの写真の群生は見事ですね。
風も朝夕は少し寒さを感じるように成りました。
ここ九州アイランドでも彼岸花の群生をよく見かけるようになりました。
育ちやすいのでしょうか。
小さい頃、毒花だからさわっちゃだめ‥‥‥と、言われていた記憶が強く残ってしまって、ついついそういった目で彼岸花をみてしまう私です。
本当のところどうなのか知りません。
ちいさい頃の刷り込みって怖いですね。
その刷り込みがなかったら、
まぁ~、綺麗っ!!!って言えるのでしょうが(汗)‥‥‥です。