
我が家の擁壁の補修工事でお世話になった職人さん
お歳を聞いてビックリ
80歳を超えているのだそうです
ひび割れの補修ですので2m強の穴を掘りそこにコンクリートを詰めるわけですが
お孫さん(30代)と二人、手作業での穴掘りです

10時、12時、3時、帰りと4回お茶やお味噌汁等々をお出しする訳ですが
その時に目に留まった めんぱのお弁当箱
もう、十年使用しているという時代物でした
お話を伺いますと奥様が高島屋の物産展で見つけたものらしいのですが(因みに金額は8000位)
漆は所々剥がれてはいるもの桜の皮で縫った繋ぎ目の精巧さ
10年の歳月が経った今も全く狂いが見られません
鈍い艶は使いこなしてこそ出る味ですし
何よりも適度に水分を吸収するため御飯が腐らないらしいです
俗にめんぱ弁当は男弁当とも言うらしいのですが女の私も一つ欲しくなってしまいました


今日は地区の一足早いクリスマス会でした
この地区では年に数回、この様な催しが行われます
勿論、出欠はとりますが私の家は副区長2年、区長2年しなくてはなりませんので
4年間はお手伝いで拘束されてしまいます
まぁ普段顔を合わせない地区の人との交流行事ですので、致し方ないでしょう
ただ、出席率は半分くらい、よそから来た比較的若い世帯の顔ぶれはなく
この山里も そんなところが段々都会化されてきてしまいました




たかさんが注目された繋ぎ目の桜の皮のこと、お聞きしなければどうなっているのか
分かりませんでした。底とのつなぎはどうなっているんでしょうね?
漆と云うと扱いづらさが思われます。
子供が小さい頃、よく国内あちこちを旅行しまして、旅先で手頃な漆製品を見つけると
その土地の思い出にと、自家用のお土産に買い求めていました。
会津塗のお弁当箱は、帰宅しようと職場で車に乗り込む時にドアにぶつけて
バラバラに、春慶塗の汁椀は何度も手を滑らして落としたのか
ヒビを入れてしまいました。
春慶塗は修理に出し、そっと使っていますが、お弁当箱はいつかまた行く日まで
戸棚の奥で眠らせています^^;;;
今関心のあるのは浄法寺塗りです。ヨンチングのお一人が旅行された折
お知らせいただいたんですが、漆を搔くところから全ての工程をその地域で
こなす日本で唯一の所で、そこで塗られたものは使えば使うほど美しくなるのだそうです。
いつかそこへ旅して~と思いつつ2年、まだ果たせていません。
地域のクリスマス会に50パーセントの出席率!ですか、結束力がお強いんですね。
きっと区長さんのお人柄のお陰でしょうね。
都会は薄いと言われますが、昨今の災害の多さを見ていますと、地域に根差して
生きることが大切だなあと、移住組ではありますが、しみじみ思われます。
戸棚に仕舞って有るとの事
貴重な物です、修理に出してお使い下さい・・・是非
家に有るのは菓子皿ですが
使ってこそなのに中々使えず茶箪笥の上で眠ったままもっと活躍させないと勿体ないですよね。
汁椀も使っている内に、どうしてもお箸で傷つけてしまいますのでお客様用として私達は木製のを使用しているのが現状です。
と言ってそうお客様も年中お見えになる訳では有りませんから
本当は自分たちが楽しんで使えば良いと思うのに貧乏性でしょうかね。
めんぱですが底との繋ぎは漆の様ですね。
職人さんは10年前に購入して以来そのまま使い続けている訳ですが
本当は漆を塗りなおしてあげると一生物になるらしいです。
浄法寺塗り、知りません。
お求めになられましたらブログでご紹介下さいね。
日本の良き品物は、今、国内外で見直されつつあるようで、とても素晴らしい事だと思います。
そうそう、はるさんも書いていらっしゃるように、
漆の扱いづらさは、子供の時のお手伝いの面倒な想い出として私の微かな記憶の中にも残っています<笑。
地域の集い、お疲れさまです。
大規模に開発された大型の新興住宅地に住んでいて、他所ものばかりの気楽さはあります。
それでも、十数年にいちどまわってくる組の役、それだけでも面倒なのに、クジで町内会長を引き当てた年は、ホントいろいろ大変でした。<汗
何処に住んでも両隣さんとは仲良くをモットーに暮らしています。
今まで、何処に住んでも良いお隣さんに恵まれているので、世間には良い人の方が多いということでしょうね<笑。
嬉しいですね。
何時も思う事ですが
日本の技術の素晴らしさは世界一ではないでしょうか?
ただ、こうした技を受け継ぐ人間が少なくなってきているのは非常に残念です。
今は工芸品として見られているようですが
めんぱは言ってみれば日常品なのですよね。
竹籠にしてもそうでした。
私が子供の頃、隣の爺さんが良く編んでいましたが
それが普通だったのです。
人間国宝がゴロゴロいたんですよね。