４月初めの皇居東御苑で （１） ハナモモ、トウゴクミツバツツジ、アカボシシャクナゲ、ヒカゲツツジ他

１週間程前に北の丸公園で撮影会があって、早く終わったので一人で
皇居東御苑へ３ヶ月ぶり行きました。
桜はもう見頃は過ぎていたのですが土曜日とあって
大勢の人が北の丸の広場でお花見をしていました。

北桔橋門から入って去年の春に乾通りの通り抜けの時のことを
思い出して今年も又写真を撮りましたが、見頃が過ぎた桜は薄く見えました。

東御苑に来ると天守台跡の向かいの桃華楽堂のそばで「ハナモモ」（花桃）が
華やかに咲いているのが目に入って来ました。

いつも春に見ている「クロヤナギ」（黒柳）がまだ咲き残っている感じでした。

楽しみにしていた「トウゴクミツバツツジ」（東国三つ葉躑躅）が丁度見頃

後ろに咲いている濃いピンクの花は「セイヨウシャクナゲ」（西洋石楠花）のようです

石室の近くに行くと植え込みの間の草地に「ムラサキケマン」（紫華鬘）や
「カラスノエンドウ」（烏の豌豆）や「セントウソウ」（仙洞草）がところどころで咲き出していました。
東御苑でこのような野草が抜かれていなくて見ることが出来るのは嬉しいことです。

この辺りはイロハモミジの木の多い所で木々の緑のグラデーションが綺麗でした。

低い枝があったのでモミジの花を撮りました。

富士見多聞の下辺りの斜面に「アカボシシャクナゲ」がとても綺麗な色合いで咲いていました。

富士見多聞へ登って行く道の入り口近くで咲いていたのは「ヒカゲツツジ」（日陰躑躅）
薄いクリーム色の優しい感じのツツジです。

茶畑の脇では「ショウワザクラ」（昭和桜）がまだ咲き残っていて綺麗でした。
「ソメイヨシノ」系の桜で白い色で遠くから眺めると木全体が白く染まっているように見えました。

撮影日　４月４日