裏高尾の日影沢から出てからしばらくバス通りを民家や畑の
花等見ながら歩いていましたが蛇滝入口という所から小仏川を渡って川沿いを歩きました。
遊歩道の様になっていて川から少し離れたり近づいたりして道の途中で野の花を数多く見ることが出来ました。
「ナツトウダイ」(夏灯台)トウダイグサ科 花はまだ咲いていませんでした。
「ミヤマシキミ」(深山樒)皇居東御苑本丸広場東側展望台下辺りで
度々見ていた花でとてもいきいきと美しく咲いている花に感激してしまいました。
しばらく歩き進むと日影沢で群生して咲いていた
「ニリンソウ」(二輪草)がここでも見られました。
遊歩道の途中では下の様な雑木林がところど頃にあり自然のままの感じに
癒されました。(でももしかしたら放置されたままなのかもしれません)
草地の中で「ヤマエンゴサク」(山延胡索)が咲いているのを教えて下さいました。
この花の仲間の「ジロボウエンゴサク」(次郎坊延胡索)は自然教育園や
馬事公苑でも先日咲いているのを春に見ていました。
なかなか見られない「レンプクソウ」(連福草)を見つけて下さって見ることが出来たのですが
残念なことに花が咲いていませんでした。別名「ゴリンバナ」(五輪花)、花が5輪まとまって咲くことからで
頭部に咲く小さな花の花弁が五枚、残りの花が4枚なのですが見られなかったので
又咲いている時に来れたらと思いました。
でも数年前に上高地へ行った時にこの花を撮っていらっしゃる方が花の説明をして下さって
『花が咲いている』のを撮っていましたが頭部の花が撮れていませんでした。
『 』の上をクリックすると花が見られます。
しばらく歩き進んだところに野草を保護している場所があり、
「キバナアマナ」が咲いているとのことでしたが
終わってしまっていて緑色に変わってしまっていました。
咲き残っているのがないかと探していると
かすかに黄色の色が残っている花を見つけました。
「ヒメニラ」(姫韮)という小さい花も探して見せて下さいました。
花はあまり開かず
蕾が膨らんだような感じでおわりだそうです。
「姫」とついているようにとても小さい1センチもない位で葉もとても細い感じでした。
遊歩道が川岸に近いところになったので川の様子を撮りました。
この辺りの近くにも「ハナネコノメソウ」が咲いている場所があるそうなのですが
花の時期は終わっていました。
橋のたもとでは「コチャルメルソウ」が群れて咲いているのが見られました。
30分程歩いた時道端の斜面で「カテンソウ」(花点草)が
あちこちに咲いている草むらがあり、小さな花なのでマクロレンズで撮りました。
雄花を撮ったものの雌花の場所が分からず撮りそこないました。
数年前に神代植物公園で見て以来です。地味な花なのですが変わった花なので
見ることが出来て感激しました。
撮影日 4月1日