マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

断捨離・・・図書館  そして  『神の掟を捨てて、人間の言い伝えを固く守っている。』

2016-02-09 22:21:21 | 日々のこと。 世界のこと。

今日も、月刊誌を読みます。        『地域の図書館』

読書机が沢山並んでいます。                    でも、私の定位置は『一人掛けソファ』
 

図書館で、一回に10冊まで借りることが出来るので、色々のジャンルの本を借ります。
ただ、
月刊誌の最新号は、持ち出し禁止。 次の新刊が出るまで、借りることが出来ない。
月刊誌は、『旬が命』。 一か月先では・・・旬が過ぎてしまう。
で・・・
『文芸春秋』から『ファッション雑誌』 『山と溪谷
』 『AERA』等等、色々のジャンルの月刊誌は、『一人掛けソファ』でとなる

         最近の流行は、持つことよりも、断捨離のようです。
         改めて、『断捨離』とは何か?、ウィキペディアを見てみると。
  
●『断』=入ってくる要らない物を断つ ●『捨』=家にずっとある要らない物を捨てる ●『離』=物への執着から離れる

   なるほどね。
   『断捨離とは、『家にずっとある要らないものを捨てる』ということだけでなく・・・・
      入ってくるものを断つ。 更には 物への執着から離れる、と精神の修養の一面も含まれているような・・・。

ず~と以前。
私は、母と同居することになり、母が住み心地が良いようにと願って、空間を広く風通し良くするために、長年使わない物を処分をした。

一番大量の処分物は、本棚二架分の、本でした。
居間の本棚の飾りの『百科事典全集』は、ほとんど読まれることもないままに、処分の対象になった。
好きで集めた『単行本』にも、本棚のかさが張るので、涙ながらに?、別れを言い渡した。

いくら『断捨離』といえども・・・
『本』には書いた人の『命』が宿っているようで、生ゴミと一緒に捨てることは考えられない。
で・・・
図書館に、「受け取ってもらえないか?」、と電話をした。
図書館は、「線や印等の書き込み等がなく破れていない本だけ、御自分で持ち込み、無料で、喜んで受け取ります。』との返事でした。

      私の断捨離は大成功!
      私の本が近所の図書館に所蔵されているのです! 近所の図書館は私の蔵書庫です! ちと大げさですかね。
          図書館に行くのが、私の子供に会いに行くような、楽しく嬉しいことです。

そして。
今日は2月9日。年間第五火曜日。
      『今日の福音 イエスの言葉』

『ファリサイ派の人々と律法学者たちが尋ねた。
「なぜ、あなたの弟子たちは昔の人に言い伝えに従って歩まず、(食事前に手を洗わず)汚れた手で食事をするのですか。」
イエスは言われた。
「イザヤは、あなたたちのような偽善者のことを見事に預言したものだ。彼はこう書いている。
『この民は口先では私を敬うが、その心はわたしから遠く離れている。』
あなたたちは神の掟を捨てて、人間の言い伝えを固く守っている。」』   マルコ福音書 7章6-8節


   
ファリサイ派の人々と律法学者たちは、
   律法を『神の掟』として、立派に守ろうとするばかりに・・・
   自分たち・人間の思いで、日常生活の事柄まで、許されることと許されないことを、決めてしまいました。
   『人間の言い伝え』『信仰の掟』と広く解釈して・・・『神の掟』として教えました。

   イエスは、
   そんなファリサイ派の人々と律法学者たちに向かって、話されたのです。
   『あなたがたは、自分たちが決めた事を一番にして、信仰の一番大切なことをないがしろにしている。 
              それは『神の掟』を捨てたことになるのです。

   他人を裁くこと。 何が良いかを決めること。  それらは神の領分である。
   『神の掟』を捨て、人の決めた事の言い伝えを守ることを大切にするその心は、神から遠く離れているということです。』と。

   私達も、
   断捨離は大切なことです。 でも、捨てるべきものはどれか?、判断が難しい。
      そして、
   物を捨てることが、物への執着心をなくし 又 古い考えの自分から脱却する心の養成手段となるといいですね。

皆様!
御訪問に感謝申しあげます。
古い使わない物に埋もれていたり、古い考え方に執着したり・・・それって、空間と心の無駄使いですよね。 
    限られた空間も心も、広々と、風通し良く、使いたいものですね。