マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

『求めなさい。 探しなさい。 門をたたきなさい。』

2016-02-18 21:33:37 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

   『イエスは弟子たちに言われた。
求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。
    門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。」』     『今日・2月18日の福音 イエスの言葉』 マタイ福音書 7章7節

 思い出しました。
 昨年訪ねた世界遺産。
        『ダラム大聖堂とダラム城』
  世界遺産 ダラム城と大聖堂
  その昔。立憲連合王国・イギリスが建国される前。
            『ダラム』は、スコットランド国との国境近くにある、イングランド国の重要地点でした。
        

 そんなダラムの中心。            『ダラム大聖堂』 
 

      そして。

      大聖堂入り口・主玄関・北の門に、張り付いているのは・・・
  

                   『サンクチュアリー・ノッカー』
      
          
私は、突然に『サンクチュアリー・ノッカー』を思い出したのです。
   
   

             『ノック!ノック!』 『門を開けてくださ~い!』

  『門をたたきなさい。』   
    
世には、人々が、『サンクチュアリー・ノッカー』をたたき、サンクチュアリー(保護)を求めました。
  『そうすれば、開かれる。』
    聖堂の門はすぐに開かれ、人々は誰でも中に招き入れられ、保護されました。 
                         
現在も、『サンクチュアリー・ノッカー』をたたけば、門を開けてくださるのです 
                                                      でも、見学時間は、いつも開いています。                    

    
   そして。
   今も昔のように、ノッカーの付いた主玄関・北の門を開けて頂き、中に入ると・・・

   すぐに。目につきます。  『大きなパネル』
    
      『MAGMA CARTA AND THE BIBLE』
                       
書かれているのは『聖書の御言葉』

     『イエスは言われた。 主の霊がわたしの上におられる。
なぜなら、主がわたしに油を注がれたのは、貧しい人に福音を告げ知らせるためである。
        主がわたしを遣わされたのは、
    捕らわれている人に解放を、目の見えない人には視力の回復を告げ、
    圧迫されている人を自由にし、主の恵みの年を告げるためである。』
                                    
ルカ福音書 4章18-19節


     
皆様!
         『今日・2月18日の福音 イエスの言葉』 の、
『門をたたく人』は、どなたでしょう?  『門を開く人』は、どなたでしょう? いかがお考えですか?
        私の場合は、
『門をたたく人』は私。 『門を開けてくれる人』は、私の要求に答えて、ドアを開けてくれる他人様です。
                      『御言葉』は、私に語られている『言葉』といて『考えがちの私です!

    ところが・・・・

   『ダラム大聖堂の門をたたく人』は、保護を求める人たちです。
         捕らわれている人。目の見えない人。圧迫されている人たち。です。
   門を開ける人』は、ダラム聖堂の神父様たちやシスターたちやお手伝いさん、たちです。 

                             

   
   私も、
考え方を変えて・・・

   『今日の福音 イエスの言葉』  続きを読みました。

   『あなたがたのだれが、パンを欲しがる自分の子供に、石を与えるだろうか。
   魚を欲しがるのに、蛇を与えるだろうか。
   まして、
   あなた方の天の父は、求める者に良い物をくださるにちがいない。
   だから、
   人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなた方も人にしなさい。」』  マタイ福音書 7章7-12節


   天の御父・神は・・・
   私達が門をノックすると、すぐに開けてくれるのです。 私達の必要を補って下さり、愛して下さるのです。
   だから、
   私達も・・・
   お人が、私達の心の門をノックするのに気付いた時には、必ず、すぐに、心の門を開けなくてはなりません。 
                                           保護して差し上げなくてはなりません。

     『お人にしてもらいたいと思うことは何でも、私達もお人にしなければなりません!』
       
私達が、『お人のために門を開けなさい。』と、イエスは要求なさるのです。  

              『幸せの4か条』 をお聞きになったことがありますか?
      愛されること 
ほめられること 人の役に立つこと 人に必要とされること  

           私達の心の門を、どなたかが、ノックするのに気づいたら・・・
             門を大きく開けて、中に招き入れ、愛して、ほめて、
              客人が必要とすることを満たして差し上げましょう!

                                 以上。なかなか難しい。でもこんな風にも考えたのでした。
                 

皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
皆様は、何をお求めですか? 何をお探しですか? どなたの門をたたきますか? 
                     この三つの答が、『人生の3か条』かもしれませんね。