無心に咲いて、無心に散る。
それ故に、この上なくはかなく、美しい。 『花々』
我が家の庭。 満開の『赤のボケ』 そして まだ蕾の『ピンクのボケ』
自分の『時』を黙して待つ花々。教えられます。
今週一週間は、春を迎える『迎春行事』。
昨日は家中の大掃除と手入れ。 そして 今日は、6時間の庭の手入れでした。
家の掃除や庭の手入れが大好きなので、今日も頑張りました。
『花々』に真似て、悠々と。落ち着いて。6時間でした。
我が家に春が来て、『カスミソウ』の花が咲く度に・・・
思い出される懐かしい、『息子と二人の日々』。
夫は東京単身赴任中。娘は米国留学中。
家に二人だけ。中学生の息子と私と二人だけでの日々。
息子が言った。 『僕はカスミソウが一番好き!』
息子と一緒に植えた・・・ 『カスミソウ』 今年も満開の花を咲かせました。
毎年、胸がキュンとなります。
時が過ぎ・・・・息子が、あの頃の私の年齢になってきた。
息子との思い出の花は『カスミソウ』 そして 娘との思い出の花は『スズラン』
娘を出産・日赤病院に入院中に、当時の美智子妃殿下が尋ねてくださり、『スズラン3本の花束』を頂きました。
時は過ぎ・・・・今では逆転。 娘が、私の新しい分野の先生です。
そして。
今日は3月15日。四旬節第五火曜日。
『今日の入祭唱 ダビデの言葉』 力強くダビデは宣言します。
『わたしは信じます。
命あるものの地で主の恵みを見ることを。
主を待ち望め。雄々しくあれ、心を強くせよ。主を待ち望め。』 詩編27章13&14節
2日前に、主は言われました。
『初めからのことを思い出すな。昔のことを思いめぐらすな。見よ、新しいことをわたしは行う。』 と。
そして。
今日、ダビデは、逆のことを、言われます。
『神のわざを思い起こそう。 力ある不思議なわざを。
神がよろどころであることをおもい出した、すべてを超える神があがない主であることを。』
詩編59章 11&35節
実は・・・
逆のことではないのです。
ダビデは言われるのです。
くよくよと・・・・過去を振り返って、取り返しのできない過去にとらわれることないように!
ただただ・・・・主の過去から明らかなように、主の『あがない』を信じて、前を見て歩きなさい! と。
神のこれまでの、『力ある技』、『許しのわざ』、を思い起こせよ!
主は、すべてを赦されるのです。
私達は、神に許された後の、『言動』が問われるのです。
姦通の罪で、石投げの死刑に処される女に、イエスは言いました。
『行きなさい。これからは、もう罪を犯してはならない。』(ヨハネ福音書8-11) と。
許し、改心して前に向かう人々を励ますのが、主です。
ダビデも罪を犯しました。 しかし、『主のあがない』を信じて、改心後は、前に進みました。
『ダビデは、ヘト人ウリアの一件のほかは、生涯を通じて、
主のお命じになるすべてのことに背くことがなかった。』 列王記上 15-4
許し、改心して前に向かう人々を励ますのが、主です。
神の『許し」を思い起こしましょう! 神の力ある不思議な『許し』を思い起こしましょう!
神が『よりどころ』であることを思い出しましょう! すべてを超える神が『あがない主』であることを!
あの世ではなく・・・ 『命あるもののこの世で、主の恵みを見ましょう!』
以上。
四旬節の真っ只中の今、回心の道を歩む現代人へのダビデからの応援歌でした。
皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
悪いことをした相手から『赦すよ!』と言われれば・・・どんなに感謝するか、想像してみて下さい。
その人との関係は『一生の親友』ではないでしょうか? 神と人間も『一生の親友』です!