マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

神と人の関係・・・『神はわたしを救われる。』

2016-03-18 22:35:12 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

今日は3月18日。四旬節第五金曜日。

本日の典礼を読んでいて、『神と人との関係』に改めて気づきました。

初めに。

『入祭唱』
『神よ、悩み苦しむ私をあわれみ、敵から救い出してください。』 詩編 31-10&16
      人が・・・神に『救い出してください』と頼みます。

次に。

『第一朗読』
『主は貧しい人の魂を、悪事を謀る者の手から助け出される。』 エレミヤ書 20-13
       ここでも、人が・・・『神が助け出して下さる。』と賛美します。

最後に。

『福音朗読』
『ユダヤ人たちはイエスを捕えられようとしたが、イエスは彼らの手を逃れて、去って行かれた。』
                                               ヨハネ福音書 10章39
        神・イエスは・・・人に『力を貸してください。』と頼まれない。

    以上の三つの『聖書の言葉』から、『神と人との関係』に気づいたのです
              

       神は・・・神を信頼する人を、必ず、救いだし、助けてくださる。
         一方。
       神は・・・必要なら、自分の力で、危機から逃れる。人の力を頼むことはない。

   つまり。

   神の愛は、確かに、人の幸せのために向けられる。
        そして。
   人の愛も、神の愛を受けて後・・・人の幸せのために向けるのです。
                     ・・・人を愛して、『神への恩返し』をするのです。
       
     神に向かって、人に求められていることは、ただ一つ。
          『神のいつくしみを讃える』ことが求められている。 ということですね。

   イエスは言われます。
   『はっきり言っておく。わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、
         わたしにしてくれたことなのである。』 マタイによる福音書 25章40節


        当たり前のことと言えば、その通りです。 
      でも、『神と人の関係』の新鮮な発見の今日でした。

 
皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
明日は週末。土曜日。 神に感謝し、人を愛する一日でありますように。 お元気で!