第156回 2016年下半期 『芥川賞』
山下すみとさん 51歳
創作の目的は、『ぶっ壊したいから』。 だそうです。
『社会性』の名の下に個人を抑圧する世界全体に対し、小説の言葉で揺さぶりをかける。
本日の新聞:『ひと』 より。
昔から・・・
芥川賞が発表されると、早速に読みます。
芥川賞は、
各新聞・雑誌に発表された、純文学短編・中編、無名もしくは新進作家の登竜門です。
明確な規定があるわけではないが、短編・中編作品を対象とし、
原稿用紙100枚から200枚程度の作品が候補に選ばれる。
読んでみて・・・
フレッシュ。 清新。 コツコツと・・・と。 将来を応援したくなる。
人も文学も、年季が、その良さを作りだす。
たくさん見て、たくさん経験し、考えて、感じて、沢山の苦しみが、人を文学を育てる。
厳しい道を、頑張って下さい。 読む者を楽しませてください。 応援しています。
今の私はどうだろう? どんな顔をしているのだろう? 相応に熟成している? と余計事を考えました。
ちなみに、国際的にも評価の高い村上春樹は芥川賞を受賞していない。
村上の場合は中篇作品で2度候補となった後、すぐに長編に移行したことが理由の一つに挙げられる。
そして。
今日は11月28日。年間第三土曜日。
『今日の第一朗読 アブラハムの信仰』
『信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです。
昔の人たちは、この信仰のゆえに神に認められました。
信仰によって、アブラハムは、
自分の財産として受け継ぐことになる土地に出て行くように召し出されると、行先も知らずに出発したのです。
ヘブライ人への手紙 11章1-19
『アブラハムは、ハランを出発したとき七十五歳であった。』 創世記12-4
人も文学も、
年季が、その良さを作りだす。
たくさん見て、たくさん経験し、考えて、感じて、沢山の苦しみが、人を文学を育てる。
アブラハムも、
75年の年月が、その揺るぎのない信仰を育てました。
たくさん見て、たくさん経験し、考えて、感じて、沢山の苦しみの75年間が、信仰を育てました。
神は、アブラハムが75歳になった時に、その信仰のゆえに認め、召命したのです。
信仰とは、望んでいる事柄を確信し見えない事実を確認することで、生易しいことではない。
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
私たちの生涯には、フレッシュな時期や成熟の時期、それぞれの段階があります。
皆様は、今、どの段階を歩まれておいでなのでしょう? 素敵な段階をお過ごしましょう!