只今、2冊、読書中。
一冊目。
『100分de名著』 1月の名著: 『中原中也 詩集』
これが良い。素晴らしい。魂を揺さぶられる。感動する。
指南役の先生方も、司会役の磯野アナウンサーと伊集院光氏も、とても良い。素晴らしい。
中原中也は、
世界を、『芸術世界』 と 『生活世界』 に分けて考えて・・・
挫折と絶望の中で、悲しみを達観できるようになり、『芸術世界』の力で生きようと決意する。
それは、
あたかも、『芸術世界の天使』のような存在でありました。純粋な『The 詩人』のイメージでした。
そんな中原中也の書く『悲しみ』や『さみしさ』が、読む者の中にもあり、共鳴してしまうのです。
二冊目。
日曜日の新聞記事。 『昨日読んだ文庫』
大好きで、毎週スクラップにして、楽しみに読んでいる。
今週日曜日:22日は、
芥川賞作家の三田誠広の『村上春樹・1973年のピンボール』に関するコラムでした。
なんとしたことか!!
ハルキストとなる私が『本』を読んでいなかった 三田氏のコラムもさすがのお上手で、『本』を読みたくなる。
早速に、
Amazonに注文。
翌日に送られてきた。 今回は新書の購入。 早速に読んでいます。
(ここだけの話。アマゾンで文庫を買う時の要注意…古本+送料=新書(送料は無料)だったりする)
1ページめ。
『1969-1973 (20歳ー24歳)
見知らぬ土地の話を聞くのが病的に好きだった。』
三田氏は語る。
「いかにもおしゃれな文体に、違和感を感じた。
ストリーのない断片の寄せ集めのような作風は、
絵画でいえば抽象画にあたる、アバンギャルド(前衛)気取りだろうと思った。
それでも。
ピンボールマシンと再開する物語は、やはり秀作だ。
”うわぁ、センチメンタルだ”・・・と思いながら、これが文学だな、と共鳴してしまうのだ。」
そんな村上春樹の書く『個人的体験』が、読む者の中にもあり、納得し、共鳴してしまうのです。
文学は良い。 読書から目が離せない私です。
そして。
今日は1月24日。年間第二火曜日。
『今日の福音 イエスの言葉』
『イエスは、周りに座っている人々を見回して言われた。
「神の御心を行う人こそ、わたしの兄弟、姉妹、また母なのだ。」』 マルコ福音書 3章31-35
キリストこそ・・・ 『神の御心を行う人』
『わたしが天から降って来たのは、自分の意志を行うためではなく、
わたしをお遣わしになった方の御心を行うためである。』 ヨハネ福音書 6-38
では。
『神の御心』とは? 何でしょう?
『神の御心は、神の子を見て信じる者が永遠の命を得ることであり、
神の御子がその人を終わりの日に復活させることである。』 ヨハネ福音書 6-40
つまり
聖母マリアも・・・ 『神の御心を行う人』。 キリストの、兄弟であり、姉妹、母なのです。
マリアこそ、理解できなくとも、神と我が子イエスを信じ、深い信仰で、イエスとつながっていました。
マリアこそ、イエスを信じ、人々を我が子イエスの元へ案内し、『永遠の命』の取り成しする人です。
私たちも・・・
キリストを自分の模範とし、聖母マリアの信仰に倣って、信仰を深めたいものです。
そして、
その生き様で、人々をイエスの元に連れて行き、キリストの兄弟姉妹母になりたいものですね。
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
厳しい寒さが続きますね。 こんな時は、暖かくして、読書三昧と致しましょう! お元気で!