マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

明日は今年初めてのお花見です。 そして 『メシアはガリラヤから出るだろうか。』

2017-04-01 20:17:02 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。

明日は、お花見です。

   花見といえば・・・     『桜の花の下で宴会』

      準備Okです。 
        

      ワインは、一人一本ペットボトル入り。 
          コートは、季節限定、お花見用:『桜柄コート』です。


そして。

今日は4月1日。四旬節第四土曜日。

        『今日の福音 イエスは誰?』

   『イエスの言葉を聞いて、群衆の中に対立が生じた。

群衆の中には、
「この人は、本当の預言者だ」と言う者、「この人はメシアだ」と言う者もいたが、
このように言う者もいた。
           「メシアはガリラヤから出るだろうか。」

                                          『ガリラヤ湖畔』

「メシアはダビデの子孫で、
(ガリラヤではなく)ダビデのいたベツレヘムから出ると、聖書に書いてあるではないか。」』
                                                                           
ヨハネ福音書 7章40-53節  
  
                               

 
                                           『ベツレヘム』 
                                         

ベツレヘム。
イエスの誕生の地。 エルサレムの南8㎞の丘の上の町。
この土地は、ユダヤのうちで最も肥沃な土地で、ダビデの父・エッサイならびにその先祖の地で、
『ダビデの故郷』となり、『メシアの誕生の地』と預言されたのです。

ナザレ。
イエスの両親と、幼少期から30歳頃までのイエスは、ナザレで過ごされました。
イエスは、誕生の地・ベツレヘムから、ヘロデ王迫害の手を逃れ、両親に連れられてエジプトに逃げる。
  そして。

ヘロデ王の死後エジプトから帰国し、更にヘロデ王の息子の王位時代から、ナザレに移り住んだのです。

      従って、
   『ナザレはイエスの故郷』と呼ばれ、イエスは『ナザレのイエス』と呼ばれるようになりました。

 

『「彼はナザレの人と呼ばれる」と、預言者たちを通して言われていたことが実現するためであった。』
                                                     マタイ福音書 2章23節

ガリラヤ。
イエスは、生涯の大部分をこの地で過ごされ、宣教活動の主要舞台でした。
イエスの弟子は、イエスを裏切るイスカリオテのユダ以外、11人が、ガリラヤ出身者でした。

   
   人は、
   恐ろしくもあるのですが、事実を確かめることなく、先入観で物事を判断しがちです。

   聖書には、
『メシアが、ダビデの子孫として、ダビデの町であったベツレヘムで生まれるはずである。』と書かれています。

   確かに、
   事実。 イエスは、聖書が語る通り、ベツレヘムで誕生し・・・その後、ナザレに移り住んだのです。


   聖書学者やファリサイ派の人たちや、議員たちや、イエスに反対する人たちは・・・

         『メシアがガリラヤから生まれることはない』 と、
             
       イエスの話を聞かないままに、事実を知らないままに、


        『イエスこそ本当の預言者』 『イエスこそメシア』と、
     イエスの話を聞いて、イエスを信じた群衆を、間違いであると責め立てました。


  人は、まず先入観を捨てて、相手の話を聞いて事実を確かめてから、相手を判断する。
                                          
・・・それが、大切
ですね。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
桜の開花具合を、天気予報のNewsで判断するだけでなく、この目で確かめてきますね