マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

過越し祭前日の聖木曜日・・・生きる喜びに満たされる『最後の晩餐』

2017-04-13 19:00:00 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。

今日は4月13日。過越し祭の前日。 
         『聖木曜日・主の晩餐の夕べのミサ』

『今日の集会祈願』

   『いつくしみ深い父よ、あなたのひとり子は死に向かわれる夜、
食事をともにして、新しいいけにえ、愛のうたげを教会におゆだねになりました。

        この晩餐の偉大な神秘にあずかるわたしたちが、

                                  『代々、世々続く主の晩餐・ミサ』

    『キリストの愛を受け、生きる喜びに満たされますように。』

 

『今日の第一朗読 旧約の主の過越しの規定』

    『エジプトの国で、主はモーセとアロンに言われた。

「これが主の過越しである。
その夜、わたしはエジプトの国を巡り、人であれ、家畜であれ、エジプトの国のすべての初子を撃つ。
エジプトの神々に裁きを行う。わたしは主である。

      あなたたちの家に塗った(子羊の)血は、あなたたちのしるしとなる。
  
                         『主の過越しの神秘・いけにえの血』


     『血を見たならば、わたしはあなたたちを過ぎ越す。
 わたしがエジプトの国を撃つとき、滅ぼす者の災いはあなたたちに及ばない。
     この日は、あなたたたちにとって記念すべき日(過越し祭)となる。」』
                                出エジプト記 12章1-14節


    『主の過越し』
    空よりも大きく そして 海よりも深い『主の赦しのしるし』です。
      
   自分のいかなる愚かさに気づこうとも、『神の赦し』に希望をいだきましょう!
                  主の愛を受け、生きる喜びに満たされましょう!
                      それこそが主の愛の応えることなのです。
                                   

そして。

『今日の福音 イエスの御言葉』

      『過越し際の前のことである。
     イエスは、この世から父のもとへ移る御自分の時が来たことを悟り、
     世にいる弟子たちを愛して、この上なく愛し抜かれた。
 
                  『キリストの愛を受け、生きる喜びに満たされる弟子たち』


    この映像の笑顔!
        『主の愛』を信じる者に『輝く光』です!

『夕食のときであった。
すでに悪魔は、イスカリオテのシモンの子ユダに、イエスを裏切る考えが在ることを抱かせていた。
     
            『愛の印・接吻で役人に裏切りを知らせるユダ

      主の愛を信じきれないユダ。
      
『生まれてこなかった方がよかった』 
             この『言葉』も『キリストの愛も言葉』なのです。


      
『イエスは、父がすべてを御自分の手にゆだねられたこと、
  また、御自分が神のもとから来て、神のもとへ帰ろうとしていることを悟り、
  食事の席から立ち上がって上着を脱ぎ、手ぬぐいを取って腰にまとわれた。
  それから、
 たらいに水をくんで弟子たちの足を洗い、腰にまとった手ぬぐいでふき始められた。

                   『洗足式:聖木曜日はイエスの愛の深さが示される日』


  『食事の前の洗足』
  この行為は、使用人の仕事です。
  イエスは,身を低くして、弟子たちの足を洗い『主に遣える者の姿・態度』を示されました。

『御言葉』は続きます。                                    

『さて、
     イエスは、弟子たちの足を洗ってしまうと、上着を着て、再び席に着いて言われた。

                                                  『最後の晩餐』

      「主であり、師であるわたしがあなたたちの足を洗ったのだから、
      あなたがたも互いに足を洗いあわなければならない。
   わたしがあなたがたにしたとおりに、あなたがたもするようにと、模範を示したのである。」』
                                               ヨハネ福音書 13章1-15節

     イエスは、『僕の仕事』とはいかなるものか? その模範を示されました。
           『僕の仕事』は、『神の御旨を果たすこと』です。


     
『神の御旨』とは。

     『それは、信じる者が皆、人の子によって永遠の命を得ること。』 です。
     『神は、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。
     独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。』
                                   ヨハネ福音書 3章15&16節


    『今の世の神の僕:私たち』 も。
        『神の御旨』の実現のために、
     『キリストの愛を受け、生きる喜びに満たされ』 喜びのうちに働きましょう!

    キリストの模範に倣い、お人に仕える時・・・
        私達は、キリスト御自身に出会えるのです!  
                                頑張りましょう!

                                  以上。映像はネットより拝借

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
長らく回心の時期・四旬節を過ごしてきました。主の愛を確認できる『喜びの期間』でもありました。
                        明日は、『主の受難』です。祈りましょう!